「Hong Kong on the Shoestrings。」
九龍サイドの街歩き。香港最後の日、“らしい”Street Marketをいくつも巡り、路地から路地へと歩きまわっている内に、香港の人々の生活の中に少しづつ溶け込んでいくような気分…。
九龍サイドの街歩き。香港最後の日、“らしい”Street Marketをいくつも巡り、路地から路地へと歩きまわっている内に、香港の人々の生活の中に少しづつ溶け込んでいくような気分…。
昼間、鉄道駅に行って『上海行き』の寝台列車(Express)チケットを手配した。何故か窓口で「10%OFFだから…、467元ね。」ということになり、予想よりは少し割安で購入することが出来たのだが…あれって、何の“割引”だったんだろう…。
町角の美味しい風景を冷やかしながら、時間ちょうどに『中央飯店』へ。レジのおばちゃんに「時間通りに戻って来たよ!」…と声を掛けると、「あぁ、今日のスペシャル・ディッシュ、終わっちゃったよ…。」だって。そりゃないよぉ…。
食に対する探求心旺盛なMがどこからか探し出してきた飲茶レストラン『中央飯店』でランチを食べるため、九龍エリアを一路“北”へ、ダブルデッカーでの楽しい移動である。
1日、細かな雨が降ったり、やんだり。寒いし、濡れるし、霧は濃いしで、結局あまり町を歩かなかった。出たのは、メシを食いに行く時くらい…。
朝、宿の移動もスムーズに終わり(前の宿のインド人オーナーも特に何も言ってこなかった。基本的には彼も悪いヤツじゃなかったんだけど、何せ部屋が…。)、部屋の“巣作り”を一通り終えると、昼飯がてらフェリー乗り場付近へと向かった。今日は、昨日乗れなかった香港名物『スターフェリー』に乗込んで、摩天楼が輝く対岸の香港島へ行ってみるつもりだ。天気は曇りで、風がとても冷たい。どうも、むこう1週間はずっとこんな天気が続くらしい。運が悪いが、まぁ、仕方ないか…。
AM9:00の重慶大厦(チョンキンマンション)は、人出もまばらでとても静か。店のシャッターも閉じているトコロが多く、聞いていた様な『しつこい客引き』に悩まされるような雰囲気もまだ、ない。意外にあっさりとした“入場”に、引き締めていた“気”が一気に緩む。簡単に見つかった“D座”のエレベーターでそのまま8階へと上がると、先日、桂林で英国人のイヴァンから教わっていた“お薦め宿”を目指した…。