03 May, 08

「Stormy Sound」

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昨夜は、悪夢のような夜になってしまった…。

ようやく見つけたこの可愛らしいHostel、快適なベッドに横になって、いつもの様にやすらかな眠りに就いたのですが…夜中、3時を過ぎたあたりから、悪夢のような「Music攻撃」が幕をあけてしまったのです。
震源地は、隣の部屋。どうもこの宿に住みついている若者の部屋らしいのだが、夜の仕事を終えて帰ってきたんだかなんだか知らね~けども、いきなり爆音でステレオから音楽を流して、テラス(うちらの部屋の目の前)でビールを片手にくつろぎだした!?
今が真夜中とはとても思えないような、堂々と振舞うその若者の暴挙に不意をつかれた2人は、熟睡どきを妨げられつつも一瞬何が起こったのか分からなかったくらい。
なに考えてんだ、こいつは!?
たまらずJが窓を開けつつその若者に不振顔を向けると、そいつは何が悪いのか全くわかっていない様子。「それ、その、ステレオから爆音で流れてる「Music」ですよ!真夜中なんすから、ちょっとは近隣に気を使ってくれませんでしょうか?」的な事を片言のスペイン語とジェスチャーで伝えると、若者も悪いと思ってくれたらしく、ステレオのある部屋の方へとすまなそうに入っていった。
ようやく分かってくれましたか…つか、遅いけどね、分かるのが。そんな思いを胸に抱きつつ、もう一眠りしようと枕を抱いたその時、またまた信じられない事が起きたのです。
若者、ステレオの音量を「マグニチュード7」から「6」にしたくらいの微妙な音量調整だけでテラスに戻り、改めて満足そうにビールをチビチビやりだしたのです!??
何なんだろう、こいつ・・・。JとMは不思議なものを見るような目でその若者を睨みつけつつ、これじゃ眠れんと、再度事態を打開するための交渉を開始。片言のスペイン語と怒り気分満載の表情で相手に攻撃をしかけたのだが、若者にはいっこうに事態の深刻さが伝わらないらしい。
「音量もさげたし、何が問題なんだろう。ただの「Music」なのに…?」
そんな顔を2人に向けたまま、なかなか震源に戻ろうとしない「奴」。結局、数度の説得にもかかわらず、最後まで「ステレオを消す」ということに頭が回らないこの若者に根負けし、朝方まで「終わらないMusic Storm」に2人はさらされ続けたのでした…。

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注)朝、レセプションで部屋の変更を申請。ちなみに若者は宿の関係者の可能性あり。
  こんな爆弾みたいな奴を抱えて、この宿やっていけてんのかなぁ。
  とにかく、これで今夜は無事に眠れると思いますが・・・。

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