タンザニア ザンジバル島。ここは大量のアフリカ人が奴隷として集められ各地に連れて行かれる前の奴隷の市場として、またスパイスなどの売買の東西の交易の拠点として栄えていたので、アフリカ以外の国の影響を受けている独特な島でした。
アフリカ大陸を南下している旅人にも、北上している旅人にもちょうどアフリカ大陸の真ん中あたりに位置していて、イスラミックな感じが落ち着くし、、ごはんも種類が沢山あって美味しいので、長旅の休憩ポイントみたいな島でもあります。
ストーンタウンは夜の屋台も充実しているので、夜になると広場に海鮮(新鮮かちょっと不安)、コーヒー、串焼き、ピザ、サトウキビジュースなど沢山の食べ物が並ぶ。
これが、今回のザンジバルピザ。
美味い具合に生地を伸ばして焼いてくれる。
ザンジバルはストーンタウン以外の町ものんびりしていてとてもいい。
日本ぽい料理を食べれる『マライカ ゲストハウス』は、旅人に有名。
自分でウニを取りに行って、ウニ丼を作ったりできました。
<レシピ> 4人分
------ 生 地 --------
強力粉 2と3/4カップ
ドライイースト 小さじ 1
ぬるま湯 90cc
オリーブオイル 大さじ 1/2
塩 少々
砂糖 小さじ 1
-------- 中 身 --------
タマネギ 中2 個
ニンジン 1 本
パプリカ 2個
チーズ 4個
卵 4個
ひき肉 300g
マヨネーズ 適量
<準備のはなし>
今回は、生地が一番悩むところだった。ピザのような生地だったと思うけど、すごく薄かったような。
薄さは生春巻きの感じだけど、焼いたときにカリカリではなく、お好み焼きのような感じにならなくちゃいけない。
どうすりゃいいんだぁ~?
その週テレビで、ピザを投げて薄くしているのを発見。頑張ればピザ生地も薄くなんじゃないかな?
って話になり、ピザ生地と同じ材料でいくことにしました。
ザンジバルのピザに味を近づけるために肉は『牛挽肉』に!
Jはお値段も手頃な合挽きがいいんじゃないかって言ったけど、ここは牛ひき肉こだわらせていただきました。
なぜなら、イスラム圏は豚を食べないからです。
万引きのおじいさんにビックリするM。
日本の場合 買い出し(4人分)合計金額 1960円 一人490円
ザンジバルの場合 屋台で(1人分)合計金額 約円 一人95円
<調理開始>
まずは生地づくり。
強力粉にぬるま湯でといたドライイーストと塩、砂糖を生地に混ぜていく。
オリーブオイルを加え、生地をまとめていく。
打ち粉をふり、生地をこねていく。
こんなんなります。
ラップをかけて、30℃のところで40分置く。
今日は、夏日で部屋の中がちょうど30℃でした。
生地を寝かせている間に、中身を作ります。
ニンジン、タマネギ、パプリカなどの野菜をみじん切りにしていく。
ひき肉を炒めてます。
40分経ったら、生地の空気を抜き、4等分にして丸める。
今度はふきんを掛けて20分置きます。
生地を丁寧に伸ばして薄くしていきます。
現地の人は真ん中だけ2重にしていましたのでそうしました。
(多分、破れないようにだと思うけど。)
タマネギ、ニンジン、パプリカ、炒めた挽肉を乗せて、さらにクリームチーズとマヨネーズを乗せる。
最後にといた卵をかけ、ぐちゃぐちゃに混ぜます。
生地を折りたたんで、中身を包みます。
生地に穴が空いてしまうと、中身がダダ漏れでオムレツになってしまいます。
このようにね。
失敗を生かして、2個目に挑戦。
オリーブオイルを塗りながらやると上手に伸びます。
今回は、オリーブオイルをたっぷり使って穴が開か無いようにキッチリと。
ま、少し漏れちゃったのもありますが、両面を弱火で焼いて、完成。
<感 想>
味は、ザンジバルピザなんだけど、周りの皮の部分が厚い。
現地ではすご~く薄く伸ばしてたのに、生地が切れてなかった。
なんで?どうして?知ってる方教えてください。
クリームチーズが味のポイントになっていますね♪おいしい。
ちょっと、お好み焼きぽい出来になってしまいましたが、
味が良かったのでOKとしましょうね。
本日の食後は、きんつばです。
Posted by momoe at June 22, 2011 9:27 AM