12 November, 10

「Trekking(Dingboche)Day06。」

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AM7:30、目覚まし時計の喧しい音で、浅い眠りから覚めた。寒い。ダイニングルームの温度計は5℃を差していたが、多分、各個室内の温度はもっとずっと低かったんじゃないだろうか…。

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それにしても、標高4350mの村「Dingboche(ディンボチェ)」に至ってもなお、2人の体調はいたって良好で、朝起きた時に頭痛を感じることもなければ、食欲が減退してくる気配もない。それどころか、毎度の食事時には常時以上に腹が減ってしょうがないくらいで、昨夜も美味しいベジタブル・カレーをおかわりまでして、満腹以上になってしまった。ちなみに、ここの宿のVeg. Curryは本当に美味いです。例えていえば、日本風カレーの“シャバシャバ”ヴァージョンといった感じで、それはこの地域全般的に「カレーとはそういうもの」であるようなのだが、ここのは、味付けがちょうどイイというか、日本的というか…。薄すぎず、濃すぎず。う~ん、もう一杯!
おかわりするときはライスのみならず、カレーの方も丸々1人前追加が可能です。Nepali料理を注文すると、この辺りが非常にお得である。(PizzaやPasta、Fried Noodleなんかだと、まず“おかわり”は出来ません。)

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今朝も2人それぞれに朝食のPancakeをペロリと平らげ、AM9:00頃からトレッキングを開始した。今日は再び「高度順応」の為の滞在日ということになっていて、村の裏山に登る程度のショートトレックで今の標高に身体を慣らす。それでも、裏山の最終到達ポイントは標高4800mくらいにはなるから、焦らず、ゆっくりと登る事が肝心であるだろう。

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この辺りまで来ると周囲に背の高い木々などはほとんど無く、荒涼とした大地が、視界のどこまでも広がっている。そして、360度どの方角にも5000~6000m級の山々がドカドカとそびえ立っており、その間を歩いている自分たちが、とてもちっぽけな存在に思えてくる。まさに“圧巻”の存在感と、神々しさ。山の斜面の途中に建つストゥーパの袂で腰を下ろして、しばし「瞑想」をしつながら呼吸を落ち着ける。聴こえるのは、風の音と、自分たちの呼吸音だけ。陽の光の熱が、閉じた目の向うからジンワリと身体に沁み入ってくる。その後ふと他の登山客の話声で我に返り、2人はその場を離れて再び山の斜面を歩き始めた。

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明日は再びルートを前進して、標高4930mのLobuche(ロブチェ)へと至る予定。いよいよ、この個人的エベレストTour(2人旅)も終盤に差しかかってくる。ここまできたら、何とか無事に2人で「Kalapatthar(カラパタール)山頂」まで辿り着きたい。

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