今回は、メキシカンタコスを作ろうと思います。
日本でタコスって言うと、固いシェルタコスを思う人が多いですが、
メキシコでタコスと言ったら、ソフトなタコスが一般的です。
大きさも小さめなものが多いし、中身にレタスが入ってることもありません。
じゃあ、なんで日本でよく紹介されているタコスは現地と違うのか、ちょっと調べてみました。
タコスはアメリカ経由で日本に伝わった経緯があるので、
日本のタコスはアメリカで主流のハードタコス
(トルティーヤを隙間を空けて半分に折り曲げ、油で揚げた硬いタイプ)
が今までは殆どだったようです。だから、固いタコスのイメージが強いんですね。
やっぱり、日本はアメリカの影響を多大に受けているんだなと実感しました。
最近は本格的なメキシコレストランではソフトな現地に近いものも
多くなってきているようですけどね。
今回はメキシコっぽいタコスを作りたいので、
トウモロコシの生地を薄くのばして鉄板で焼いたソフトなトルティーヤを目指したいと思います。
まず、材料を調べてみると、ソフトのトルティーヤをつくるには、
マサというトウモロコシの粉を使うといいことがわかりました。
いつものように、KALDIやおしゃれスーパーなどを探しても発見出来なかったので、
都内の輸入食材やに電話してみることにしました。
一つ目、鶴見にある「トッカーノ」。
こちらはラテン系の食材を扱っているという宣伝文句がHPにあったので期待大。
しかし、電話に出た外国人の女性に、「トルティーヤ、粉、ないよ」と、
速攻いわれてしまいました。残念ながらxのようです。
その後、五反田にある「ムンドラティーノ」に電話してみると、
12月にマサが入荷する予定らしいんですが、
今回入らなかったとのことでした。こちらも残念ながらx。
前々回のアフリカ料理でお世話になった上野•アメ横のカワチヤさんにも
電話しましたが、トウモロコシの粉はありましたが、
トルティーヤには向いていない粒の大きさでした。
これまた残念。
もう、調理までもう時間がないどうしようと困っていると、
友人Uが、トルティーヤの皮を生で売ってくれるお店を発見してくれました。
それは、本八幡にある「サンズダイナー本八幡店」。
電話で確認して商品を取りに行くと、快く売ってくれました。
店長さんらしき人も気さくな感じのいい人でした。
ありがとうございます。
ということで、今回、トルティーヤは焼くだけで出来ちゃうことになりました。
ここで、ちょっとメキシコを紹介したいと思います。
メキシコシティーの有名な日本人宿『ペンションアミーゴ』。
『ペンションアミーゴ』で購入できる、「富永マップ」。
見どころが凝縮されていて、これさえあれば行き場所に困りません。
これを細かく見過ぎると、あっという間に中南米で1年が経ちます。
メキシコで食べたタコスはこちら。
これは、メキシコシティーの有名な日本人宿ペンションアミーゴ近くのタコス屋です。
結構、混み合っています。安いし上手い。
メキシコで出たCM。お恥ずかしいが、サービス大公開。
メキシコシティーで見たルチャリブレ。
色んなマスクがあって、それだけで面白い。
ルチャ系の商品やメキシコの雑貨でかわいいのがここ『パンチータ』。とってもオススメです。
これは、良くストリートで売られているトウモロコシの粉をゆでた料理タマレス。
お菓子も色んな種類が売ってます。
野菜がたっぷりのったスナックもあります。
お腹をこわすこともあるのに、懲りずに生野菜を食べちゃうMでした。
鳥の丸焼きも良く食べるものの一つです。
ここの鶏肉は肉厚でおいしかったなぁ。
玉ねぎの丸焼きもとっても鶏肉に合います。
マーケットはこんな感じ。
サンクリストバルデラスカサスの町はこんな感じ。
のんびりしてます。
サンクリストバル近くにあるナチグ村。
みんな青い服を着ているんです。
これを纏えばあっという間に、村人に!
メキシコは遺跡も欠かせません。これはパレンケ遺跡。
登ったり、座ったり、自由に見れるのがいいです。
メキシコは、見るものが盛りだくさんでした。
メキシコの旅の詳しくはこちら
<材料>
トルティーヤ12枚
豚ひき肉 150g
牛薄切り肉 100g
タマネギ 1個
チーズ 少々
ライム 2個
•サルサデメヒカーナ
青唐辛子 1本
ピーマン 1個
タマネギ 半個
トマト 2個
ニンニク 1片
塩 小1
•ワカモレ
アボカド 1個
トマト 1個
タマネギ 半個
レモン 少々
<調理>
まず、サルサメヒカーナを作ります。
1
青唐辛子、ピーマン、タマネギ、トマト、ニンニクを同じ大きさに
みじん切りにします。
2
まずはタマネギをみじん切りにします。
ちょっと、勢い良くやりすぎてちょっと泡立っちゃった。
次にトマト、ちょっと荒めに。
3
次に、ピーマン。種を取ります。
フードプロセッサーでブーン、ブーン。
これも泡が立ったぞ。
泡がいやだったので早めに取り出して、手でみじん切りにします。
4
青唐辛子を切ります。
5
種を取り出します。
6
フードプロセッサーをあきらめて、手でみじん切りする。
7
ニンニクもみじん切りにする
8
みじん切りにしたものを混ぜ合わせる。
9
塩を入れて混ぜます。
10
混ぜたら、5分以上置いて味を馴染ませます。
11
何となく、汁気が多い気がしたので、タマネギを手でみじん切りにして加えます。
また、放置します。
次に、ワカモレのサルサを作ります。
12
アボカドをフードプロセッサーでペーストにします。
ブーン。
これぐらいになりました。
13
トマト、タマネギを荒めにみじん切りにします。
14
12と13を混ぜ合わせます。
15
14にレモンを絞り入れます。
次に、タコスに入れる具をつくります。
16
フライパンに油を引き、豚のひき肉を塩こしょうで炒めます。
おいしそなそぼろさん。
17
薄切りの肉をフライパンで両面やきます。
フライパンにくっついちゃうので、難しいです。
油をフライパンに良く馴染ませると良いようです。
18
タマネギを少し太めにカットしたものを、炒めます。
19
しんなりするまで炒めましょう。
20
フライパンをあたため、生のトルティーヤの両面をきつね色になるまで焼きます。
焼いたものはタオルなどで包んでおくと、しっとりしてソフトになります。
21
具をトルティーヤの上にのせて、チーズをふりかけます。
フライパンだとチーズが溶けにくいです。
バーナーが欲しい感じ。
22
コロナ用のライムを切ります。
23
チーズがとけたら、お皿にとって完成。
お好きなサルサを掛けて、コロナとともに頂きます。
<感想>
今回のタコスは、サルサがちょっと腑に落ちなかった。
もっと、メキシカンな味にしたかったんだけどな。
フードプロセッサーを使ったから、泡が立っちゃっていやだったところもあるけど、
やっぱりなにか味にパンチが無いのが物足りなさを感じました。
ちょっと、納得ができませんで、いつかリベンジをしたいものです。
今回のデザートは、幸せにもテオブロマのチョコシュークリーム。