23 March, 09

「Resort 雲。」

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午前中のうちにバスに乗って、仕事探しに出掛けました。
向かったのは、海辺の幹線道路沿いに並ぶ“リゾートホテル”の数々。こういった大きなホテルでのハウスキーピング(掃除婦ですね、つまり。)の仕事がイイお金になるという話を聞き、さっそく訪ねてみる事にしたのだ。

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どこもこれまでの旅路ではお世話になる事もなかったような「This is Resort」という感じのホテルばかりで、最初は中に入るだけでも気後れを覚えたくらいである。そんなホテルの受付にて「仕事を探している」と相手に伝えると、大抵のところでは独自の「アプリケーション・フォーム」を手渡してくれて、その場で記入したものを受け取ってもらいつつ“連絡待ち”状態に入る事になる。今日連絡があるか、明日連絡があるか、1週間後に連絡があるのか、もしくは全く連絡が来ないのか…。

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予測が出来ないだけに、かなりドキドキさせられます、これは。
ワーホリという枠の中での1時的な職ではあるけれど、「稼がなければ」という気持ちが強いだけに、2人とも真剣味自体はかなりのものである。…しかし、結局その場で期待の持てる返事をもらえたホテルは1つもなし。とにかくここは、根気よく待つしかないようだ…。
Resort Hotelまわりを終えると、そこからの帰りはビーチを歩いてみる事にした。

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地図で見る限りの距離感で行けば、Busseltonの中心まで大体7~8kmくらいだろうか。
曇りがちな空模様名だけに日差しはあまり強くなく、歩くのにはちょうど良い気候である。ただ、泳ぐとなるとちょっと寒すぎるかなという気候でもあり、一応水着は持ってきていたのだけれど、出番は結局やってこなかった。
時折雨まで降ってきたくらいで、そんな時には折りたたみ傘をさしながら湿った踏み心地の砂浜を歩くことに…。足の裏に感じる砂の冷たさが心地よい。

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海の向こうに突き出した“Jetty”の姿が徐々に大きくなってくるのを見ながら、現在位置を確認しつつゆっくりと進んでいく。空に浮かぶ雲のカタチが今日はやけに印象的で、そんな“カタチ”を記念におさめようと、何度もカメラのシャッターを切る。(デジカメだから、こういう表現はオカシイのかもしれないけど…。)
何組ものビーチを散歩する人々とすれ違い、その内の何組かは犬を連れて歩いていた。海の水に入ってはしゃぐ犬たちの姿がとても可愛らしくて、思わず微笑みあってしまう。

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夕方が近づくにつれて空模様は徐々に回復傾向にあり、時折のぞく青空の間から大きな太陽が顔を出すと、海は途端にその魅力を1段増すように思えるのであった。エメラルドグリーンの水面がキラキラと光る。何度見ても、この海の色はやっぱり感動的だなぁ。
ビーチを歩いている間は、そこに落ちている“貝殻”拾いに2人とも熱中していた。自分たちのことではあるのだけれど、こんな風に貝殻を拾う日々の生活って、何だかちょっと素敵だなぁって思ったりもしました(笑)。

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