5月最終日の今日もまた、青い楽園・カリブ海へ。
どんだけ海に入れば気が済むんだってくらい、ビーチと聞けば海に行ってる。
昼間のハバナは、たくさんの人々が通りを埋める「活気あふれる」海辺の街。
とはいえ、社会主義体制のもと、理想の社会を目指した市民の生活には、現在日用品すら不足している状況があるのだということが、通りを歩くほどに文字通り「目に見えて」くる。
CUBAに来て早々、かなりカッコいい音楽を聴くことができた。
場所は、HAVANA CLUB博物館の中庭。「present from Buena Vista Social Club」と銘打ったディナーショー形式のライブで、毎週火曜&木曜に開演されているもの(30cuc/1人で軽い食事と1ドリンク付)。
カリブ海に浮かぶ、全長8kmの小さな島。「Isla Mujeres(イスラ・ムヘーレス)」は「女の島」という意味を持つ、カンクンからのデイトリップで人気の観光スポット。
昨日、遺跡探検の後パンチャンに戻り、林夫妻の借りている部屋でシャワーを浴びさせてもらってから、夕方になってパレンケの街へと移動。予定よりも2時間遅れでターミナルに到着したバスに乗込み、PM10:00になってようやくCANCUNに向けて出発した。
森の中に、忽然と姿を現す巨大な遺跡群。
「Palenque(パレンケ)」は世界文化遺産にも登録されたマヤ文明古典期後期を代表する遺跡である。
上流での癒しの時間を過ごした後、下流へと歩いている途中で地元っ子たちの「ターザンジャンプ」エリアに遭遇。あんまり楽しそうだったから、2人で体験させてもらってきました。
最後に、ツアーは今日のメインとなる場所「Agua Azul」へ。
ここは透き通るような美しい水が流れる清流で、小さな滝が段々と連なるその河の流れが、この場所をとても特別な景観にしている。
集落の中にあるTravel Agentでツアーに申し込み、「Misol Ha(滝)」・「Agua Clara(乳白色の河)」・「Agua Azul(小さな滝が連なる清流)」を巡ってきた。
朝、宿でいつものように朝食を食べて、午前中の内にバスターミナルへ。
その場でAM11:20発の「Palenque(パレンケ)」行きバスのチケットを購入して、ようやく、10日ぶりの移動となった。
この町とも、このHostelとも明日にはお別れ。この町の空気を胸いっぱいに吸いこんだら、次はいよいよ、地獄の熱帯夜が予想されるパレンケ遺跡へと移動する。
次に、かなり大きめな規模のツォツィル系先住民村である「サンファン・チャムラ」へ。
ここは村の大きさもさることながら、市場の規模も今までの村と比べると格段に大きい。サンクリから比較的近い距離に位置していることもあってか、観光客の姿も多いようだ。考えてみると、昨日から訪れた他の3つの村では、自分たち以外に観光客を見ることがなかった。だから、余計に2人ともどこか「身構えて」しまうところがあったのだけれど、それでも、その方がより強い印象をもってその村々の特徴を理解できたような気がする。
この村は、今日見た限りの印象ではかなり観光ずれしてしまっていて、村独自の特色のようなものが表面的には見えずらくなってしまっている気がした。(わたしたちは本当に少ない時間滞在しただけだから、もっときちんと彼らのことを見れば、それが分かってくるのだと思うけど。)村の土産屋の「押し」もかなり強くて、静かに村の中を歩きたくても、あまりそういう状況ではないのだ。
ただ、こうして昨日・今日といくつかの村を歩いてきた中で、もっと彼らのことをきちんと知りたいという思いはどんどん強くなってきた。あまりにも何の知識もなくこの地を訪れてしまったのが、本当にもったいない。とはいえ、これからでも遅くはないだろう。気がつくことが出来ることが、大切なことだとも思うから。
昨日と同じ時間に起きて、今日は日曜市巡りに出掛けてきました。
朝一番で訪れたのが、サンクリから30分程の距離にある「シナカンタン」という名の村。
ナチグ村から1度サンクリストバルまで戻り、そこから更に乗合タクシーを乗り換えて(乗合タクシーはそれぞれ行先が決まっている。)居眠りしながら1時間半。次に2人が訪れたのは、「サンファン・カンクック」という先住民村。
サンクリストバルの周辺に点在する先住民村では、週末にティアンギスが開催されるところが多い。
しかも、これがほとんど午前中に集中していて、「AM10:00には終了。」なんてところも結構あるため、見に行く為には早朝出発が必須なのである。
週末の先住民村ティアンギスに訪れるため、朝、空が白み始めた頃に出発。日中は太陽に照らされて暑くなる町の空気も、この時間はまだ夜の冷気を漂わせている。長袖シャツの上にパーカーを羽織っても、まだ寒さが身体に染み入ってくる。そんな凍える空気の中、バス停がある市場周辺の人々は、すでに活気に満ち溢れていました。こういう人々の営みや、後ろに広がるきれいな朝焼けを見ることができるのも、早起きした人の特権ですね。
様々な先住民村の民芸品が集まっているだけあって、町には魅力的な小物たちがいっぱい。
路上や店からの誘惑に負けて、ここでもやっぱり2人は「買い物」しちゃいました…。
朝起きて、朝食(自炊)の「ゆで卵&フルーツ」を食べていると、外から何やら楽しげな楽器の音が…。
急いで身支度を整えて、カメラを片手に宿の外へと飛び出してみると、こんなカワイイ、子供たちばかりの仮装行列が行われていた。
渓流くだり終了後には、付近の村で1時間程のフリータイム。とにかく腹がへっていたから、4人で屋台の特大ハンバーガーに挑戦してみました。(っていっても、2人で1個。節約にもなるし。)バーガーもおいしかったけど、ビールがまたウマイ!!やっぱり、暑い日の真昼間に飲むビールって、最高っすね。
13時間のバスの旅を終え、サンクリストバル・デ・ラス・カサス(通称サンクリ)に到着。
今日、「11日」という日に海の見える場所に居られた事に感謝しつつ、下手な三線で唄う「島唄」を、この、日本へと続いている広い海の何処かにいる大切な人に捧げます。
午前中にビーチでひと泳ぎして、午後からマスンテの町をお散歩。
途中Mは道端に咲いていたハイビスカスを髪飾りにして記念撮影してみたり。
すると「蜂」がその花に寄ってきて、2人でドタバタしたりなんかして…。
でも、やっぱり陽が高いうちは、暑くてそんなに歩き回れないです。
ブラブラと畦道を流していたら、海で冷やしたはずの身体が、あっという間に熱を帯びて、シャツの下は汗だくになっている。
道行く人々がみな「水着」や「上半身はだか」で歩いているワケがよくわかる。
こう暑くっちゃ、服を着る気にもなれないですもの…。
そんな中、途中何件目かの商店でようやくアイスをゲットして、太陽に照らされて解け始めるところを負けじとむさぼり食うJ。ある夏の日の「少年」のような風景です。
そんな感じで、今日も相変わらず「のんびり」ですね。
ようやく決めた宿にCheck Inを済ませ、「ちょっと一眠り」するつもりが、起きたときには時計の針は3時をまわっていた…。