30 May, 08

「HAVANA CLUBへようこそ。」

havana01.jpg


昼間のハバナは、たくさんの人々が通りを埋める「活気あふれる」海辺の街。
とはいえ、社会主義体制のもと、理想の社会を目指した市民の生活には、現在日用品すら不足している状況があるのだということが、通りを歩くほどに文字通り「目に見えて」くる。

商店では数少ない商品を買い求めるため、人々が群れをなしてレジに押し寄せているし、街を歩く人の服装も、あまり状態の良くないものが目立つ。
Jもカンクンの宿に歯ブラシを忘れてきたから街で買おうと思ってたけど、ちょっと探したくらいじゃなかなか見つける事ができない!?
1ブロック毎に話しかけてくるキューバ人たちからも、「物が不足しているキューバを助けると思って、何か品物をもらえないか。」なんて言われることも。BarやRestaurantでは、ビールやお酒を奢らされる状況が、昨日・今日だけでも数回ある。

havana02.jpg

東欧を思わせるような寂れた街の風景は、私たちのような旅人にとってはとても魅力的なものだし、通りを走るクラシックカーには胸がワクワクしてくるくらいだけれど、その魅力的な街に住んでいる人々の実情を思うと、色々と考えさせられるものがある。
始めて訪れたキューバ・初めて歩くハバナの街角でそんなことを思いながらも、結局2人は町じゅうで鳴り響く陽気なキューバ・ミュージックに耳を傾けつつ、南国の空気の中で美味しいビールとラムに喉を鳴らしているのでした…。

havana04.jpg

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。