28 September, 10

「Holocaust。」

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第二次世界大戦時、ナチスドイツによって虐殺された600万人のユダヤ人たちを、慰霊する目的で建てられた博物館「Yad Vashem(ヤド・バシェム)」を訪れてきた。

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近代的なモダン建築の中に収められた展示の内容はどれも非常に興味深く、途中途中に置かれたモニターの中で当時の様子を語る体験者のインタビューなどを見ていると、何か切々と胸に迫ってくるモノがある。(内部は、全面的に撮影禁止。)

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それにしても、こういう博物館を訪れると“被害者”として認識されるユダヤの人々も、パレスチナ人との対比の中では“加害者”的に見えてくる場合もあり…。何だか、分からなくなってくるし、考える事は山ほどある、という感じ。

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そういえば、今週はどうもユダヤ教のお祭り週間だったようで、今日なんかも公共の交通機関(バス)が上手いこと運行しておらず、この施設に辿り着くのにかなり苦労をすることになった。…でも、同宿の日本人Backpackerたちと共にあちこち走りまわって時間ぎりぎりに博物館に入館した時には、何とも言えない「やってやった。」感がありました(笑)。ちょっとくらい苦労した方が、良い思い出にはなるのかもしれない。

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