午後、やわらかく照りつける日差しの中で、Colombian Football観戦。

ゲームは地元チームDIM vs Pastoというチームの対戦カードで、正直どちらも良く知らないけれど、コロンビアのサッカーが（というか、サッカー観戦の雰囲気が）どんなものなのかという興味もあり、一番安い地元サイドゴール裏の8000ペソ（≒\500）のチケットを買って、早速スタジアム内へと入って行った。

本当は先週末、Nationalというやはり地元チームの試合を観戦予定だったのだけれど、土曜にゲームがあるところを、タクシーの運ちゃんから「日曜に試合がある。」というデマ情報を吹き込まれ、結局見逃してしまったのだ。
でも、この町ではもう見れないかと思っていたサッカーに、次の週に来るチャンスが巡ってきた。風邪のおかげというか、何というか…。

スタジアム外でもファンはかなり盛り上がっていたけど、中でもすでに応援歌の合唱が始まっていた。しかし、思っていたほど「恐ろしげ」な緊張感はなく、日曜の午後の、市民の娯楽的なやわらかい雰囲気が客席の周囲には漂っている。
客層も、子供さんからじいさんばあさんまで、といった感じ。騒いでいるのはもちろん若者だけど、「近所のおばあさんが一人で来ました。」的な人々の姿もけっこうちらほらと目立っていました。
試合が始まっても、応援団の合唱は止むことなく続いていく。このあたり、日本の観戦スタイルはやはり南米から来てるんだなということを実感させられる。

ヨーロッパあたりだと、試合開始とともに客席は比較的静まり返って、じっくり試合展開を観覧するという雰囲気がある。そして、いいプレーには歓声や拍手が、悪いプレーにはブーイングが浴びせられるのである。
ここコロンビアでの観戦スタイルは、どちらかというと「どんちゃん騒ぎ」型でしょうか。
でも、みんなこの場を楽しんでいることがとても良く伝わってくる。
試合をみていても、応援をみていても、とにかく楽しめるって雰囲気はあります。

試合内容的には、両チームともパスを繋ぐサッカーが好きなようで、ワンツーを使った中央からの突破なんかも多くみられる。
でも、今日のゲームの中で一番光ってたのは地元DIMの左サイドの24番かな。
名前知らないけど、いいセンタリングを何本もあげていて、また守備も堅実でした。
背が小さく、体格が良くて、雰囲気はロベカルのようなタイプだった。
結果は、3-1で地元DIMの勝利！！
ゴールも多くて、なかなか楽しめる内容の試合観戦でした。