Hebron(ヘブロン)の町を離れ、午後からはBethlehem(ベツレヘム)を訪れた。この町の外れには、パレスチナ自治区を取り囲む「分離壁」が巡らされており、イスラエル側から中に入る時は全く問題ないのだけれど、逆に町からイスラエル側に戻る場合には、壁のある地点に設置された“Check Point”を通らねばならず、人々はそこでパスポートの確認など、厳しい審査を受ける事になる…。
第二次世界大戦時、ナチスドイツによって虐殺された600万人のユダヤ人たちを、慰霊する目的で建てられた博物館「Yad Vashem(ヤド・バシェム)」を訪れてきた。
イスラエルの首都であり、それ以前に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、それぞれの宗教にとっての聖地である街、Jerusalem(エルサレム)。頭が焦げそうなくらいに強く照りつける太陽の下、涼やかな日蔭を創り出してくれる旧市街の路地を選んで、地図を片手にとにかくひたすら歩き回る…。
Western Wall。日本では“嘆きの壁”と呼ばれるこの巨大な石壁の前に集まる今まで見た事もないほど大勢のJewish(ユダヤ教徒)たちの姿とその場の雰囲気に、ただもう、圧倒されてしまう…。
AM5:30起床。6時に迎えに来たセルビス(乗合Taxi)に乗って、Jordanの首都Amman(アンマンから、ほぼ1時間。見えて来た国境の向こう側に広がる国“Israel(イスラエル)”への入国に際しては、2人には1つだけどうしても気をつけなければならない事がある。…それは、「入国Stampを絶対にPassport上に貰わない事。」