April 21, 2012
オーストラリアで教わったグリーンカレー。
実はタイには行っていないのです。でもグリーンカレーを作ります。
今回のテーマは、「海外で食べた料理」ではなく、
「海外の宿やバックパッカーズの共有キッチンで教えてもらった料理」を紹介し
たいと思います。
オーストラリアのダンズバラのバックパカーズで
「まこっちゃん」というオーストラリア滞在歴の長い日本人の友達に教えてもらいました。
簡単だけど、絶対うまい鉄板なメニューで、実家でも大好評。
同じ宿にてオランダ人のダニスにアップルパイを教えてもらいました。
ダニスはお姉さんに電話でレシピを聞いて、それを伝授してくれました。
あつあつにアイスをのっけても美味しいけど、冷めてもおいしい。
こちらはみたとおり、魚です。
台湾人のジョニーに魚の釣り方から、さばき方、焼き方まで教わりました。
自分で採った魚をさばいて食べるなんて、贅沢ですよね。
カニも採り方を教わって大漁。
中身を食べた後は、殻などを鍋に放り込んで出汁をとって、雑炊に。
こちらは、南アフリカのケープタウンで一緒だった韓国人のジャンに教えてもらったビビンバ。
韓国人っていつも親切でいい人。ほんと良くしてもらってました。
同じく、ケープタウンで知り合った日本人のけんじ君が作ってくれたうどん。
一緒に作って憶えたつもりが、作る機会があまりなくてわすれちゃった。
といった感じで、いろんな国の人と一緒に作ったり教えあったりと、
旅の宿のキッチンはワイワイいつも楽しかったなぁ。
さて、そろそろ調理はじめましょう。
<材料> 4人分
鶏肉 700g
ニンジン 1本
パプリカ 1個
スナップえんどう 20本
さやえんどう 15本
竹の子 100g
ココナッツミルク缶 1缶
グリーンカレーペースト 一袋(50g)
米 3合
<調理開始>
1
お米を研いただら、30分ほどお米を水に付けておき。その後、火にかけて炊く。
2
ニンジンをスライスする。
ニンジンこのままでも美味そう。
3
パプリカをスライスする。
4
さやえんどうの筋を取る。
5
2センチ幅ぐらいに切る。
6
スナップえんどうも筋をとり、2センチ幅ぐらいに切る。
7
竹の子をスライスする。
入れる野菜は、こんな感じ。
8
鶏肉を一口大に切る。
9
カレーペーストをとりだします。
オーストラリアでは、赤い方のペーストを使っていたけど。
カルディ―には緑しかないのでそれを使いました。
10
鍋に油をひいて火にかけて、カレーペーストを炒める。
11
匂いがしてきたら鶏肉を投入する。
肉にペーストをなじませながら炒める。
12
ニンジンと竹の子を入れて一緒に炒める。
13
ニンジンに火が通ってきたら、ココナッツミルクを投入する。
14
中火で煮る。煮すぎない事。
15
味をみて整える。ちょっと、砂糖を入れてみました。
16
パプリカ、さやえんどう、スナップえんどうを入れる。
ひと混ぜする。
17
フタをして、すこし火を通す。煮込まないこと。
火を止めてしまってもOK。
18
炊きあがったごはんを皿に盛る。
19
カレーをかけて完成。
いただきます。
<感想>
今回の料理は失敗するところがない料理。注意するところは焦がさないことぐらいですかね。
オーストラリアで使っていた赤い袋のカレーペースとより、今回使った緑の袋のカレーペースとの方が辛かったような気がしました。
煮込む時間がないので、ささっとできます。是非挑戦してみてください。
今日はシードルの差し入れが!!
甘くておいしい。
食後は、桜の蒸しまんじゅう。
April 4, 2012
番外編 「ポケットグリルで魚を焼いてみよう!!」
ポケットグリルのモニターに応募したら当選して、
ポケットグリルが送られてきました。
ポケットグリルとは、電子レンジで簡単にお魚が焼ける便利グッズなのです。
早速、実家の千葉県銚子市の漁港で働く兄にサバを送ってもらい、
チャレンジしてみることにしました。
その前にちょっと銚子の水揚げ風景をご紹介します。
前回、銚子に帰省した際、兄の仕事場を見学させてもらいました。
これはうちの兄たちがお世話になっている船です。
この日は丁度、サバの水揚げでしたぁ。
大漁、大漁。これから、入札に行くようです。
まだまだ、銚子について、いろいろ紹介したいところですが、
今日はこのぐらいにして、調理開始したいと思います。
【調理スタート】
①
まずは冷凍のサバをポケットグリルに入る大きさに切ります。
②
ポケットグリルを組み立てて、といっても筒状に元々なっているので、
サイドを織り込むだけですけどね。
③
サバを凍ったまま中に入れます。
こんな感じになりました。
④
レンジに入れ3分30秒、チンします。
レンジの中はこんな感じ
みるみるうちにレンジの中が煙に覆われてきました。
⑤
レンジから出します。
見た感じ焼きめがついてますね。
⑥
ポケットグリルの切り取り線を使って、開く。
おお、たった3分なのに焦げ目が付いている。
⑦
ヘラでサバととる。
あああ、皮が下にくっついてしまったぁ。
下に灰色の四角いシートが敷いてあるんですが、
この面に魚の皮面を置くと書いてあったので、
そうしたんですけど、なぜか、くっついちゃいました。
油ひくとかしたほうがよかったのでしょうか?
なんか、方法があるのかなぁ?
そんなこんなしているうちに、同時進行で焼いていた、
魚焼きグリルを使った方のお魚も焼き上がりました。
⑧
お皿に移して、2つとも移して比べながら、いただきます。
ポケットグリルと魚焼きグリルを比べると、
ポケットグリルの方は焼き目がちょっと薄いかな。
皮がとれちゃったので、何とも言えないんだけど。
あと、サバの脂がちょっと出てしまているような気がするような。
でも、3分30秒でここまで焼けるなんてすごい。
一人暮らしだったら、ささっと簡単に出来るし、
後片付けもとても簡単で、おすすめだと思いました。
ご馳走様でした。
今回は、サバの脂がすごかったので、
今度は脂の少なめの干物なんかも試してみたいかなぁ。
ブラジルのおやつ、ポンデケージョ。
今回はブラジルで食べた、ポンデケージョというもっちりとしたチーズパンのようなおやつを作ります。
これは、リオで食べてたんですけど、
なぜか写真が見つからず...残念...。
なので、ブラジルの他のシーンを紹介します。
船で数日かけてアマゾン川をくだりました。
すごい量のハンモック、
さらに増えて二段ベッドみたくなった!!どんだけギュウギュウ?!
でも、なんだか快適でした。
船の上の料理はこんなです。
ピラニアなの?タナゴなの?
魚じゃないときはこんな感じのプレート料理がでます。
朝食は無理矢理、フライパンを叩いた音で起こされ一斉に食べさせられます。
かなり眠いけど、朝のアマゾンはすばらしいです。
船の2階にはバーがあっていつでもキンキンに冷えたビールが飲めます。
ブラジル人はビールの飲み方がわかってるなぁっていつも淳さんがいっておりました。
アマゾン川の河口の街、ベレンでは日本人のオジサンがやっているコシーニャ屋に行きました。
丸いコロッケみたいな感じでカニが中に詰まってます。
これを食べにベレンに戻りたい感じです!
ブラジルのビーチではいろいろな物を売る屋台が呼ぶと来てくれて
その場で調理してくれます。
左からバー、エビのガーリック焼き、クレープ。
他にも歩いていると、食べ物が売っていることもあります。
これは豆腐のようなデカイチーズ。
調理用具は簡素ですが意外とおいしいです。
最後に、ブラジルはサッカーだということで、
リオのマラカナスタジアムで記念撮影。
<材料>
今回は、2つのパターンで作る事にしました。
一つ目はじゃがいもをベースに作るパターン、
二つ目はYOKIという粉を使ってつくるパターンです。
現地に近いのはいったいどちらなのか、やってみようと思います。
それと、ホントはオーブンで作るおやつなのですが、
今回は、魚焼きグリルで作ってみます。
【パターン1 じゃがいも使用】
じゃがいも 1個
薄力粉 大さじ1
片栗粉 30g
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ2
牛乳 大さじ1-2
チーズ 40g
ベーコン 適量
【パターン2 YOKI使用】
YOKI チーズブレッドミックス 125g
卵 1個
水 50cc
ベーコン 適量
<調理スタート>
【パターン1 じゃがいも使用】
1
ベーコンを細かく切ります。
2
ジャガイモを茹でます。
3
茹であがったジャガイモの皮をむきます。
4
マッシャーでつぶします。
5
チーズを加えて溶かし混ぜます。
6
チーズが馴染んできたら片栗粉を加えます。
7
さらに、薄力粉を加えます。
8
砂糖を加えます。
9
塩を加えます。
10
牛乳を加えます。
11
良く混ぜ合わせていきます。
12
大スプーン1杯ぐらいとり、団子にしていきます。
13
半分ぐらいプレーンの状態の団子を丸めたら、
残りの生地に細かく切ったベーコンを加えます。
14
これも同じように団子にして丸めます。
15
アルミフォイルを敷いた魚焼きグリルのトレーに並べて
セットします。
16
弱火で20分程焼きます。
17
見張ります。
18
こげました。
魚焼きグリルは火が近いので、弱火の弱火じゃないとダメなようですね。
19
再チャレンジします。
団子をこねてまるめます。
20
もう一回並べて弱火でやきます。
21
今度はうまくいきました。
たこ焼きのような感じになりました。
【パターン2 YOKI使用】
1
YOKIの粉をボールに入れ、卵と水を加え混ぜます。
2
ま、これに全部書いてあります。
3
生地がまとまってきます。
4
またパターン1と同じように丸めて、
魚焼きグリルで弱火で20~25分焼きます。
5
完成。パターン1より丸くてハリのあるものが出来ました。
YOKIを作るバージョンはとっても簡単なので、おすすめです。
因みに、オーブンでやる時は180℃で25分です。
<感想>
現地に近かったのはYOKIを使う方でした。
芋の方はやっぱりチーズっぽさが足りないような感じです。
でも、おいしいですけどね。
オーブンでも後日やってみました。
こちらはホントふわふわもっちりにできあがります。
プレーンよりベーコンを入れた方がおいしいですよ。
食後のおやつはテオブロマのチョコレートでした。
March 21, 2012
イスタンブールの揺れまくる船の上で作られてるおいしいサバサンド。
トルコのイスタンブールに行った人ならきっと一度は食べている、
もしくは、岸に接岸しているサバサンドの船の屋台をみたことが
あるのではないでしょうか?
よくそんな揺れるところで作れるなって感じです。
動画を見たい方はこちらをクリックしてください。
今回はこのサバサンドに挑戦してみようと思います。
その前に、ちょっとトルコについてはなしたいと思います。
トルコはこの旅の中で2回訪れていますが、何度来てもいいなって思いますね。
イスタンブールのガラタ橋周辺からの景色は、異国にきたなって感じます。
なんといってもミナレット(とんがった塔)が突き出て迫力のあるモスクは、スターウォーズの世界を感じます。海峡を船で渡った時に見えるモスクはいつみても最高です。
中の装飾もとってもきれいです。
それと、やっぱりチャイですね。普通のもすごく好きなんですが、
アップルが私たちは一番好きでしたね。
トルコの人がおごってくれることも結構あります。
ほんといい人、トルコ人。
トルコのIKEAでは、チャイグラスが売られてましたよ。
トルコらしい一品だったので、自分用に買って日本に送りました。
さてさて、そろそろスタートしたいと思います。
【材料】4人分
サバ 1尾
バタール 1本
塩 少々
レモン 少々
タマネギ1個
【調理】
1
タマネギをスライスする。
2
タマネギを水にさらす。
3
サバを洗いキッチンタオルで水気を取り、骨を取り除く。
4
腹周辺のところ切り、身の大きな骨を取り除いておく。
5
サバの半身を2等分して4つに切り分けておく。
6
サバにしおをふっておく。
7
熱したフライパンに油をひき、皮面から焼く。
8
両面に焦げ目が少々つくぐらいに焼く
9
パンを半分に切る。
10
半分にしたパンに切れ目を入れる。
11
パンにサバと水を切ったタマネギをはさむ。
12
お好みでレモンをかけて完成。
<感 想>
簡単な割においしかったなぁ。
トルコにいる時よりもおいしく感じた気がしました。
本日のおやつは、ピンク色のかわいい氷餅です。
February 22, 2012
チベット料理 タントゥク
今日は、チベットで食べたタントゥックという野菜スープのスイトン入りみたいのを作ろうと思います。
現地で食べたタントゥックはこんな感じ。
少しとろみがある感じでした。
レストランのメニューに中国語がありますね〜。
チベット、かなり中国化されてきているんでしょうね。
ネパールから入国するときガイドの人に
「フリーチベット系のものを持っていたら、入国出来ないことがあるぞ。」
と言われました。
Tシャツのロゴやパソコンの中のデータ、本まで調べられるときも
あるそうで、結構、厳しいみたいです。
私たちはそんなに厳しくチェックされなかったですけど。
ヤクという牛の糞を乾燥させて、燃料にしています。生活の知恵ですね。
ストーブがついているので、外よりは暖かいですが室内でも気温はマイナスでした。
トイレも凍っているし、流せない。お尻を出すのも躊躇して膀胱炎になりそうでした。
自由行動で外を歩こうとしましたが、長くは歩いていられませんでした。
そんな時、タントゥックのような暖かいスープヌードルはとてもいいです。
バスで走っていると、たまにヤク牛の大群にあいます。
「キャラバン」というチベット映画みたいでしょ。
これはタルチョ。
タルチョは5色の祈祷旗で、これが風になびく度に読経したことになるそうです。
タルチョ以外にもマニ車というものがあり、マントラが刻まれている円筒状のもので、
これを左まわしに回転させると、回転させただけお経を唱えたことになるそうです。
民族衣装の帽子。
毛がついてて暖かそう&強そう。
街の市場にも足を運んでみました。
結構たくさんいろんな種類の物が売られていますね。
中国から来てるのかなぁ?
肉だらけブースもあります。
バスでネパールを出て5日、ついにラサに着きました。
夢にまで見たポタラ宮、ど〜ん。
八角街という巡礼路に囲まれている大昭寺(ジョカン)に周辺には
巡礼に来たひとでにぎわっています。
<五体投地>
これは、五体投地というお祈りをしているところ。
みんなが両手・両膝・額を地面に投げ伏して礼拝する姿は圧巻。
<禅問答>
こちらは禅問答をしているところです。
禅僧が悟りを開くために、修行僧が疑問を投げかけて、
禅師がこれに答えるというものなんですが、
そのやり取りの動きが独特で面白い。
また、Jが禅僧に似すぎていてそれも面白かった。
寺の中には、セブンイヤーズインチベットにも出てくる砂曼荼羅が飾ってありました。
すごい細かく作ってある。信仰心ってすごいなぁ。
まずはお買い物。
今日は、ブックスモブロさんにZINE『イスタンブール』を納品した帰り道だったので、
鎌倉で買い出ししました。
途中、古道具屋さんで寄り道しちゃって、器を買ってしまったりと、
誘惑が多く、買い物に時間がかかっちゃいました。
まずは、本日の材料を紹介します。
<材料>
•小松菜 4把
•人参 1本半
•タマネギ 1個半
•ニンニク 4片
•チリパウダー 小さじ1
•チーズ 大さじ1
•鶏肉 150g
•チキンスープ 2つ
•塩 小さじ2
•コショウ 少々
•醤油 少々
•小麦粉 250g
•水 120cc
<調理スタート>
1
小麦粉に水を加える。
2
耳たぶぐらいになるまでこねる。
こねまくる。
まとまってくると触り心地が気持ちいい。
3
1時間ほどねかせます。
(ラップでなく、ふきんをかぶせておくとかの方がいいかも、ラップにくっついちゃうから)
4
人参を切ります。
短冊のように切るといい感じです。
5
タマネギを薄切り、ニンニクをみじん切りにします。
次に小松菜なんですが、
これは福富さんの友人 森下さんが自分の畑から採れたてを持ってきてくれました。
根がついてます。
6
5センチぐらいの幅に切ります。
7
お肉を一口大に切ります。
8
先程、ねかせておいた3を小麦をつけて伸ばしていきます。
9
ナイフで3センチ幅に切っていきます。
10
フライパンで、ニンニクを炒めます。
11
鶏肉を炒めます。
12
人参も炒めます。
13
タマネギも入れます。
14
塩、コショウ、チリパウダーを加えます。
15
小松菜を入れて炒めた後、お水をたっぷり入れます。
16
15にチキンスープと、チリパウダーを加えます。
17
灰汁を取り除きます。
ちなみに、左下が先程切った9です。
18
チーズと醤油を少々加えます。
多分現地では、ヤクと呼ばれる山岳地方に棲む牛の乳で作ったチーズを使っていると思います。
9を加えて、スイトン状に茹であがったら完成です。
(生地が下にくっついてしまい、総動員で夢中になっていたので写真がないです笑)
10
器にもって完成。
<感想>
スイトンみたいな生地はすぐくっついてしまうので、
粉を良くつけるか、生地をこねる用の板の上でやった方がいいです。
3センチ幅に四角く切ったまでは良かったのですが、
くっついてしまって、大変でした。
必死に取っている間に、野菜が煮えすぎちゃうという事態…。
野菜類は後で加えタ方が良さそうです。
しかし、味は◎でした。現地っぽい。
寒い日に山の上で食べたくなるような味って感じでした。
本日のデザートは、今年初の桜餅。でした。
葉っぱの塩が利いていて、一緒に食べるとオツでした。
February 8, 2012
チキンビリヤニを作りましょ。
今回はビリヤニという「炊き込みご飯」のような食べ物にトライしてみようと思います。
まず、ビリヤニに使う長粒米「バスマティーライス」について調べていくと、
バスマティーという名称は、「香りの女王」というヒンディー語に由来するそうです。
そして、北インドではお祭りなどの時には、「バスマティーライス」が欠かせないそうです。
高級なお米なんですね。なるほど。
北インドやパキスタンの料理のビリヤニですが、
私たちはインドの旅の中だけなく、アフリカでも何回か食べる機会がありました。
印僑(在外インド人)は、華僑に次いで多いと言われている時代だけあって、
インドの料理も確実に世界中に浸透してるようですね。
ケニアのナイロビでも金曜日だけビリヤニを特別に出すお店がありました。
すごくおいしかったから、もう一回食べたかったけど、
予定が合わず食べれなくてがっかりした思い出があります。
最初に食べた時、食べるのに集中しすぎたためなのか、
そのビリヤニ写真がないのが残念です(涙)。
その代わりにといってはなんですが、
東アフリカのタンザニアにあるザンジバル島を少し紹介しようと思います。
この島は、19世紀、貿易の拠点だったこともあり、
ヨーロッパとオリエントとアフリカの文化が交錯する不思議で独特な島でした。
そのため、食べ物にも幅があって、アフリカなのにカレーとか
イスラムっぽいナツメヤシを使った食べ物とかも食べれました。
ザンジバル島で食べたカレー。
町の中心ストーンタウンにある『LUKMAAN』という定食屋です。
別の旅人に聞いて行ってみたんですが、上手すぎて通いましたね。
店内で料理を指差して選べるのも好きなものが頼めて良かったです。
これはフングニ魚市場。人多すぎ!
ザンジバル島はインド洋に浮かぶ島なので、もちろん魚介もありました。
島の東側に位置するジャンビアー二という村に滞在中、
自分たちで海でウニを採ってウニ丼をつくりました。
宿の人が醤油を持っているので、完全なウニ丼が食べれます!!
さてさて、
そろそろ本題のビリヤニに戻ります。
これはインドで列車の長距離移動をした時に車中で売られていたエッグビリヤニ。
夕方前になると注文取りのお兄さんが現れて、何が食べたいか聞いてくれます。
数時間してある駅に着くと、できたてのビリヤニとか
カレーのお弁当が運ばれて来るという画期的なシステムなのです。
そんでもって、うまいし、おなかも壊さなかったし、睡眠薬も入ってなかったし。
意外と快適な寝台車の一番上。
これも車中の食事。エッグカレーとチャパティ。
めちゃめちゃにこぼれてるけどおなかすいてるし、美味しいから許せちゃう。
食べ終わった後、ゴミを捨てる場所に困っていたら、
インド人が「俺が捨ててやる」と言うのでゴミを渡すと、速攻、窓から外へ放り投げました。
ああああ、だから町が汚いのだぞ。
しかし、カーストの世界ともなると掃除する人への仕事を分け与えていると認識されるのでしょうか?
インドによくあるゴミ溜めの風景。
牛がビニール食べちゃってかわいそう。ヒンズーでは神なはずなのになぁ。
これは、コルカタのケーキ屋さんで買ったチョコムース。
これを食べるともれなく、夜中、トイレの中で過ごせます。
何回はいて、何回下したか!悪魔の食べ物ですよ。
インドでぬるい生モノはいけませんね。
なんて、言いつつ結構いろんなもんを食べている私なのでした。
さ、料理開始しましょうか。
【材料】
バスマティーライス 3合
鶏肉 400g
エシャロット 1束
タマネギ 2個
ニンニク 4片
青唐辛子 4〜5本
生姜 1個
牛乳 400cc
ヨーグルト 大さじ4
レーズン 適量
ローリエ 3枚
シナモン 3本
カルダモン 6個ぐらい
クローブ 8個
サフラン 少々
ターメリック 大さじ1
ガラムマサラ 大さじ1
ミントの葉 半カップ
塩 小さじ2
小麦粉 1.5カップ
水 適量(こねながら調整、耳たぶぐらい)
フライドオニオン 適量
イタリアンパセリ 飾りように適量
【調理スタート】
1
バスマティーライスを研ぎます。
2
良く洗米したら、水に浸して30分置きます。
これからはこのノートに料理を書いていくことにしてました。
3
ショウガの皮を剥きます。
4
ショウガをすり下ろします。
5
ニンニクは芽をとり、小さく切っておきます。
6
青唐辛子のへたと種を取り、小さく切っておきます。
7
エシャロットも根を取り、葉っぱを切ります。
小さく切っておきます。
8
ショウガ、ニンニク、青唐辛子、エシャロットをフードプロセッサーに入れ
ペースト状になるまでブーンとします。
混ざりがわるいようならば、オリーブオイルを加えます。
9
このぐらいになったらOKです。
10
大きめの鍋に湯を沸かします。
11
ゆで卵を作ります。
12
鶏肉を食べやすい大きさに切っておきます。
13
沸騰したお湯に、さっき水に浸しておいたお米の水を切り入れます。
14
アルデンテになるまで、煮ます。
米を手でつぶして、つぶれるぐらいが目安です。
15
アルデンテに茹でたお米のお湯をきります。
あとで使うので、しばらく放置します。
16
タマネギをスライスします。
17
タマネギを飴色になるまで炒めます。
18
ペースト状になった9を、油を入れて熱したフライパンで炒めます。
19
ガラムマサラとターメリックを入れます。
焦げないように手早くかき混ぜましょう。
20
大さじ4のヨーグルトに大さじ2の牛乳を加えて
ヨーグルトカードを作ります。
かき混ぜるとラッシーみたいになりますね。
21
19に20を入れていきます。
こんな感じで混ぜてながら炒めます。
22
食べやすい大きさに切った鶏肉を入れます。
良くかき混ぜて、全体に味がなじむようにします。
23
ミントの葉を加えます。
24
シナモン、ローリエ、カルダモン、クローブを加えて一緒に炒めます
25
香りがでてきたら、お皿に引き上げておきます。
26
油をひいた鍋にレーズンを入れ炒めます。
熱するとレーズンが真ん丸くなります。びっくり。
27
鍋を密閉するためのドウを作ります。
小麦粉にお水を加えて練っていきます。
28
手に取ってまとめられるぐらいにして、良く練ります。
こんな感じにします。
29
鍋で牛乳を熱して、そこにサフランを入れ色を出します。
30
底に油を塗った大きめの鍋に、先ほど茹でたバスマティーライスを1センチの厚さに敷き詰めます。
31
30の上にスパイスと炒めた鶏肉を半分敷き詰めます。
32
31の上にバスマティーライスをまた敷き詰めます。
33
また、鶏肉を敷き、飴色に炒めたタマネギとレーズンを半分入れます。
34
またライスを敷き詰めます。層状にするのがポイントです。
35
最後に残りの飴色タマネギ、レーズンを上にのせ、
その上から、サフランを入れた牛乳をまわし掛けます。
36
先ほど作ったドウを棒状にし、鍋の縁につけていきます。
37
がっちり密閉できるように蓋を押し付けます。
ごく弱火で20分蒸し焼きにし、火を止めて15分蒸らします。
38
さあ、中はどうなってるでしょうか?!
ジャーン。いい香りがしてきます。
39
フライドオニオンを上からふりかけ、
卵とイタリアンパセリを飾って完成!!
【感想】
今回は、準備も結構早くできていてので、上手くいきました。
余裕を持つことが大切なのかもしれません。
水野さんが遊びにくるということもあり、気合いと緊張もありましたので、
それも上手くいったポイントなような気がします。
今日のデザートは鹿の子でした。
数日後にもう一回作ってみましたが、そのときはドウを作らず、ただフタで密閉しました。
そしたら、米の出来具合が悪く、なんかちがう感じになりました。
ドウを使った方が美味しく出来るようです。
February 3, 2012
メキシカンなタコスを作ってみよう!!
今回は、メキシカンタコスを作ろうと思います。
日本でタコスって言うと、固いシェルタコスを思う人が多いですが、
メキシコでタコスと言ったら、ソフトなタコスが一般的です。
大きさも小さめなものが多いし、中身にレタスが入ってることもありません。
じゃあ、なんで日本でよく紹介されているタコスは現地と違うのか、ちょっと調べてみました。
タコスはアメリカ経由で日本に伝わった経緯があるので、
日本のタコスはアメリカで主流のハードタコス
(トルティーヤを隙間を空けて半分に折り曲げ、油で揚げた硬いタイプ)
が今までは殆どだったようです。だから、固いタコスのイメージが強いんですね。
やっぱり、日本はアメリカの影響を多大に受けているんだなと実感しました。
最近は本格的なメキシコレストランではソフトな現地に近いものも
多くなってきているようですけどね。
今回はメキシコっぽいタコスを作りたいので、
トウモロコシの生地を薄くのばして鉄板で焼いたソフトなトルティーヤを目指したいと思います。
まず、材料を調べてみると、ソフトのトルティーヤをつくるには、
マサというトウモロコシの粉を使うといいことがわかりました。
いつものように、KALDIやおしゃれスーパーなどを探しても発見出来なかったので、
都内の輸入食材やに電話してみることにしました。
一つ目、鶴見にある「トッカーノ」。
こちらはラテン系の食材を扱っているという宣伝文句がHPにあったので期待大。
しかし、電話に出た外国人の女性に、「トルティーヤ、粉、ないよ」と、
速攻いわれてしまいました。残念ながらxのようです。
その後、五反田にある「ムンドラティーノ」に電話してみると、
12月にマサが入荷する予定らしいんですが、
今回入らなかったとのことでした。こちらも残念ながらx。
前々回のアフリカ料理でお世話になった上野•アメ横のカワチヤさんにも
電話しましたが、トウモロコシの粉はありましたが、
トルティーヤには向いていない粒の大きさでした。
これまた残念。
もう、調理までもう時間がないどうしようと困っていると、
友人Uが、トルティーヤの皮を生で売ってくれるお店を発見してくれました。
それは、本八幡にある「サンズダイナー本八幡店」。
電話で確認して商品を取りに行くと、快く売ってくれました。
店長さんらしき人も気さくな感じのいい人でした。
ありがとうございます。
ということで、今回、トルティーヤは焼くだけで出来ちゃうことになりました。
ここで、ちょっとメキシコを紹介したいと思います。
メキシコシティーの有名な日本人宿『ペンションアミーゴ』。
『ペンションアミーゴ』で購入できる、「富永マップ」。
見どころが凝縮されていて、これさえあれば行き場所に困りません。
これを細かく見過ぎると、あっという間に中南米で1年が経ちます。
メキシコで食べたタコスはこちら。
これは、メキシコシティーの有名な日本人宿ペンションアミーゴ近くのタコス屋です。
結構、混み合っています。安いし上手い。
メキシコで出たCM。お恥ずかしいが、サービス大公開。
メキシコシティーで見たルチャリブレ。
色んなマスクがあって、それだけで面白い。
ルチャ系の商品やメキシコの雑貨でかわいいのがここ『パンチータ』。とってもオススメです。
これは、良くストリートで売られているトウモロコシの粉をゆでた料理タマレス。
お菓子も色んな種類が売ってます。
野菜がたっぷりのったスナックもあります。
お腹をこわすこともあるのに、懲りずに生野菜を食べちゃうMでした。
鳥の丸焼きも良く食べるものの一つです。
ここの鶏肉は肉厚でおいしかったなぁ。
玉ねぎの丸焼きもとっても鶏肉に合います。
マーケットはこんな感じ。
サンクリストバルデラスカサスの町はこんな感じ。
のんびりしてます。
サンクリストバル近くにあるナチグ村。
みんな青い服を着ているんです。
これを纏えばあっという間に、村人に!
メキシコは遺跡も欠かせません。これはパレンケ遺跡。
登ったり、座ったり、自由に見れるのがいいです。
メキシコは、見るものが盛りだくさんでした。
メキシコの旅の詳しくはこちら
<材料>
トルティーヤ12枚
豚ひき肉 150g
牛薄切り肉 100g
タマネギ 1個
チーズ 少々
ライム 2個
•サルサデメヒカーナ
青唐辛子 1本
ピーマン 1個
タマネギ 半個
トマト 2個
ニンニク 1片
塩 小1
•ワカモレ
アボカド 1個
トマト 1個
タマネギ 半個
レモン 少々
<調理>
まず、サルサメヒカーナを作ります。
1
青唐辛子、ピーマン、タマネギ、トマト、ニンニクを同じ大きさに
みじん切りにします。
2
まずはタマネギをみじん切りにします。
ちょっと、勢い良くやりすぎてちょっと泡立っちゃった。
次にトマト、ちょっと荒めに。
3
次に、ピーマン。種を取ります。
フードプロセッサーでブーン、ブーン。
これも泡が立ったぞ。
泡がいやだったので早めに取り出して、手でみじん切りにします。
4
青唐辛子を切ります。
5
種を取り出します。
6
フードプロセッサーをあきらめて、手でみじん切りする。
7
ニンニクもみじん切りにする
8
みじん切りにしたものを混ぜ合わせる。
9
塩を入れて混ぜます。
10
混ぜたら、5分以上置いて味を馴染ませます。
11
何となく、汁気が多い気がしたので、タマネギを手でみじん切りにして加えます。
また、放置します。
次に、ワカモレのサルサを作ります。
12
アボカドをフードプロセッサーでペーストにします。
ブーン。
これぐらいになりました。
13
トマト、タマネギを荒めにみじん切りにします。
14
12と13を混ぜ合わせます。
15
14にレモンを絞り入れます。
次に、タコスに入れる具をつくります。
16
フライパンに油を引き、豚のひき肉を塩こしょうで炒めます。
おいしそなそぼろさん。
17
薄切りの肉をフライパンで両面やきます。
フライパンにくっついちゃうので、難しいです。
油をフライパンに良く馴染ませると良いようです。
18
タマネギを少し太めにカットしたものを、炒めます。
19
しんなりするまで炒めましょう。
20
フライパンをあたため、生のトルティーヤの両面をきつね色になるまで焼きます。
焼いたものはタオルなどで包んでおくと、しっとりしてソフトになります。
21
具をトルティーヤの上にのせて、チーズをふりかけます。
フライパンだとチーズが溶けにくいです。
バーナーが欲しい感じ。
22
コロナ用のライムを切ります。
23
チーズがとけたら、お皿にとって完成。
お好きなサルサを掛けて、コロナとともに頂きます。
<感想>
今回のタコスは、サルサがちょっと腑に落ちなかった。
もっと、メキシカンな味にしたかったんだけどな。
フードプロセッサーを使ったから、泡が立っちゃっていやだったところもあるけど、
やっぱりなにか味にパンチが無いのが物足りなさを感じました。
ちょっと、納得ができませんで、いつかリベンジをしたいものです。
今回のデザートは、幸せにもテオブロマのチョコシュークリーム。