20 March, 09

「雲行き。」

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Perthからバスで4時間、更に南西の海辺の町「Busselton(バッセルトン)」に到着した。
朝から天気が不安定で、移動中には雨も降りだしたりしていたのだけれど、降り立った彼の地ではそれも止み、雲の間から気持のよい青空が顔を出していた。

バスが停車した場所は、町のインフォメーションセンターの目の前。
中に入って地図を貰い、目当てのBackpackers Hostelの場所を尋ねると、どうやらここから数ブロックの比較的近い場所であるらしい。2人交代でトイレに行き、落ち付いた所で荷物を背負って、宿へと続く道を歩き始めた。

…そして、あっという間に到着したのが、この小奇麗な“バッパー(Backpackers Hostelのこと)”なのであった。
予約は事前に済ませてあるから、まずはその確認を入口前のオフィスにて。オーナーの“Sam”はアジア的な顔立ちをした目つきの鋭い感じの男で、背が小さい割にガタイはよく、接してみるとこれが非常に無愛想なタイプであるらしい。
この“無愛想”が第一印象としては非常によろしくない感じで、Mなんかちょっと怖がってしまったくらいだった。後で聞いた所によれば、サムが無愛想なのは別に2人に対してだけのことではなく、誰に対してもそうであるらしいけど、それにしても…。

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この宿ではファーム系の仕事斡旋もしているはずで、一応「仕事がしたい」という旨をしっかり伝えてはみたものの、サムの反応の方はあまりパッとせず。実際、今は目ぼしい“情報”もないみたいで、宿泊者は皆“お声が掛かるの待ち”状態らしい。
意気込んでここまでやってきたのに、乗っけから何だか雲行きが怪しくなってきた。
ここで本当に仕事を見つける事が出来るのか、どうか…。

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