「Dental Clinic。」
朝から、どうしようもなく歯が疼く。
朝食のあと、いつものように2人で図書館へと行き、備付けのPCでFree Internetをしている間も、ズキズキと痛みが響いてくるような感じ。ダメだ、もう限界かな、これは…。
朝から、どうしようもなく歯が疼く。
朝食のあと、いつものように2人で図書館へと行き、備付けのPCでFree Internetをしている間も、ズキズキと痛みが響いてくるような感じ。ダメだ、もう限界かな、これは…。
先日の試し運転で、宿のオンボロチャリンコがそれなりに“使いもの”になることを確認できていたので、今日は朝からさらに遠出をしてみることに。
日曜日の町は、いつもとても静か。
日本以外の国では当たり前の風景であるが、通りを歩く人の少なさに、ここにきて改めて妙な寂しさを感じてしまった。いつもは時間潰しは図書館で…という気分でいるのだが、日曜日にはそれもやっていないのである。小さな町であるだけに、やる事がないと、とことん暇になってしまう。行きつく先は…やっぱり、楽器の練習ですね。
今日は、練習中にたくさんの人々が声を掛けてくれる日であった。
地元のオージー(オーストラリア人)がディジュリドゥについて語ってくれたかと思うと、三線の見た目や音色に興味を持って言い寄ってくる観光客なんかもいたりして。
今日も朝から良く晴れた。
楽器を持って宿を出ると、いつもの桟橋を目指してビーチの方へと歩き始める。
暑い。晴れていても風が冷たかったりした昨日までとは違い、今日は身体を包み込む空気までがしっかりと太陽に熱されている感じがする。
今日は一日、仕事探しの日。
別に誰がそう言ったわけじゃないけど、晴れているし、朝のコーヒーは美味しかったし、気分よく前向きに職探しに出掛けるにはちょうど良い日の様な気がしたのである。
朝から海辺の公園で楽器の練習。
今日は天気があまり良くないから、吹きッさらしのビーチは寒くて…少し内側にバックしたところにある気持ちの良い公園に場所を移して、さっそく練習を開始した。
桟橋の上から、エメラルドグリーンの海に向けて釣竿を振る子供たち。
透明すぎるくらいに透き通った水の中は橋の上からでも丸見えで、魚がたくさん泳いでいるのもしっかりと見えてしまっている。これなら、釣れないわけはないだろうなぁ。
気持ち良くカラッと晴れた空を見て、「Jetty(桟橋)」を歩くなら今日しかないと、いてもたってもいられなくなってしまった。
しかし、いざ入口に到着してみると財布の中身が料金に足りていない…。宿を出る時には楽器を練習するだけのつもりだったから、小銭程度しか持ってきてなかったのである。
8kmにも及ぶビーチの上を歩いて帰る間だけで、こんなにもたくさんのキレイな貝殻を拾い集めることができた。(上の写真じゃなくて、下の…。)
午前中のうちにバスに乗って、仕事探しに出掛けました。
向かったのは、海辺の幹線道路沿いに並ぶ“リゾートホテル”の数々。こういった大きなホテルでのハウスキーピング(掃除婦ですね、つまり。)の仕事がイイお金になるという話を聞き、さっそく訪ねてみる事にしたのだ。
夕方、再び曇り始めた空の下、それでもまずは海を見てみようと、2人は宿を出ると近くの海岸へと向かった。
Perthからバスで4時間、更に南西の海辺の町「Busselton(バッセルトン)」に到着した。
朝から天気が不安定で、移動中には雨も降りだしたりしていたのだけれど、降り立った彼の地ではそれも止み、雲の間から気持のよい青空が顔を出していた。
明日Perthを離れるとう、この町での最後の日。
初日と同じように図書館で出会ったケンジ君と連れだって、再びFremantleへ向かう事になってしまった…。理由は、そこにある「ディジュリドゥ」ショップである。
岬を後にした2人は、さらに島内1周ルートを先へと進む。
残るは、もうあと半周ということになるのだが、途中途中で立ちどまってはゆっくりしているものだから、気がついたら既にPM1:00 になろうかという時間である。
天気は、時間を追うごとに、というか、あっという間に好転してしまった。
さっきの灯台前を出発した途端、あんなに分厚く空を覆っていた灰色の雲がみるみる何処かへと吹き飛んで行ってしまって、その後には白い雲と青い空の広がる素晴らしく美しい世界が姿を現したのである。もちろん、海の色もさっきとはまるで違っている。
AM5:30にセットしたアラームの音が鳴るよりも早く、2人は順番にそれぞれの浅い眠りから目を覚ました。先に起きてキッチンに入っていたMは、お弁当の支度をしながら、Jが着替えて部屋から出てくるのを待つ。外はまだ暗く、端の方がようやく白み始めてきたくらいだ。
予報通り、今日の天気は“曇り時々雨”。
鞄の中の折り畳み傘を出したり仕舞ったり繰り返しながら、あいも変わらず町を歩く。
月曜日。町が再び動き始めたのを見計らって、Post Officeや情報センターを巡る。
Mの「Tax File Number」もようやく届き、徐々に就職準備が整ってきた。銀行カードも今日届くはずだったのだが、こちらの方は結局届かず…。
実は先週末にFirm Job(農場関係の仕事)の情報を得て、今週の金曜日にはBusselton(バッセルトン)というPerthより南に位置する小さな海辺の町のBack Packer Hostelへ移動する手はずを整えたのだが、早く銀行カードが届いてくれないと何だか困った事になってしまいそうだなぁ。
空は今日も晴れ渡っていたが、町以外には特に何処へも出かけなかった。
ただ、2日後の水曜日にRottnest Island(ロットネスト島)に行くための格安フェリーチケットを代理店で購入。ロットネスト島はFremantle(フリーマントル)の沖合に浮かぶ小さな楽園のような島で、フェリーで約30分くらいの距離に位置している。(Perthからだともう少し時間がかかり、フェリー料金も割高になるけれど。)
働き始めたらそのまま夏が終わってしまうだろうから、その前にキレイな海のある場所へ行っておこうと思って今回のこのチケット手配を決めたのだが、気になるのは当日の天気。
予報によれば、明日が「雨」で明後日は回復するとのことだから、多分大丈夫とは思うけれど。写真やポストカードで見るだけでも、この島の海の色は素晴らしく美しいです(“晴れ”の状態では)。クオッカという、この島独自だという動物に会うのも楽しみ。
とにかく、Perth周辺での日々は、急遽あと数日ということになりました。
そういえば、次の町“Busselton”も「ジブリ」にゆかりのある土地らしいのですが…!?
楽しかった動物園をあとにした2人は、行きと同じ約2kmの道のりをバス停に向けて歩き始めた。灼熱の世界と化した西オーストラリアの広大な大地の上、強烈な日差しに体中が焼け焦げていくのを感じながら2人で歩いていると、自分たちがとても小さな存在であるという弱気な感覚に襲われてしまう。
カンガルーの檻を出ると、2時に園内のステージで行われるという「動物とのふれあいショー」へと向かって走る。そして、開始時間ギリギリにそのステージに到着したところ、他の人々も次々とこのステージ前へと殺到してきていて、あっという間に辺りは“人だかり”でごった返してしまった。ここでもやはり、子供たちの姿が目立つ。最前列に立ちはだかって、彼らがこんなにも待ちわびているこのステージでの主役とは…。
日曜日。…とはいえ2人にとって今のところまだ曜日は大した意味を持っていないのだが、何となく長年の習慣で自然とレジャーな気分になって、まぁ空は曇りがちだったけれど、とりあえず午前中から2人で何本もバスを乗り継いで、郊外にあるちょっと面白そうな動物園へと向かう事にしたのです。
AM8:00前に2人とも目を覚まし、シャワーを浴びて朝食を用意する。
メニューはコーンフレークとパンで、パンには「Nutella」風のを塗って食べる。インスタントコーヒーが南米に比べると格段に美味しい。今は「MOCCONA(Medium Roast)」という名前の物を使っています。Jは砂糖とミルクを少し入れ、Mは砂糖をほんの少しだけ。このところ朝は肌寒いから、暖かいコーヒーがとても嬉しく感じられる。
それをゆっくりと飲みほしたところで、午前中はまず銀行へ。仕事を始めるためのお給料振込口座を作るためで、選んだ銀行は「ANZ」という名前です。
ちょっと高級なお店が並ぶような通りに面した支店を訪れたからだろうか、店内はとても洗練されていて、余裕のある空間とさわやかな色づかいの内装が非常に「Welcome」な雰囲気である。接客してくれたTeller(窓口係)の英語は少し聞きづらかったけれど、オーストラリア訛りがあるからこれはしょうがないことなのだろう。
話自体はトントンと進み、1つの口座で2人それぞれ名義のカードを作り(夫婦だから可能なのかな、これは)、あっという間にハードルを1つCLEARした気分だ。
そこから今度は、数ブロック離れたPost Officeへ歩いて移動。Perthの町は中心街が非常にコンパクトにまとまっているから、どこへ行くにも歩きで十分なのが、まぁ何かとやり易い。市内の中心を走るバスは料金フリーで乗れたりもするのだが、それに乗る必要も今のところはあまり感じないくらいである。しかし、バスが“タダ”っていうのも実際スゴイことだなと思う。アメリカでもヨーロッパでも、こういうシステムはあまり見たことがなかった気がするなぁ。
今日はPerthに留まって、情報集めと…、いや、それだけか…。
あまり収穫のない一日だったけど、空だけは真っ青に晴れ上がっていて、それなりに気持よく過ごすことが出来た。
Fremantle駅前からバスに乗って、列車で1駅分の距離を戻る。…だったら列車に乗った方が早いのだろうけど、バスの運賃の方が安かったから、まぁそれで…。
昨日の昼過ぎ、Perth(パース)に到着した2人は宿を出て町をぶらつき、あまりの暑さに町の中心にある公営図書館の中へと避難する事にした。
早朝の空港には、それでも既に沢山の旅行者たちが大きなバッグを担いでぞろぞろと集まってきていた。時刻はまだ、AM5:00を廻ったくらいである。
シドニーとも今日でお別れ。
1週間の滞在は、最初はちょっと長いかなとも思っていたのだけれど、歩き始めるとやはりそれはあっという間の日々だったと思う。
シドニーで過ごす最後の日を、ビーチサイドでのんびりと過ごす。
Bondi Beachはシドニー中心部からだと、ローカルバスに揺られて30分くらい。太平洋側に面したこのビーチサイドには沢山のホテルや店がひしめいていて、町からのアクセスのし易さもあって、旅行者の宿泊場所としても比較的人気の高い場所である。
噂のパレードの開幕時間が、いよいよもう“すぐそこ”まで迫ってきた…。
マーケット巡りを終えたあと、その足でOxford Streetへと再びもどり、その“通り”の様子をあらためて見て、2人とも「ほうほう、そういうことですか…。」といやに納得してしまった…。いや、大部分の通行人たちは普通の、どうともない本当に普通の方々なのですが、その中にちらほらと“普通でない”方々の姿が混ざり始めているのである。
夕方から始まる「Mardi Gras(ゲイ・フェスティバル)」までの時間を利用して、毎週末にシドニー各地で開かれる“青空マーケット”を巡ってきた。
今日から宿を移った。
今まで泊っていたHostelは3泊分しか予約しておらず(宿の様子が分からなかったから…)、いざもう3泊分を延長しようと掛け合ってみると、まんまと“満室”だったのである。
エメラルドグリーンの海辺に広がるビーチで開かれていたサーフィンスクール。
こんなきれいな海の傍に住んでたら、サーフィンだってしたくなるよなぁ、絶対…。
このところ、時差ボケの影響なのか、2人とも朝起きるのがとっても早い。
目覚ましなんかつけなくたって6時頃には目を覚ましてしまい、だから、AM7:30から始まる朝食の時間がもう、待ちきれないくらいなのである。
これから3日間の寝床となるBack Packers Hostelは、Kings Crossという駅周辺の安宿街から少しCity Centerに近づいた辺りの静かな通り沿いにあった。
AM9:00を少し廻った頃、機体はオークランド空港へと着陸した。
シドニーへはこのまま同じ機体に乗って向かう事になるのだが、燃料補給と機内清掃のために全員一度全ての荷物を持った状態で空港へと降りることになっているのである。
2人を乗せたアルゼンチン航空機は、出発時刻が遅れた以外はすべて順調なフライトスケジュールで太平洋上を西へと飛び続ける。
出発のとき。
フライト予定時刻が夜中のAM2:00(2 / March / 2009)だから、宿のフロントにお願いし
てPM10:00過ぎにTAXIを手配してもらっていたのだが…。
アルゼンチンを発つ日の朝。
フライトが夜中(AM2:00)であることもあり、宿の部屋はチェックアウトせずに、夜まで使わせてもらう事にした。宿泊費は2人で75ペソ(1900円くらい)。