08 March, 09

「Bondi Beach。」

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シドニーで過ごす最後の日を、ビーチサイドでのんびりと過ごす。
Bondi Beachはシドニー中心部からだと、ローカルバスに揺られて30分くらい。太平洋側に面したこのビーチサイドには沢山のホテルや店がひしめいていて、町からのアクセスのし易さもあって、旅行者の宿泊場所としても比較的人気の高い場所である。

もちろん、海の美しさがあってこその“人気”なのではあるだろうけれど。

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ただ、問題なのは今日の天気だ。昨日はあれほど強烈な太陽が2人の散歩道をハードにしてくれていたっていうのに、1夜明けたらこの曇り空…。
それでも“ビーチで最後を飾ろう”と思っていた気持は曲げられず、初志貫徹でここまでやってきたのである。シートを広げて浜に寝転がると、見上げた空の大部分が鼠色の雲に覆われてしまっている。先ほどまで小さく見えていた青空も、いまではもう、ほとんど雲の後ろに隠れてしまったようである。

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夏だからさすがに寒いということはないが、かといって泳ごうかという気にもなれないような気温状況。カラフルなサーフボードを担いで歩いて行くあの団体は、サーフィンスクールの生徒たちだろうか。かれらもしっかりウエットスーツを着込み、今日という日に備えてきたようだ。波の立ち方は悪くなさそうだから、彼らにとってはそれ程“悪い日”ではないのかもしれない。
悪天候にしては海水浴客(日光浴客)も結構いるようだが、考えてみれば今日は日曜日。天使さえよければ、人出はこんなもんではないのだろう。

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そんな景色を眺めながらポテトチップスとビールをチビチビやっていると、とうとうポツポツと雨が空から落ちてきてしまった。荷物をかたずけ、シートをたたむと近場にあった海の家(コンクリートのしっかりとした建物だけど)に駆け込んだ。
みな、一斉にビーチから離れていくのが見える。今日はどうやら、もうここまで、かな。
海岸からすぐのところで行われていたフリーマーケットを冷やかした後、来た時と同じナンバーのバスに乗り込んでOxford Streetへと戻る。

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戻った時には雨も本降りになってしまって、結局ずぶ濡れになりながら宿へと走る事になってしまった。今日に限って2人とも傘を持ち歩いてなかったのが悔やまれる。
だってまさか、これ程の雨になるなんて思ってもいなかったから…。
雨は夜になっても一向に降り止まない。それどころか、勢いを増している様にも感じる。
明日は早朝出発で、Perthへとフライトすることになるのだけど…。

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