05 March, 09

「Beach Girls。」

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エメラルドグリーンの海辺に広がるビーチで開かれていたサーフィンスクール。
こんなきれいな海の傍に住んでたら、サーフィンだってしたくなるよなぁ、絶対…。

太平洋に面した、素晴らしく美しいビーチを抱える町「Manly」へ行くは、シティセンターにある埠頭“Circular Quay”から中型フェリーに乗って約30分程揺られればいい。
それだけで、町の喧騒からは遠く離れ、素晴らしい海と自然の中での豊かな休日を過ごすことが出来るのである。それにしても、まさかこんなに海の色がきれいだなんて…。

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オペラハウスの前に広がる湾内の水を見ていた時には、わずか30分の距離にこんな美しいビーチがあるなんて想像できていなかった。いや、“ビーチ”につられてこの場所に来ることを決めたのは確かだけれど、実際これは想像以上のものでした。
良く晴れた天候にもよるのだろうが、平日にもかかわらず浜辺は沢山の海水浴客(というか、実際は日光浴客、かな)で埋め尽くされている。
そんな人々の間を縫って水際の方まで歩いて行くと、そこに打ち寄せる波の透明度に2人とも顔を見合わせてしまった。

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打ち寄せる波の向こう側に、海の底の砂地が見えている。
水の色は緑がかった青色をしていて、やはり「エメラルドグリーン」という表現がぴったりくるのではないだろうか。
足を水の中へと浸してみると、一瞬ひやりとした冷たさを感じる。しかし、その後徐々に水温に慣れてくると、この暑い気候の中で入浴するにはちょうど良い温度だと感じるようになってくるのだ。水に透けて見える足を眺めていると、まるでそこに水がまったくないようにも思えてしまう。大都会からこんなに近い場所に、こんなキレイな水があっていいのか、まったく!?

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ビーチを横切って先へと進むと今度は岩場が現れ始め、その間際ではどこかのサーフスクールの生徒たちがサーフィンの練習を開始していた。いや、最初は“サーフィン学校”的なものかと思ったのだが、もしかしたらこれはこの付近の普通の学校の体育的な授業だったのかもしれない。こんなシチュエーションの中なら、それもありえなくはないです。それにしても、どうやらこのスクールは女の子ばかりみたいだなぁ。
そこからさらに向こうの岩場へは遊歩道的な道が整備されていて、その上から見下ろす海の水はもう、ほんとうに“ヤバい”色をしている。

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その途中には人工的につくられたプール(遊泳自由)が海に向かって突き出ていて、何だか不思議と優雅な風景を作り出している。
そこに浸かる人々の雰囲気を見て「もしかして、温水プール!?」と思い入ってみたが、水は普通に冷たかったです(笑)。でも、とにかく良い雰囲気。
そんな遊歩道の向こうに更なるビーチが現れ、2人はその傍らのカフェレストランで“Fish&Chips”とビールをそれぞれ1つ注文した。
遅めの昼ごはん。この陽気の、この海の傍で飲むビール…いや、最高っす!!

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昼飯休憩を終えた後にはさらにそこから岬の方へとトレックし始め、炎天下の中1~2時間も歩いた頃に、ようやく目的地のビューポイントへと到達した。
ここからは、湾の内側に広がるシドニーの町が遠くの方に見えている。眼下に広がる真っ青な海と岸壁の織りなす風景も美しく、一見の価値ありなスポットである。
ただ、道則のどこにも日蔭がないのが実際かなり辛いところで、帰りはさすがに歩く気になれず、たまたま通りがかったバスを勢い込んで呼びとめたのでした。

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こんな素敵な海に来ておいて1つだけ残念だったのは、今日は2人とも水着を持ってきてなかったってこと。朝宿を出る時には、まさかこんな海に来るとは思ってもいなかったから…。もしもう一度来れる事があれば、その時は必ず!!

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