February 22, 2012

チベット料理 タントゥク

thenthuk_011.jpg
今日は、チベットで食べたタントゥックという野菜スープのスイトン入りみたいのを作ろうと思います。

L1820214.JPG
現地で食べたタントゥックはこんな感じ。
少しとろみがある感じでした。

L1820212.JPG
レストランのメニューに中国語がありますね〜。
チベット、かなり中国化されてきているんでしょうね。

ネパールから入国するときガイドの人に
「フリーチベット系のものを持っていたら、入国出来ないことがあるぞ。」
と言われました。

Tシャツのロゴやパソコンの中のデータ、本まで調べられるときも
あるそうで、結構、厳しいみたいです。
私たちはそんなに厳しくチェックされなかったですけど。

L1820233.JPG
ヤクという牛の糞を乾燥させて、燃料にしています。生活の知恵ですね。
ストーブがついているので、外よりは暖かいですが室内でも気温はマイナスでした。
トイレも凍っているし、流せない。お尻を出すのも躊躇して膀胱炎になりそうでした。
自由行動で外を歩こうとしましたが、長くは歩いていられませんでした。

L1820325.JPG
そんな時、タントゥックのような暖かいスープヌードルはとてもいいです。

L1820352.JPG
バスで走っていると、たまにヤク牛の大群にあいます。
「キャラバン」というチベット映画みたいでしょ。

tarcho.JPG
これはタルチョ。
タルチョは5色の祈祷旗で、これが風になびく度に読経したことになるそうです。
タルチョ以外にもマニ車というものがあり、マントラが刻まれている円筒状のもので、
これを左まわしに回転させると、回転させただけお経を唱えたことになるそうです。

L1820387.JPG
民族衣装の帽子。
毛がついてて暖かそう&強そう。

L1820487.JPG
街の市場にも足を運んでみました。
結構たくさんいろんな種類の物が売られていますね。
中国から来てるのかなぁ?

L1820489.JPG
肉だらけブースもあります。

L1820999.JPG
バスでネパールを出て5日、ついにラサに着きました。
夢にまで見たポタラ宮、ど〜ん。

L1830004.JPG

L1820941.JPG
八角街という巡礼路に囲まれている大昭寺(ジョカン)に周辺には
巡礼に来たひとでにぎわっています。

<五体投地>
これは、五体投地というお祈りをしているところ。
みんなが両手・両膝・額を地面に投げ伏して礼拝する姿は圧巻。

<禅問答>
こちらは禅問答をしているところです。
禅僧が悟りを開くために、修行僧が疑問を投げかけて、
禅師がこれに答えるというものなんですが、
そのやり取りの動きが独特で面白い。
また、Jが禅僧に似すぎていてそれも面白かった。

L1830230.JPG
寺の中には、セブンイヤーズインチベットにも出てくる砂曼荼羅が飾ってありました。
すごい細かく作ってある。信仰心ってすごいなぁ。


まずはお買い物。

L1200614.JPG

今日は、ブックスモブロさんにZINE『イスタンブール』を納品した帰り道だったので、
鎌倉で買い出ししました。

途中、古道具屋さんで寄り道しちゃって、器を買ってしまったりと、
誘惑が多く、買い物に時間がかかっちゃいました。

まずは、本日の材料を紹介します。

<材料>

L1200619.JPG

•小松菜     4把
•人参      1本半
•タマネギ   1個半
•ニンニク    4片
•チリパウダー  小さじ1
•チーズ     大さじ1
•鶏肉      150g
•チキンスープ  2つ
•塩       小さじ2
•コショウ    少々
•醤油      少々
•小麦粉     250g
•水       120cc


<調理スタート>

L1200640.JPG

小麦粉に水を加える。

L1200650.JPG

耳たぶぐらいになるまでこねる。

L1200657.JPG
こねまくる。

L1200667.JPG
まとまってくると触り心地が気持ちいい。

L1200679.JPG

1時間ほどねかせます。
(ラップでなく、ふきんをかぶせておくとかの方がいいかも、ラップにくっついちゃうから)

L1200701.JPG

人参を切ります。
短冊のように切るといい感じです。

L1200718.JPG

L1200736.JPG

タマネギを薄切り、ニンニクをみじん切りにします。

L1200740.JPG
次に小松菜なんですが、
これは福富さんの友人 森下さんが自分の畑から採れたてを持ってきてくれました。

L1200755.JPG
根がついてます。

L1200756.JPG

5センチぐらいの幅に切ります。

L1200765.JPG

お肉を一口大に切ります。

L1200778.JPG

先程、ねかせておいた3を小麦をつけて伸ばしていきます。

L1200793.JPG

ナイフで3センチ幅に切っていきます。

L1200802.JPG
10
フライパンで、ニンニクを炒めます。

L1200806.JPG
11
鶏肉を炒めます。

L1200810.JPG
12
人参も炒めます。

L1200816.JPG
13
タマネギも入れます。

L1200822.JPG
14
塩、コショウ、チリパウダーを加えます。

L1200826.JPG

L1200836.JPG
15
小松菜を入れて炒めた後、お水をたっぷり入れます。

L1200844.JPG

16
15にチキンスープと、チリパウダーを加えます。

L1200852.JPG
17
灰汁を取り除きます。
ちなみに、左下が先程切った9です。

L1200858.JPG
18
チーズと醤油を少々加えます。
多分現地では、ヤクと呼ばれる山岳地方に棲む牛の乳で作ったチーズを使っていると思います。

9を加えて、スイトン状に茹であがったら完成です。
(生地が下にくっついてしまい、総動員で夢中になっていたので写真がないです笑)

L1200861.JPG
10
器にもって完成。


<感想>

L1200870.JPG

スイトンみたいな生地はすぐくっついてしまうので、
粉を良くつけるか、生地をこねる用の板の上でやった方がいいです。
3センチ幅に四角く切ったまでは良かったのですが、
くっついてしまって、大変でした。
必死に取っている間に、野菜が煮えすぎちゃうという事態…。
野菜類は後で加えタ方が良さそうです。

しかし、味は◎でした。現地っぽい。
寒い日に山の上で食べたくなるような味って感じでした。

L1200876.JPG

本日のデザートは、今年初の桜餅。でした。
葉っぱの塩が利いていて、一緒に食べるとオツでした。

Posted by momoe at February 22, 2012 3:09 PM
Comments
Post a comment









Remember personal info?