18 March, 09

「おべんとう。」

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岬を後にした2人は、さらに島内1周ルートを先へと進む。
残るは、もうあと半周ということになるのだが、途中途中で立ちどまってはゆっくりしているものだから、気がついたら既にPM1:00 になろうかという時間である。

帰りのフェリーはPM4:30(これが一番遅い便だった)、何だかあまり余裕があるとも言えなさそうだ。朝1番のフェリーで来たのだし、時間は十分あると思っていたのになぁ。

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しかも、今日はここまでまだ1度も泳いでいないのである。
朝方は寒かったから仕方がないにしても、今ならいつでも泳げるくらいの陽気になっている。そういえばお腹も減ってきたことだし、昼飯がてらどこかのビーチでひと休みしようか…。そんな2人の前に現れた「→Beach」的な看板に誘われて、気がついたらこんな未舗装道に迷い込んでしまったのであった。

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砂にタイヤを取られてしまって、なかなか前へ進むことが出来ない。
途中からはもう自転車を降りたりして、トータルで500メートル程歩いただろうか。
ようやく砂道を抜けた先に広がっていたのは、思い描いた通りの素晴らしくキレイなビーチ。しかも、ここまで頑張ってくる人が少ないのか、2人の他には人影は見えない。
つまり、完全にプライベートビーチ状態なのである。

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砂浜の脇に転がっていた石の上に腰かけて、嵩張るところを頑張って持参してきたパスタ弁当をその場に広げる。ジェノベーゼソースに絡めたスパイラル型のバスタはサラダ感覚で食べられるから、こんな暑い日にはちょうど良かったかもしれない。
食べ終わったらすぐにその場で水着になって、目の前の海で腹ごなし、です。
波が少し高かったから水際で泳いだだけだったけど、思いのほか水が冷たかったなぁ(笑)。

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そこからまた、来た時と同じ砂地の道を悪戦苦闘しながら通り抜け、次の遊泳ポイントを探しながら海岸沿いを走り続ける。
そして、PM2:30頃…だったかな、Parker Pointと呼ばれる場所で、下の写真にも写したような、とてもキレイな海とビーチを見つけたのだ。時間がないからとにかく急いで自転車を降り、崖沿いに伸びるウッド階段を伝って下の砂浜へと降りていく2人。

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ここは波も穏やかで、海水浴を楽しむにはちょうど良い環境であった。ゴーグルを通して見える海の中の世界は何処までも透き通っていて、時折目の前を白っぽい魚が通り過ぎていったりもする。
本当はこの島はシュノーケリングスポットとしても有名で、時間とお金の余裕があれば2人もやってみたかったのだけれど…まぁ、次の機会があれば、是非チャレンジしてみたいですねぇ。

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そのビーチにてこの日最後の“島泳ぎ”をゆっくりと楽しみ(やっぱり水は冷たかったけど。もう、秋が近づいているんだなぁ、きっと)、いよいよゴールへ向けてラストスパートだ。途中でまたまた現れた“クオッカ”たちと戯れたりしながらも2人は順調に自転車を走らせ、PM4:00を過ぎた頃になって無事に桟橋のある“Thomson Bay”へと到着した。
本当は桟橋付近の“町”も散策してみたかったけど、ちょっと時間が足りない感じか。

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自転車で巡るロットネスト島はとても素敵な場所だったけど、それだけにやはり1日(半日)では時間が足りなかったかもしれない。
この島には、いつかまたもう一度戻ってきたいと思う。出来たらここで仕事を探せれば、とても素敵なんだけどなぁ…。(また、チャンスを探ってみます。)

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