「St Marys。」
再びバスに乗込んで、今度はタスマニアの東海岸方面へと移動を開始。
朝が早かったわけでもないけど、乗物に乗ると途端に眠たくなってしまうM。旅向きな体質ですね(笑)。
今日の目的地は“Bicheno”という海辺の町で、そこまでのチケットを購入していたのだけれど、当日になって「このバスは途中のSt Marysまでしか行かないから、そこからは別のバスに乗り換えてもらう事になるんだ。降りたバス停に数分後には到着する事になっているから大丈夫。そっちのドライバーにはちゃんと言っておくから。」…だって。
まぁ、追加料金とられるわけじゃないから、少し遅くなるだけだと思えば2人にとっては問題ありませんが。そうしてバスがSt Marysという町に到着すると、言われた場所で荷物を下ろし、そこでひたすら次のバスを待つことに。
その町の規模は非常に小さく、おろされた場所もバス停というか…単なるニュースエージェント(キオスク的な店)の前の、ただかろうじてベンチがあるだけの、いわゆる“歩道の上”なのである。
待ってる間とても暇だから、周辺をブラついて写真を撮ったり。どんよりと曇った天気のせいだろうか、街全体が何だか妙に寂れた雰囲気に感じられるような…。
それでもちょっと感じの良いキャンディー屋さんを見つけてMがレモンドロップスを数個買い、それを口の中で転がしながら、時間を過ぎてもやって来ないバスを待ち続ける2人。
そして、ようやくやってきたマイクロバスが、2人の重たい荷物を載せてようやく目的の町へと走り出した。誰も乗ってない、2人だけの貸し切り状態…かと思ったとたん、すぐそばの“校舎”のような建物の前でバスが停まり、そのまま何かを待ち始めたのです。
…果たして建物はやっぱり“校舎”で、授業を終えて一斉にそこから出てきた中学生くらいの子供たちが、ドタバタと2人のバスへと乗込んできたのである。どうやらこのバス、地元のスクールバスであるらしいです(笑)。
そこからはもう、子供たちのうっとうしい絡みやら何やらでやたらと騒がしい状態のまま、終点である目的地「Bicheno」までの山道をクネクネと走り抜けたのでした。
因みにこの移動の途中で、道路を横切る“ハリネズミ”にも出会いました。思いがけない出来事に、写真を撮るのも忘れてしまったけど。のそのそと歩くハリネズミの姿は、とてもカワイイものでしたよ(笑)。
タスマニアはバスの本数が少ないから、移動がたいへんではないですか?
でも、スクールバスに相乗りするなんて、めったにできない経験ですからうらやましいですね。
WAKA | December 20, 2009 9:18 AM
WAKAさんへ。
スクールバス体験は、なかなか楽しいものでした(笑)。タスマニアのバスの本数は確かに少ない気がしますねぇ。旅をするなら、やっぱりレンタカーが一番便利だろうな、と思います。
2月にはもう少し島内を巡ろうと思っていて、その時は多分、うちらもレンタカー使うんじゃないかなって…。メルボルンからは近いので、WAKAさんも是非来てみてください!!いいところですよ。
J&M | January 21, 2010 4:52 PM