ヨーロッパを旅してきた中でも最大のイベントとして、二人が待ちに待っていたこの日がとうとうやってきた!!今までTVでしか見ることがなかった夢の「ラ・トマティーニャ」に実際に参加できるなんて…。
昨夜は結局ほとんど眠れないまま朝を迎えて、AM7:00頃に出店のバケット(ハモンセラーノとトマト)でまずは腹ごしらえ。服も「ラ・トマティーニャ」仕様に着替えて、とりあえず、メイン会場となるストリートをcheckしに向かった。
遂に「ラ・トマティーニャ」(トマト祭り)の町、Bunol(ブニョール)にやってきた!!
GironaをAM10:00に出発して、Girona~Barcelona~Valenciaと乗り継ぎPM10:00に目的地Bunolに到着。
泊まる場所も結局確保できなかったから、大きな荷物はValencia駅のコインロッカーに預けて、着替えと少しのお金だけを持って駅泊覚悟でここまでやってきた。
今日は移動日。明後日がトマト祭りだから、今日の内にできるだけValenciaに近づいておきたくて…。とにかくいける所までって感じで列車を乗り継ぎ、PM9:00ごろにGirona(SPAIN)に到着。今夜はこの街のYouth Hostelに一泊して、明日中にはValencia入り。そして、「ラ・トマティーニャ」(トマト祭り)の町、Bunolへ…。(宿ないけど。)
ナルピーの出勤タイムに家の前でお別れをして、ウチら2人は今日も次なる場所へ。
日程的にフランスにいられるのがあと一日になってしまったので、南仏でいろいろ行きたかった場所は次回の旅で廻ることにして、今回は1泊だけAlresに滞在する事にした。
ゴッホにゆかりのあるこの場所を今回選んだ理由・・・それは、昔(高校のとき)Jが模写した絵「夜のカフェテラス」のCaféが、その町にあったから。夕方遅めに列車で到着した事もあって、街から遠い場所にあるYouthには泊まらず、街中にある安ホテル(久々)に宿をとった。イタリアからは結構Youth Hostelに泊まる事が多かったからこういう安ホテル(でもやっぱりYouthよりちょっと高い)は何だか新鮮。ボロい部屋の造りにも、ちょっと旅情緒が感じられる。そんな心地良い部屋に落ち着く暇もなく、2人は早速夕暮れ時の町を歩き始めた。今日も天気は晴れ。っていうか、Parisから南に下がってくるにつれて南国の空気が戻って来てる感じ。7~8月はずっと長袖着用の気候で、「夏」から遠ざかってたからなぁ。ここにきて、遂に「夏」復活かな?!
とにかく、この生温かい空気とそよ風がとても気持ちイイ。ドタバタとここまで来たから地図も持っていなかったけど、小さな町だから見所がコンパクトにまとまっていて歩いて廻るのに丁度いいサイズ。目的の「カフェ」にも、何気なくぷらぷらと小道を歩いてる途中に偶然遭遇してしまった。
その頃には日もだいぶ落ちてきたところで、そのたたずまいはまさに「夜のカフェテラス」。本当に、絵のままの風景がそこにあった。
ヨーロッパのこういう「変わらなさ」がスゴイなと思う。いつでも戻ってくる場所があるような感覚というか...。今日ここでゴッホに出会えた気がする様な....!??
午前中にシテ島周辺とエッフェル塔の辺りを散歩して、Paris滞在を締めくくり、午後から次なる場所へと移動。向かった先はAix Les Bainsという、Lyonから1時間ぐらい東にある山間の町。
今日はこの町に暮らしてるナルピーのお家にお泊りさせてもらう事になっていて、駅到着後はそのナルピーの仕事(Restaurant)が終わるまでの間、駅の近くのケバブ屋さんで待機。
AM0:00ごろに無事合流して、早速ナルピーのお家へ移動した。….っていってもこの時点で25日は終わっていて、部屋でも少し世間話をした後、寝床を作って消灯。Mは消灯後も結構長い間話をしていた。(ナルピーのドタバタフランス滞在話etc)
みんないろいろな生き方をしていて、人ってホント面白い。
ナルピー、影ながら応援しているよ!?
AM5:00 どうにか目覚ましの鳴る音に気づいて、眠い目をこすりながら早朝のParis東駅へ。昨日からの曇り空がまだそのまま残っていたからRonchampの天気も心配してたんだけど、行ってみたら3時間かけて移動した先には真っ青な空が待っていた。久々のドピーカン。 日頃の行いの成果か?
夕方PM5:00にParis Gare Du Nordに到着。
電話で予約を取っておいたYouthに直行したんだけど、ここでまたもや一悶着。
今回の宿、結構快適。
部屋はいつも通りのドミトリーで20人部屋という状況なんだけど、Bedが窓のすぐ近くで風通しもよく気持ちいいし、運河も見渡せて何だか落ち着く。
しかも、いつもだと大体1人か2人はイビキのでかいヤツがいるもんなのに、今回は全く無音!こんな事もあるんだなぁ。
今日は朝からまず、Antique Marketへ。
BrusselsからAmsterdamまで列車に揺られる事3時間、19カ国目となるオランダに入国した。
駅から宿までの通りを歩いているだけでも何だかこの街のイキオイを感じる。色々な物事がFree Styleに行われている(?)この街に、今日から4日間滞在する予定。
Youth Hostelもめずらしく街の中心部に位置していて、街歩きの起点としてはとても便利そう。イタリアでてっちゃん(以前アムスに住んでいた。)から教えてもらった美味しいレストラン情報なんかもあるし、その他にもMarketやら建築見学やら行きたい場所はたくさんある。そういえば、そろそろ洗濯もしなくっちゃな~。
午前中はAntwerpにいて、午後から再びBrusselsへ。
Antwerpには結局3日間(2泊)滞在したけど、街自体は単調で少し面白みに欠ける感じ。やっぱりBrusselsのほうが深みがあって、長く楽しめる街だと思う。
雑多で、少し汚くて、でも何だか活気があるこの雰囲気がTokyoにちょっと似ているのかもしれない。(全然小さいけど。)いや、TokyoというよりはOsakaって感じかな?
とにかく、ウチら2人共この街は大好き。
宿も前と同じ場所をどうにか確保できたので、週末まではここ(Brussels)を起点にしながらベルギー内を見て廻る事に。予定変更だけど、まぁトマト祭りには間に合うっしょ。
今日は2人共昨日よりは少しおめかしをして、昨日の小汚い服装では入りづらかった高級ブランド系のShopに入ってやろうと意気込んで出掛けたのに・・・・街に出てみると平日なのに何故かどこのShopもClosedのまま。もうAM11:00過ぎだし、Openしているはずの時間なんだけど....!?
今回の宿(Brussels)も朝食はビュッフェスタイル。サンドイッチとコーンフレークをおなか一杯いただいたあと、今日は朝から街の南側方面へ向かった。その辺りはアフリカ系の黒人たちがアフリカ色豊かな店を出していて、歩いている人もほとんどがアフリカ系黒人。実は、2人共髪に変化をつけたいと思っていて、AFRICAN STYLEのHair Salonを求めてこの場所に来たわけで…。
AM6:00にBrussels Midiに到着。
昨晩の夜行列車は席が狭くて二人共寝付けず...。少し寝ては、足がしびれて起きたり、手がしびれて起きたりの繰り返し。
少し疲れ気味状態のままとりあえずYouthに移動して、相変わらず重たいままの荷物を預ける。Brusselsの地図もYouthでGET!!小便小僧の像がある事ぐらいしかこの街の知識が無いまま、とりあえず街に繰り出した。
寝台列車で再びMalmo(Sweden)に戻ってきた。
この旅で訪れるまでMalmoなんて街、全然知らなかったけど、来てみるとのどかで滞在しやすい上に、立地的にも北欧の旅の起点となる存在。
今回は街の中心に近い場所にあるYouth HostelのTwin Roomに一泊宿をとり、朝からこれまた再びのコペンハーゲンへと観光に出掛けた。
天気は今日も最高のピーカン。ここのところ「晴れ」の場所を渡り歩いている感じ。旅が良い流れになってきたかな!?
そんな気持ちの良い陽気の中、まず2人が向かった先は「Carlsbergビール工場」。
昨日の快晴とはうって変わって、今日は朝から曇り模様。怪しげな雲がどんどん増えていくのを見ながら、昨日のフィヨルド(プレーケストーン)を見れた事がどれだけラッキーだったかを改めて感じた。
フィヨルド、すごい!!大自然の雄大さに圧倒された。
今日は、AM7:30に列車がスタヴァンゲル駅に到着。そのまま街のはずれにあるフェリー乗場に直行し、AM8:00のタウ行フェリーに乗船した。フェリーは30分程度で湾向かいのタウに到着。今度はそこからバスに乗り換えて、リーセフィヨルド名物「プレーケストレン」への登山口、プレーケストーレンフュッテに移動。今日の宿となる「プレーケストレンフュッテYOUTH HOSTEL」に荷物を預け、AM9:40からさっそく登山道へと向かった。
PM0:00過ぎにストックホルム中央駅に到着。
今日は一日この街で過ごして、夜の寝台列車でノルウェーのオスロまで行ってしまう予定だったんだけど、チケット売場で確認したら、土曜日はオスロ行きの列車すべてお休みらしい…!?
じゃあ、ストックホルムに一泊しようかと思ったら、今夜は安いYOUTHがすべてFULL-BOOKED!!
どうしようかと困った末に、とりあえず途中のGOTEBORGまで移動してしまうことにした。
一夜限りのラップランドでの滞在を終え、今日はバスと列車を乗り継ぎながら陸路でフィンランドからスウェーデンへ。そしてそのまま夜行列車に乗り継いで、ストックホルムまで一気に南下することに。今は、ちょうどその夜行列車に乗り込んだところで、今日は寝台ではなく、普通のシート席で一夜を過ごす事になる。(ユーレイルが使えるので一泊分タダ。)
今日のこの移動続きの行程の中で、一番のイベントになったのは国境越え。何度も経験してる事ながら、これがこの旅の中で初めてとなる「歩き」での国境越えになったのだ!!二人共そんなつもりは全くなかったんだけど、途中のバスの乗り継ぎの再にその出来事は突然におとずれた。
トルコのイスタンブールから旅を始めて二ヵ月半。ヨーロッパを南から北へとここまで駆け抜けてきて、今日、遂に北極圏に到着した。
ここロヴァニエミはサンタクロース村があることでも有名な、ラップランドへの玄関口となる町。昨日の夜にヘルシンキを寝台列車で出発して、今日AM10:55にロヴァニエミ駅に到着した。
これはM !?....ではないですね。
もちろん、お約束のサンタクロースと面会。なんとサンタさん、しっかりした日本語で話しかけてくれました。多分かなりの数の語学に通じている様子で、どの国の人にもその国の言葉でコミュニケーションを取っていた。サンタ、恐るべし!? 記念撮影もしてもらったけど、1枚€30という値段を知って、こちらの方は泣く泣く断念(サンタさんのすぐ横で写真を断るのは勇気が必要だったけど)。
今日は白夜のラップランドで夜を迎える。これはやっぱり出来るだけ起きて、沈まない太陽を体験するべきだろうなぁ。(すでに眠たい....。)
夜行列車に乗って、ヘルシンキから北へと移動。目指すは白夜の地、サンタクロースの住む北極圏。
ミニマルにまとまった客室の快適さに、2人とも何だか妙にウキウキしてくる。
列車での移動って、やっぱり心弾むものだなぁ。