08 November, 10

「Trekking(Phakding~Namche Bazaar)Day02。」

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AM8:30、Phakding(パクディン)を出発。今日も天気は快晴で、朝方は随分と冷え込んでいた山の空気も、太陽の高度が上がるのにしたがって、グングンと暖かくなっていった。

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標高2500m以上の高地(しかも、季節は初冬)を歩いているとはいえ、昼間の陽射しはかなり強烈で、日陰じゃなければ半袖・短パンで十分に過ごすことができる。帽子を持ってくるのを忘れたMは、紫外線が少し気になる様子。しかし、昨日はあまり良くなかった体調の方は今日になって随分と回復したらしく、気持ちの良い天気の中で、気分の良いトレッキングを楽しむことが出来ていた。

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景色はどこを向いても本当に素晴らしく、カメラを持っていると数歩行く毎に写真を撮りたくなってしまう。充電池の“持ち”が悪くなっていることが、今後を思うと少し心配。まぁ、3年半の間、毎日何百枚も写真を撮り続けているのだから、電池が寿命を迎えても仕方がないとは思うけれど…。

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昼過ぎにJersale(ジェルサレ)という村でランチを食べた。メニューは、ネパールにおける名物料理のひとつ“Dal Bhat(ダルバート)”にベジタブルカレーがセットになったモノ。1皿350RS(≒420円)なり。ダルバートは、「スープというか、シチューというか、何か豆的な味の汁物(Dal)&ライス(Bhat)」の名称で、Mは美味そうにスープを啜っていたが、J的にはパクチーの風味が受け付けられず、スープに関してはほぼ全残し。反対にベジカレーの方は“絶品”といっても良い美味さで、ライスのおかわりが自由だった事もあり、お腹いっぱい頂くことができた。

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そういえば、このランチタイムの前、ある地点で川に掛かる吊橋を渡ろうとしていたところ、向う岸からどうにも“見知った顔”が歩いてくることに気が付いた。
近づいてきたその女性とMが顔をよ~く見合わせた、その直後。「あれ~、何でこんなところにいるの~!??」と、廻りの方がビックリしてしまうような「ビックリ声」で、お互いに叫び始めたのある。その女性、ミドリさんとは1ヶ月前にエルサレム(イスラエル)で知り合っていたのだが、その後のルートについて詳しく知っていたわけじゃないから、ここでこうして再び出会ったのは、本当に全くの“偶然”によるもの。良く見ればその後ろ、数百メートル遅れた所からもうひとり知った顔(ショウコさん。アンマン(ヨルダン)で知り合った。)が歩いてくるのだから、全く世界はどれだけ“狭い”のか…。中東の熱風の中から、ヒマラヤ山中の冷たい山風の中へ。それぞれ別の経路をたどりながら、結局同じ場所に辿り着くことになった。これだから、旅は本当に面白い。

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ランチの後は、今日の目的地Namche Bazaar (ナムチェ・バザール)まで標高差600mの登り坂を行く、今回のトレックにおいて最初の難所。ここでも、Mの作る「ゆっくりペース」を基準にして、とにかく少しづつ前へ、上へと進んでいく。元気の良い男子にとっては物足りないくらいの“牛歩”ペースだが、高山病予防という見地から考えれば、これもあながち間違ったペースではない。こういうところで勢いこんで急ぎ過ぎると、後で大変苦労することにもなりかねないのである。2人とも、金はないけど時間だけはいくらでも自由の効く身だから、とにかくゆっくり、健康第一で…。

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