この料理は、メキシコに行く前から他の旅人(M夫妻)から「オアハカに行ったら絶対食べてね。」と薦められていた料理でした。チョコレートソースってどんな味?甘い?チキンに合うの?どうなの?っよ、ずっと気になっていたけど実際現地で食べてみたら、めちゃウマ!!匂いはチョコなのに食べてみると、辛甘いという不思議な味。思わずオアハカ滞在中に2回も食べちゃった。
これが現地で食べた「モーレネグロ」。
オアハカの市場はこんな感じ。
<レシピ> (4人分)
チキン(もも 600g
トマト 小2個
玉ねぎ 中1/2個
チキンスープ 100cc
ピーナッツ 大さじ 山盛り1
スパイスミックス 1袋
おろしニンニク 大さじ1
ハラペーニョソース 大さじ1
オリーブオイル 適量
チョコレート カカオ72% 1/2枚
塩 適量
<準備のはなし>
前日までレシピがはっきりしなかったから、どうなる事かと思ったけど意外と結果的には近所のスーパーをハシゴして、どうにかなりました。
まずチョコレートはカカオが72%と多く入っているものを見つけなくてはならず、スーパーをハシゴ。「おっ発見!」と思ったら99%とか84%だったり(苦すぎて食べれないかも)した。でも、結局はGarden(スーパーマーケット)で発見。ここは、72%だけで2種類もあった。さすがGarden。
スパイスミックスとハラペーニョソースはKARDIで。KARDIは頼もしい存在。見てるだけでも楽しいし、コーヒーとかアイスとか試飲試食出来るのもいいですな。
スパイスコーナーへGO!スパイスミックス発見!今回のこの料理にはLAWRY‘SのGUACAMOLEミックスをチョイス。この中には、ガーリックパウダー、チリパウダー、クミン、白コショウ、オレガノ、パセリなど沢山スパイスが入っているのでお手軽に本格的な味になるようです。GUACAMOLEミックス万歳。
ほんと、いいにおいになるんですよねぇ。
さらに、ピーナッツ。これはスプーン一杯だけ分必要なんだけど、一袋(100g)買うと200円近くした。まぁ、いいかとも思ったんだけど柿の種の売り場に行ってみたら、一袋165円ではないか!ということで、ピーをそっから取ることに。柿の方はおつまみになるしね。一石二鳥、いや、貧乏症か?
日本の場合 買い出し(4人分)合計金額 1505円 一人380円
(ごはんとコロナ代は含まれません。)
メキシコの場合 買い出し(2人分)合計金額 約800円 一人400円
オアハカではちゃんとした伝統料理のレストランに入ったのでちょっと高かったです。
<調理のはなし>
さっそく、調理スタート。
----- モーレネグロソース -----
1 チキンをフォークで刺す。皮面はしっかりと。
2 鶏肉にオリーブオイルと塩を全体に馴染ませ、冷蔵庫に入れておく。
3 トマトは皮を剥いてざく切りにしておく。玉ねぎはみじん切り。
4 ピーナッツを包丁で細かく砕いた後、すりこぎでペースト状になるまでする。
ここで、すれたピーナッツを皿に移していたら、皿ごと床に落してしまったぁ~。
せっかく、一生懸命すったのに~!!!アホです。やり直しだ...(泣)。
再チャレンジ !! 今度は落とさないようにしないと。
やっと、すれましたぁ。匂いもいいようです。
するの楽しいけど、ピーナッツで2回やってるから、手が痛くなってきた。
5 ニンニクもすりこぎでする(おろしがねよりすりこぎの方が匂いがいいようです。)。
6 オリーブオイルを入れ、ニンニクと玉ねぎをしんなりするまで炒める。
7 しんなりしたらスパイスミックスを混ぜる。
こんな感じになってきました。
8 チキンスープ、トマト、ピーナッツを入れる。
9 ついに、チョコをいれる。
10 チョコが溶けて黒い感じになったところへ、ハラペーニョソースを入れて弱火で煮る。
11 トロッとしてきたら火を止めて完成。
----- ごはんを炊く&チキンを焼く ------
1 ごはんを炊きます(普通よりちょっと硬めに炊くとメキシコッぽいかも)。
2 冷蔵庫に入れておいたチキンをフライパンで皮面からやや強火で焼く。
油がたくさんでるので、キッチンペーパーでフライパンの油を吸取る。
3 皮面がきつね色になってきたらひっくり返して、反対面も焼く。
4 ふたをしてお肉に火が通るのを待つ。
5 お肉の中まで火が通ったら完成。
ソースをかけて、
さあ、みんなで試食です。コロナでカンパ~イ !!
調理に2時間ぐらいかかっちゃって、みんな腹ペコだったのもあり、すぐに完食。
今日のデザートは、お芋のケーキです。ほんのり甘くておいしい。
<感 想>
先週は途中でサザを失敗しそうになったから、今回も少し心配していたけど、スパイスミックスとチョコを混ぜたあたりから「おっなんかこんな感じかも。いいかも。」って感じになってきて一安心でした。
フードプロセッサーを持っていないのですりこぎでやったのが時間が掛かるポイントですね。
あと、ご飯もちゃんとガスで焚いているので、それも一つの理由。
でも、メキシコではみんながフードプロセッサーを持っているとは思えないから、
こんなやり方が現地っぽいのかも。
現地では蒸したチキンにソースをかけていたんですが、今回はこんがりきつね色の
焼き目をつけた感じのチキンに仕上げました。皮カリカリでおいしかったな。
フクトミ書房の福富さんからは八丁味噌みたいだといわれました。
確かに、そんな感じかも。八丁味噌風味のカレーソース?
噂の柿の種。おつまみにもなって、やっぱり良かった。
見かけは、メキシコの方がソースがさらっとしていたけど、多分これは煮込み時間とかも
影響するのかもしれません。具をフードプロセッサーでやったらもっと近い感じになるのかも。
なにはともあれ、美味しくできて良かったぁ。
来週は、エジプト料理コシャリです。
お楽しみに !!