06 March, 09

「Paddington 散策。」

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今日から宿を移った。
今まで泊っていたHostelは3泊分しか予約しておらず(宿の様子が分からなかったから…)、いざもう3泊分を延長しようと掛け合ってみると、まんまと“満室”だったのである。

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仕方がないから別のホステルを探し始めたのだが、これが不思議なくらいにどこも“満室”で入り込む隙がない!?
チャイナタウンにもたくさんの格安ホステルが密集しているのだが、あまりにも“アジア”な雰囲気にちょっと敬遠してしまって…。目先をかえてKings Cross周辺の安宿街で手頃な宿を探し始めてみたものの、やはりここでも、“満室”ばかり。
一体、シドニーに何が起こっているというのか…。あわてて状況をよく調べてみると、どうやら今週末、Oxford Street周辺で有名なフェスティバルが予定されているらしいのである。「Mardi Gras」と名付けられたそのフェスティバルは、毎年恒例、シドニーの「Gay & Lesbian文化」を讃える内容のパレードらしく、内容的には聞くからにちょっと面白そうではあったりする(笑)。まぁ、そんなことより問題は“寝床”なのだ。
とにかく1軒1軒“虱潰し”に当たっていった末に、ようやく少し値段高めなダブルルーム(本当はトリプルルーム)の空きを確保する事が出来た…とまぁ、それが今日こうして移ってきた、この広々快適なBudget Hostelの部屋なのである。
トリプルというだけあって室内にはダブルベッドが1つとシングルベッドが1つ置かれ、入口付近には簡単なキッチンセットまで揃っている。TVもあり、窓の外にはテーブルと椅子が置かれたバルコニーまで…1部屋1泊80ドル(5000円くらい)は確かに高いが、他になかったんだからどうしようもないです(笑)。

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思いがけず泊ることになったこの贅沢な部屋を起点にして、今日も再びシドニーの町を歩き始めた。まずは明日パレードが行われるOxford Streetに出て、そこから東側に広がるPaddington地区を散策していく。ここは先日夕方に1度訪れた地区だが、その時は時間が遅かったためにほとんどのお店が閉まっていたのである。
週末という事もあって今日はさすがに人でも多く、通りに並んだファッション系の店先には大勢の若者たちの姿が。そして、さすがに“Geyの町”といわれるだけあって、道行く人の中には“オシャレな男性”が特に多いような気がする。
Geyの人達って、どこの国でも非常に“オシャレ”であると思う。隙がない、って感じ。

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こうしてゆっくり歩いてみると、Paddingtonはとても静かで素敵な町だと思った。特に裏路地は、ひと昔前の代官山とか、何かそういうちょうど良い“喧噪を離れた”感がある。
表通りを外れた細い路地なんかに面白い店が点在しているのもよい。街路樹が豊富で、木陰を渡り歩いていると強烈な日差しを感じずに散歩を楽しむことが出来る。
Lomoのカメラを扱うお店で、キューバを映した写真展が開かれていた。店の空きスペースで行っている簡易的な展示で、入場は無料。懐かしい風景に思わず引き込まれ、思いがけず少しゆっくりしてしまった。控えめな、そしてLomo独特の発色を良く生かした、とても素敵な写真ばかりだったと思う。

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その店の近くで、ヨーロピアン・デザイナーの洋服を扱う店を発見。“Victor & Rolf”のT-shirtがちょっと良かったけど、もちろん、今の2人に手が届くはずもなく…。

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