02 March, 09

「AVION。」

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2人を乗せたアルゼンチン航空機は、出発時刻が遅れた以外はすべて順調なフライトスケジュールで太平洋上を西へと飛び続ける。

出発したのは3月2日のAM2:00だったが、日付変更線を跨ぐ関係上、17時間後のオークランド(ニュージーランド)寄港は3月3日の朝という事になっている。
そこで1時間程のトランジットタイムを過ごした後に、シドニー(オーストラリア)へ向けて更なるフライトに飛び立つことになるのだ。
機内ではアルゼンチンの団体客(全て男)がその半数以上の席を埋めていて、何だかやけに騒がしく、そして楽しそうにはしゃぎ続けている。
だけど、こんな“南米ノリ”もこれが最後になるのかなと思うと、多少の“うるささ”は実際あまり気にならなかった。

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機内食は、ステーキにワインかなぁと予想していたが、実際はクリームパスタとビールという組み合わせ。まぁ、それはそれで美味しかったけど。
Mは搭乗中ほとんど眠り続けていた気がする。いや、飯を食べる時以外は、かな。
Jはあまり寝付けなかったから、旅の途中で手にした文庫本「罪と罰(ドストエフスキー著)」の下巻を機内で一気に読み切ってしまった。
そうこうしているうちに、どうやら機内アナウンスが着陸案内を流し始めたようだ。
いよいよ“新天地”が近づいてきたみたいだなぁ…。

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