シドニーとも今日でお別れ。
1週間の滞在は、最初はちょっと長いかなとも思っていたのだけれど、歩き始めるとやはりそれはあっという間の日々だったと思う。

アジアのファクターがこれ程根深く入り込んできていたのには驚いたけれど、いればいるほどこの町の魅力が見えてきて、どんどん住みよく感じられるようになった。
特に、こんなに大きな町のすぐ傍にあれほどきれいなビーチがひしめいているのには、ちょっと感動してしまった。あの海があれば、都会暮らしもどんなに楽しく送れることだろう…。そういう風に考えてみると、この町に移住者が多いわけもちょっと分かるような気がしてくる。便利で、暖かくて、キレイな海があって…いやいや、最高じゃないですか（笑）。
まだまだ見きれなかった場所はたくさんある…というか、見ていない場所の方が多いとは思うけれど、自分たちの好きな場所を毎日とにかく歩きまわって、最終的には少しだけ、土地勘というか、町への馴染みが生まれたような気がした。
今度はここから一気に飛んで、西海岸のWestan Australia州へ。Perthという町を起点に、遂にお仕事探しをスタートする事になるのである。
1年半以上の旅生活の後、2人にとって最初の就職先は、いったいどんな場所になるのか！？…多分、フルーツピッキング（農作業）とかになるんじゃないかと思うけれど、とにかくしっかり働いて、さらにはしっかりと稼ぎたいなと考えています。
なにせそれがこの先の“旅の行方”を大きく左右するわけですから…。