June 29, 2011

ブラジルのお菓子 タピオカクレープ

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ブラジル リオ・デジャネイロ

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ブラジルは物価高い。
だけど、なんかすごいいい感じの国だからついつい長居しちゃう。

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アマゾン川くだり。
ハンモックに揺られながら、ビールを飲むのが最高です♪

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これが、現地で食べたタピオカクレープ。
簡単そうだから、帰ったら作ってみようと考えていたので、
作ってみようと思います。


<レシピ> 

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鎌倉で材料を調達するため、ひろしさん(このお家の持ち主)の車で出掛けてみたけれど、
平日なのに鎌倉はとっても混んでいて大変だった。

まず、紀伊国屋へタピオカ粉を探しにいったけど、意外とない。
つぶつぶのはあるけど粉は仕入れていないらしい…。
なので、アジア商会へ行ってみる事にしました。
車は停めにくかったもののここではすぐにタピオカ粉を発見する事ができた♪

よし、次はトッピングのイチゴをと思って、ユニオンとか大船のSEIYUとかにいってみたけど
時期じゃないのか全然ない。なので、かわりにキューイを買う事にしました。
本当は、イチゴが良かったけどなぁ。


------ クレープ --------

タピオカ粉 2カップ
水150cc

-------- トッピング --------
コンデンスミルク
ヌテラ(チョコ)
ジャム
いちご(今回は時期が時期なのでほかの物で代用)


<調理開始>

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1ボールにタピオカ粉をいれ、水を少しずつ加える。粉を少し湿らせてシットリした
 感じにする。

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ひとんちなのに床に全開こぼしまくる。

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わっせわっせ、かき混ぜていく。

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調子にのって、水をどんどん入れちゃうとこのように失敗する。
ドロドロになっちゃったよ。

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みんなも触ってみそ。つかんだときは個体なのに、手の上に乗せると液体になって
とろっと下に垂れていっちゃいます。
これから作る方、水加減重要なようです。気をつけてね♪

やりなす事にしました。

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今度は水加減をカップでしっかりと丁寧に計りながらいれます。
(最初っからしっかり計れよって話もありますが...。)

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2こんな感じでザルで漉して細かい粒にします。

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3フライパンを中火で熱し、粉を振りまく。

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4 まんべんなく広げて焼く。

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さっきのはまんべんなく広げすぎて、ひっくり返せなかったので、小さく焼く。

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5トッピングなどを用意する。キューイを切る。

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ヌテラにコンデンスミルクを混ぜる。

 好きな物をトッピングして完成。


< 感 想 >

今日は、レシピなどの準備が全然できてなかったので
完成はしたけれど、味や見た目がブラジルのそれと違ってしまいました。
ブラジルのはもっとやらかくて、オモチみたいにプニュッとしていたのに
こちらはカチカチでございます。
中身もベリー系じゃないとだめかも。

今、パティシエの友達に解決策を相談中。
もっかい、リベンジしたいです。

Posted by momoe at 12:14 AM | Comments (0)

June 22, 2011

夜の屋台のザンジバルピザ。

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タンザニア ザンジバル

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タンザニア ザンジバル島。ここは大量のアフリカ人が奴隷として集められ各地に連れて行かれる前の奴隷の市場として、またスパイスなどの売買の東西の交易の拠点として栄えていたので、アフリカ以外の国の影響を受けている独特な島でした。

アフリカ大陸を南下している旅人にも、北上している旅人にもちょうどアフリカ大陸の真ん中あたりに位置していて、イスラミックな感じが落ち着くし、、ごはんも種類が沢山あって美味しいので、長旅の休憩ポイントみたいな島でもあります。

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ストーンタウンは夜の屋台も充実しているので、夜になると広場に海鮮(新鮮かちょっと不安)、コーヒー、串焼き、ピザ、サトウキビジュースなど沢山の食べ物が並ぶ。

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これが、今回のザンジバルピザ。

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美味い具合に生地を伸ばして焼いてくれる。





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ザンジバルはストーンタウン以外の町ものんびりしていてとてもいい。

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日本ぽい料理を食べれる『マライカ ゲストハウス』は、旅人に有名。

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自分でウニを取りに行って、ウニ丼を作ったりできました。


<レシピ> 4人分

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------ 生 地 --------

強力粉 2と3/4カップ
ドライイースト 小さじ 1
ぬるま湯 90cc
オリーブオイル 大さじ 1/2
塩 少々
砂糖 小さじ 1


-------- 中 身 --------

 タマネギ 中2 個
 ニンジン 1 本
 パプリカ 2個
 チーズ 4個
 卵 4個
 ひき肉 300g
 マヨネーズ 適量

<準備のはなし>

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今回は、生地が一番悩むところだった。ピザのような生地だったと思うけど、すごく薄かったような。
薄さは生春巻きの感じだけど、焼いたときにカリカリではなく、お好み焼きのような感じにならなくちゃいけない。

どうすりゃいいんだぁ~?

その週テレビで、ピザを投げて薄くしているのを発見。頑張ればピザ生地も薄くなんじゃないかな?
って話になり、ピザ生地と同じ材料でいくことにしました。

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ザンジバルのピザに味を近づけるために肉は『牛挽肉』に!
Jはお値段も手頃な合挽きがいいんじゃないかって言ったけど、ここは牛ひき肉こだわらせていただきました。
なぜなら、イスラム圏は豚を食べないからです。

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万引きのおじいさんにビックリするM。

日本の場合   買い出し(4人分)合計金額 1960円  一人490円
ザンジバルの場合 屋台で(1人分)合計金額 約円  一人95円


<調理開始>

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まずは生地づくり。

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強力粉にぬるま湯でといたドライイーストと塩、砂糖を生地に混ぜていく。

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オリーブオイルを加え、生地をまとめていく。

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打ち粉をふり、生地をこねていく。

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こんなんなります。

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ラップをかけて、30℃のところで40分置く。
今日は、夏日で部屋の中がちょうど30℃でした。

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生地を寝かせている間に、中身を作ります。
ニンジン、タマネギ、パプリカなどの野菜をみじん切りにしていく。

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ひき肉を炒めてます。

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40分経ったら、生地の空気を抜き、4等分にして丸める。

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今度はふきんを掛けて20分置きます。

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生地を丁寧に伸ばして薄くしていきます。
現地の人は真ん中だけ2重にしていましたのでそうしました。
(多分、破れないようにだと思うけど。)

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タマネギ、ニンジン、パプリカ、炒めた挽肉を乗せて、さらにクリームチーズとマヨネーズを乗せる。

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最後にといた卵をかけ、ぐちゃぐちゃに混ぜます。

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生地を折りたたんで、中身を包みます。

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生地に穴が空いてしまうと、中身がダダ漏れでオムレツになってしまいます。
このようにね。

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失敗を生かして、2個目に挑戦。
オリーブオイルを塗りながらやると上手に伸びます。

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今回は、オリーブオイルをたっぷり使って穴が開か無いようにキッチリと。

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ま、少し漏れちゃったのもありますが、両面を弱火で焼いて、完成。


<感 想>

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味は、ザンジバルピザなんだけど、周りの皮の部分が厚い。
現地ではすご~く薄く伸ばしてたのに、生地が切れてなかった。
なんで?どうして?知ってる方教えてください。

クリームチーズが味のポイントになっていますね♪おいしい。

ちょっと、お好み焼きぽい出来になってしまいましたが、
味が良かったのでOKとしましょうね。

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本日の食後は、きんつばです。

Posted by momoe at 9:27 AM | Comments (0)

June 15, 2011

本場エジプトのコシャリ

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エジプト

エジプトでは超庶民的料理、安い、うまい、早い。
だいたい小さいカップだと20円ぐらいで、大きいカップでも80円ほどで食べれるので貧乏旅行者の強い味方。
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本場のコシャリはこれです。

町のどこでも売られているけど、やっぱりここが一番だと現地の人がお勧めするところに連れて行ってもらった。まだ、いろいろは食べてなかったのでそのときは比べられなかったけど後から考えるとハルガダという町で食べたやつがおいしかったかも。

エジプトはこんな感じ。

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ここは、シーシャ(水たばこ)を吸ったり、シャーイを飲んだりするカフェ。

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ルクソールに向かう途中の神殿の壁画。クレオパトラもドーナツ食べてたのかな?

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壮大なエジプトのアブシンベル神殿。

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エジプトは、遺跡だけじゃなく海もとってもきれいです。

<レシピ> 4~5人分

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レシピを冷蔵庫のところにスタンバイ。

------ ベース --------

 米 1.5合
 レンズ豆 1カップ
 小さなマカロニ 120g
 ひよこ豆 1カップ

--------トマトソース--------

 チョップドトマト 2カップ
 タマネギ 大1個
 ニンニク 5片
 チリパウダー(チリ、クミン、オレガノなどが入っている)


フライドオニオン 適量
酢 適量

<準備のはなし>

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今回は、豆類をどうするかで少し悩む。豆を生から煮た方がおいしそうだけど、パスタも茹でて、ご飯も炊いて、豆も2種類煮るとなるとすご~く時間が掛りそうだなと思ったんで、豆類は缶詰に頼ってしまいましたぁ。

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次にマカロニ。エジプトに比べて日本はマカロニとかショートパスタの種類が少ない。もっと小さくて短い物が欲しかったけど、この辺ではこのサラダ用のマカロニが一番小さいみたいだったのでこれ使いました。

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エジプトではコシャリはホント超庶民フードなので、気合いを入れ過ぎず作ろうとは思っていたけど、現地とのパスタの違いとか香辛料の風味の違いやなどうまくいくかなぁとちょっと心配。

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フライドオニオン。

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KARDI、なんでもあんなぁ。


日本の場合   買い出し(4人分)合計金額 1200円  一人300円
(ごはんとまんじゅうは含まれません。) 
エジプトの場合 レストラン(2人分)合計金額 約120円  一人60円


<調理開始>

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1 お米はといで、塩をひとつまみ入れて炊く。

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2 タマネギ、ニンニクをみじん切りにする。

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人指し指の皮がむけましたぁ。

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粗みじん、刻めましたっ。


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3 タマネギをいためる。

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4 そこにニンニクを加え、色づくまで炒める。

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5 チョップドトマトを加えて、沸騰したら弱火にして15分ぐらい煮る。

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6 マカロニはたっぷりの湯で塩を少し入れてゆでる。

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7 缶詰から1カップずつ豆を取り分け、まず缶詰のレンズ豆を湯通ししておく。

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8 炊きあがったご飯とマカロニとレンズ豆を混ぜ、ざっくりとかき混ぜ、ふたをして蒸らしておく。

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9 ひよこ豆を湯通ししておく。 

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10 蒸らしておいたご飯たちをボウルに盛る。
11 トマトソースを10の上にかける

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12 ひよこ豆とフライドオニオンをトッピングして完成。

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13 お酢をかけると、さっぱりしておいしいです。よく混ぜ混ぜして食べましょう。


<感 想>

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実際作ってみると、見かけは結構うまい具合に近い物が出来たなと、ぽいなと。
でも、味は現地のコシャリの方は、もうちょっとオイリーでスパイシーだったような気がする。「トッピングの違い」と「現地の香辛料の本格的な感じと日本で手に入る上品な香辛料の違い」なのかなぁ?

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Jは逆に現地より油っぽくないのが美味しいかったらしい。

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食後に温泉まんじゅう。

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その後は、あじさい寺にお散歩に行きましたぁ。

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今日はのんびりdayでしたぁ。

Posted by momoe at 1:25 AM | Comments (0)

June 8, 2011

「モーレネグロ。」   

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メキシコ オアハカ

この料理は、メキシコに行く前から他の旅人(M夫妻)から「オアハカに行ったら絶対食べてね。」と薦められていた料理でした。チョコレートソースってどんな味?甘い?チキンに合うの?どうなの?っよ、ずっと気になっていたけど実際現地で食べてみたら、めちゃウマ!!匂いはチョコなのに食べてみると、辛甘いという不思議な味。思わずオアハカ滞在中に2回も食べちゃった。

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これが現地で食べた「モーレネグロ」。

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オアハカの市場はこんな感じ。

<レシピ> (4人分)

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チキン(もも 600g
トマト 小2個 
玉ねぎ 中1/2個 
チキンスープ 100cc
ピーナッツ 大さじ 山盛り1
スパイスミックス 1袋
おろしニンニク 大さじ1
ハラペーニョソース 大さじ1
オリーブオイル 適量
チョコレート カカオ72% 1/2枚
塩 適量


<準備のはなし>

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前日までレシピがはっきりしなかったから、どうなる事かと思ったけど意外と結果的には近所のスーパーをハシゴして、どうにかなりました。

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まずチョコレートはカカオが72%と多く入っているものを見つけなくてはならず、スーパーをハシゴ。「おっ発見!」と思ったら99%とか84%だったり(苦すぎて食べれないかも)した。でも、結局はGarden(スーパーマーケット)で発見。ここは、72%だけで2種類もあった。さすがGarden。

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スパイスミックスとハラペーニョソースはKARDIで。KARDIは頼もしい存在。見てるだけでも楽しいし、コーヒーとかアイスとか試飲試食出来るのもいいですな。
スパイスコーナーへGO!スパイスミックス発見!今回のこの料理にはLAWRY‘SのGUACAMOLEミックスをチョイス。この中には、ガーリックパウダー、チリパウダー、クミン、白コショウ、オレガノ、パセリなど沢山スパイスが入っているのでお手軽に本格的な味になるようです。GUACAMOLEミックス万歳。
ほんと、いいにおいになるんですよねぇ。

さらに、ピーナッツ。これはスプーン一杯だけ分必要なんだけど、一袋(100g)買うと200円近くした。まぁ、いいかとも思ったんだけど柿の種の売り場に行ってみたら、一袋165円ではないか!ということで、ピーをそっから取ることに。柿の方はおつまみになるしね。一石二鳥、いや、貧乏症か?


日本の場合   買い出し(4人分)合計金額 1505円  一人380円
(ごはんとコロナ代は含まれません。) 

メキシコの場合 買い出し(2人分)合計金額 約800円  一人400円
オアハカではちゃんとした伝統料理のレストランに入ったのでちょっと高かったです。


<調理のはなし>
さっそく、調理スタート。

----- モーレネグロソース -----

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1 チキンをフォークで刺す。皮面はしっかりと。
2 鶏肉にオリーブオイルと塩を全体に馴染ませ、冷蔵庫に入れておく。

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3 トマトは皮を剥いてざく切りにしておく。玉ねぎはみじん切り。

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4 ピーナッツを包丁で細かく砕いた後、すりこぎでペースト状になるまでする。

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ここで、すれたピーナッツを皿に移していたら、皿ごと床に落してしまったぁ~。
せっかく、一生懸命すったのに~!!!アホです。やり直しだ...(泣)。

再チャレンジ !! 今度は落とさないようにしないと。

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やっと、すれましたぁ。匂いもいいようです。

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するの楽しいけど、ピーナッツで2回やってるから、手が痛くなってきた。

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5 ニンニクもすりこぎでする(おろしがねよりすりこぎの方が匂いがいいようです。)。

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6 オリーブオイルを入れ、ニンニクと玉ねぎをしんなりするまで炒める。

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7 しんなりしたらスパイスミックスを混ぜる。

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こんな感じになってきました。

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8 チキンスープ、トマト、ピーナッツを入れる。

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9 ついに、チョコをいれる。

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10 チョコが溶けて黒い感じになったところへ、ハラペーニョソースを入れて弱火で煮る。
11 トロッとしてきたら火を止めて完成。

----- ごはんを炊く&チキンを焼く ------

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1 ごはんを炊きます(普通よりちょっと硬めに炊くとメキシコッぽいかも)。

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2 冷蔵庫に入れておいたチキンをフライパンで皮面からやや強火で焼く。

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油がたくさんでるので、キッチンペーパーでフライパンの油を吸取る。


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3 皮面がきつね色になってきたらひっくり返して、反対面も焼く。

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4 ふたをしてお肉に火が通るのを待つ。
5 お肉の中まで火が通ったら完成。

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ソースをかけて、

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さあ、みんなで試食です。コロナでカンパ~イ !!

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調理に2時間ぐらいかかっちゃって、みんな腹ペコだったのもあり、すぐに完食。

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今日のデザートは、お芋のケーキです。ほんのり甘くておいしい。

<感 想>
先週は途中でサザを失敗しそうになったから、今回も少し心配していたけど、スパイスミックスとチョコを混ぜたあたりから「おっなんかこんな感じかも。いいかも。」って感じになってきて一安心でした。

フードプロセッサーを持っていないのですりこぎでやったのが時間が掛かるポイントですね。
あと、ご飯もちゃんとガスで焚いているので、それも一つの理由。
でも、メキシコではみんながフードプロセッサーを持っているとは思えないから、
こんなやり方が現地っぽいのかも。

現地では蒸したチキンにソースをかけていたんですが、今回はこんがりきつね色の
焼き目をつけた感じのチキンに仕上げました。皮カリカリでおいしかったな。

フクトミ書房の福富さんからは八丁味噌みたいだといわれました。
確かに、そんな感じかも。八丁味噌風味のカレーソース?

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噂の柿の種。おつまみにもなって、やっぱり良かった。

見かけは、メキシコの方がソースがさらっとしていたけど、多分これは煮込み時間とかも
影響するのかもしれません。具をフードプロセッサーでやったらもっと近い感じになるのかも。

なにはともあれ、美味しくできて良かったぁ。

来週は、エジプト料理コシャリです。
お楽しみに !!

Posted by momoe at 1:04 AM | Comments (0)

June 1, 2011

「チキンのトマト煮とムリオ サザ添え」

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アフリカ ジンバブエ マコニ村
ジンバブエのマコニ村のムビラ奏者ガリカイさんのおうちにホームステイしたときに、ガリカイさんの奥さんに教えてもらった料理です。そこのお家は大家族なので一度に作るのは12人分!すごい量になります。ですが、物価はとっても安いので材料をそろえても12人分で5ドルもしません。
日本で作るとどのようになるのか、作ってみようと思います。

<レシピ>

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煮込み(4人分):

チキン(骨付き)300g
トマト3個 
油 適量
水(100cc)
塩 適量
ムリオ(今回は小松菜を使用)3把


サザ:

トウモロコシの粉(今回はコンスターチを使用)


<準備のはなし>

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まずは、ムリオ。ケールに似た野菜だけど、日本では見かけない野菜。まずは、ケールで作ってみようとインターネットで探してみるが、あまり気がすすまない。なぜかというとケールは青汁の原料で、検索する度に青汁の説明が付いていたりするのです。「まずい」というイメージが強い感じ。スーパーマーケットにもあまり置いていないのも需要がないからのはず。そこで、何か代用品はないかとスーパーの野菜売り場をウロウロしてみた。そこで、なんかニュアンス的に似ているものを2つ発見。1つ目は、小松菜。茎の太さと長さが似ている。2つ目は、タァツァイという中華に使う葉野菜。これは茎も葉っぱも似ている。けど、イメージのモノよりは茎の長さが短い。

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結果、日本で入手しやすいモノがいいかなということで、今回は小松菜を使うことにしました。


次にサザの原料であるトウモロコシの粉。色々調べた結果、これはコンスターチが一番それに近いようだった。

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最初はコーンミールとかコーングリッツが近いのかなと思ってスーパーマーケットに見に行ってみたけど、一目で「あ、これ違う。」とわかった。サザの原料はふつうクリームっぽい白なのに対し、コーンミールやコーングリッツは黄色い。ちがう。再度検索。ケニア大使館のサイトや他のサイトで検索のすえ、コンスターチが一番近い物ができそうだという結果に至った。

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よし、これでいってみよう。

日本の場合   買い出し(4人分)合計金額 968円  一人242円 
アフリカの場合 買い出し(12人分)合計金額 5ドル  一人40円

<調理のはなし>
さっそく、調理スタート。

----- チキントマト煮込み -----

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1 まず、チキンに水を加え煮ます。

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2 沸騰したら煮汁を取り出します。

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3 チキンに油を入れて炒め、刻んだトマトを鍋に入れます。
4 15分ほど煮込ます。
5 2で残しておいた煮汁を半分戻し少し煮ます。
6 塩を適量加え味を整えて、完成。
*日本のトマトは水が多いので、熟したトマトの場合は少なめにしてみるといいかも。
*トマトは酸っぱい時は蜂蜜を少し加えるといいです。

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7 ムリオ(今回は小松菜)をざく切りにします。

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ちなみに、アフリカではまな板がないので、このように手で野菜を握って切っていました。

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8 鍋に多めに油を熱します。そこにムリオ(今回は小松菜)を入れて炒めます。
  火が通ったらさっき残しておいた2の煮汁の残りを入れて数分に煮込みます。
9 塩で味を整えて完成。


----- サザ ------

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1 200ccぐらい水を沸騰させます。
2 コンスターチを加えて混ぜていきます。
*少しだまになったりしますが、慌てずグルグルかき回し続けましょう。

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3 おもちのように白く固まってきたら完成です。

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<感 想>
こんなにシンプルな材料で大丈夫なのか?と、試食メンバーは思っていたと思います。
たしかに、私も少し不安でした。あの時はアフリカで食べたので、アフリカ的に美味しい
というレベルかもしれないなと。しかし、いざ、完成したものを食べてみると意外とイケる。

今回、一番難関だったのはサザづくり。作り始めコンスターチがダマになるし、白を予想していた色もクリアになってしまった。やばい、失敗だと思っていたら、試食人の方たちがもっと粉を入れてグングンかき混ぜてみろとアドバイスをくれました。最終的にはサザに近いモノが出来ました。よかったよかった。


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たまには手で食べるのも新鮮でいいですよね。

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これは、試食メンバーの差し入れ!!チョコレート屋さんのチョコケーキだそう。
めっちゃ濃厚でおいしかったぁ。

では、また次回に乞うご期待。

Posted by momoe at 9:03 PM | Comments (1)