今日は一日、仕事探しの日。
別に誰がそう言ったわけじゃないけど、晴れているし、朝のコーヒーは美味しかったし、気分よく前向きに職探しに出掛けるにはちょうど良い日の様な気がしたのである。

基本的な方針としてはこのところ目指してきたものと変わらず、第一志望は「Resort HotelのHousekeeper」だ。将来、自分たちのこだわりを詰め込んだ小さな宿を持ちたいという思いも持っているし、どんなかたちであれHotel Businessの中で仕事をしてみるのは価値あることじゃないか…と思ってアプライ（申請）をし始めたのだが、今は残念ながら、この辺りのリゾートはローシーズンに向かう時期である。ホテル自体はたくさんあるものの、新規の採用はどこもあまりやっていないようだ。

先日アプライしたホテルにも再び顔を出してみたが、特に状況に変化はないようで、あまり良い返事はもらえず。中にはかなり期待を寄せていたResortが１つあったのだけれど、そこも今日の訪問であえなく希望が断たれてしまった…。
Busselton（バッセルトン）の町の中心から15km程の距離にあるリゾートエリアから、海沿いに歩いて帰りつつも途中途中のホテルに飛び込んでいく。

しかし、たしかに客でにぎわっているところは少なく、この時期にこの場所でこの業種にチャレンジしたことが間違ってたかも…と弱気になったりして。
天気だけはどこまでもスカッとさわやかに晴れ渡っていて、そんな空と海の抜けるような青さを見ていると、にわかに曇り始めた心も少しづつ晴れていくような気がした。
基本的には、とても気持ちの良い素敵な木曜日の午後、である。

それにしてもこの辺りの家って、見てると本当にビックリするくらい贅沢な仕様のものがたくさん並んでいる。広い庭には芝が青々と茂り、キレイな花々がそれに彩りを加える。
バルコニーやポーチにはリゾートソファーやテーブルが置かれ、パリっとしたワイシャツに上品なサンダルを履いた中年太りの紳士や、カラフルなリゾートウェアーに身を包んだおば様なんかが紅茶を飲みつつ寛いでいたりするのである。自分たちがこれまで暮らしてきた日本の町や家と比べて、あまりにも生活のスタイルが違い過ぎるような…これって、どういうことなんだろう、一体！？？っていう感じがします。