15 March, 09

「カンガルーのかわいさ。」

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日曜日。…とはいえ2人にとって今のところまだ曜日は大した意味を持っていないのだが、何となく長年の習慣で自然とレジャーな気分になって、まぁ空は曇りがちだったけれど、とりあえず午前中から2人で何本もバスを乗り継いで、郊外にあるちょっと面白そうな動物園へと向かう事にしたのです。

日曜日はバスの本数が平日に比べて激減しており、乗り継ぎもかなり時間をくってしまったのだけれど、そうして時間をかけている内に朝どんよりと曇っていた空がどんどん晴れ上がってきたのはまぁ、よかったかな、と。

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最後のバスを降りて動物園への玄関口(といっても、エントランスからはまだ2kmほど離れている)に辿り着いた昼過ぎ頃には、すっかり気持ちの良い青空が頭の上に広がっていた。あたりはすでに真夏の陽気で、ムッとするような空気が身体を包み込んでくる。
とても乾燥した地面の色と空気の肌触りは、まるで砂漠のそれのようでもある。道路脇に設置された「乾燥・山火事警報」的な表示を見ると、矢印が“Dangerous(危険)”を指しているのも、このタイミングでは何だかちょっと恐いような…。

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メイン道路の脇の玄関口から敷地内道路を2kmぶん歩き続け、照りつける太陽の日差しに
充分すぎるくらい焼かれたところで、2人はようやく目当ての「カバシャム動物園」エントランスへと到着した。
この時点でもうPM1:00を廻っていたから、園内に入るやいなや、まずは宿から持ってきたお弁当を先に食べてしまう事に。売店前に並べられたテント屋根付きのベンチの上で、タッパーに入ったサンドイッチ・ランチを広げる。バラバラに持ってきたハムとチーズとSpinachサラダを、その場で食パンに挟んで食べたのだが、腹減ってるからとにかくこれが美味しかったです。

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腹が充分にふくれたところで、鳥の檻を横目に通り過ぎながら、まずはカンガルーのいる大きな緑地部分へと向かった。2重の金網扉で出来た入口を通り抜けていくと、緑地では既にたくさんのお客さんたちがカンガルーを取り巻いているのが見える。
傍らに置かれたドラム缶型の大きな容器には大量の“カンガルーの餌”が入れられており、訪れた人々は皆そこから自由に餌をとって、あたりにカンガルーたちを餌付けする事が出来るようになっている。もちろん、2人も挑戦してみたのだが、これが以外と簡単に、手からパクパクと美味しそうに食べてくれるのです。

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その仕草や表情が、何だか妙に可愛らしい。カンガルーがこんなに可愛い動物だなんて、あんまりイメージなかった気がする。
飛び跳ねているカンガルーはほんの一部にすぎなくって、大部分のヤツらたちはその辺の地べたに寝そべったままあまり動こうともしないのだが、その“感じ”がまた、どうにも憎めない雰囲気(笑)。休みの日のお父さんがテレビを見ているみたいな態勢のヤツもいれば、指を口にポツリと当てて「甘えてる」みたいな表情をしているヤツも…。
そして、そんなカンガルーと同じくらいに可愛かったのが“人間の”子供たちが餌を片手に遊び廻る姿である。みんな本当に楽しそうで、「とても良いなぁ」と思いました。

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コメント

つな、ももんじ、オーストラリアで動物と戯れて楽しそうにしているのねー!!
久しぶりにブログ、拝見しました。
ずいぶんといろんな国をまわっていて、二人の
環境への対応力がバージョンアップしていっている
気がして、安心です。
誕生日にカードありがとうね。
ついに我々、三十路を迎えちゃいましたねー。
松研もいろいろ変化がありますよん。
私は変わらずですが・・・
5月のゴールデンウィークにオーストラリアのケアンズに行く計画をたてているんだけど、会えたりするかしら!?
二人とも、体に気をつけてがんばってね~!!

アキコへ

久しぶり~。
コメントありがとう。

松研いろいろ変化ありますねぇ、帰国するのも楽しみです。

ところで、ゴールデンウィーク、ケアンズに行くのね。いいねぇ。

しかし、おいらたちは真逆の西海岸のDunsboroughという町にいるのですよ。

仕事も来週から始まってしまうので、もし行けたとしても西海岸にある大きな都市Perthまでかな。

Perthには来ないの?

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