24 March, 09

「Jetty。」

bridge0324%2000.jpg


気持ち良くカラッと晴れた空を見て、「Jetty(桟橋)」を歩くなら今日しかないと、いてもたってもいられなくなってしまった。
しかし、いざ入口に到着してみると財布の中身が料金に足りていない…。宿を出る時には楽器を練習するだけのつもりだったから、小銭程度しか持ってきてなかったのである。

bridge0324%2001.jpg

入場料の22豪ドル/1人を支払うため、急いで銀行に行ってお金をおろし、Jettyの入り口へと戻る。因みにこの料金には、桟橋の終点となる最も沖合の場所に設置された「海底観測所」への入場料も含まれており、だからそれなりに高くもあるのだが、2km弱も沖まで歩いておいてその施設に入らないのも勿体ないような気がしてしまうからだろうか、大抵の人はこのセット券を購入している様である。

bridge0324%2002.jpg

JとMはそれぞれ三線とディジュリドゥを抱え、どこまでも続く様に見える木製の桟橋をゆっくりと散歩気分で歩き始める。今日はこの町にきて一番の陽気であり、そんな青空の下で見る海の色はもう、やばいくらいにキレイなエメラルドグリーンをしているのである。
橋の上から見渡す風景に、2人とも思わず見惚れてしまう。こんなキレイな海の上に掛かる細い桟橋を歩いていると、まるで海の水の上をアメンボみたいに歩いている気分だ。時折魚がとび跳ねたりして、そんな雰囲気を一層盛り上げてくれたりもする(笑)。

bridge0324%2003.jpg

桟橋には2人以外にもたくさんの観光客が訪れていて、みんな気持ち良さそうに“海上散歩”を楽しんでいるようだ。小学生らしき子供たちの団体が先生に引率されて遠足にでも来ているらしく、ワイワイガヤガヤとハシャギまわって何だかとても楽しそうだ。
遠くに見える雲の形が、久しぶりに夏の雰囲気を漂わせている。太陽の日差しはかなり強烈だが、風は結構ヒンヤリとしているから全体には“過ごしやすい”気候である。

bridge0324%2004.jpg

2人は途中途中で海を見るために立ち止まりながら、ゆっくり沖へと進んでいく。先端まで20分くらいと言われていたけれど、それよりは大分時間をかけて歩いていたんじゃないかと思う。桟橋は古いものだから所々にガタが来ていて、床板なんかも外れそうだったり!?こんな沖合で何かあったら、ちょっとシンドイことになるなぁ。
ゆっくり歩いている間に、お昼も過ぎてしまったらしい。目の先に続く桟橋の向こうに、そろそろ終点が見えてきたようだ。海底観測所って、どんなところなんだろう…。

bridge0324%2005.jpg

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。