午後、少し遅めになってから、Metro Cableに乗ってきました。

Metro Cableはその名の通り、メトロの会社が生活の足としてケーブルカーを運行しているものであり、通常のメトロ駅にて“乗り換え”するだけで乗車可能なのがとても嬉しい。
つまり、最寄り駅からの初乗り1400ペソのみで、山登りケーブルからのメデジンの街の“絶景”を楽しんでしまうことができるのである。

今日乗ってきたのは、「San Javier」という駅から「La Aurora」までを結Linea JというラインのMetro Cableで、どうも比較的新しく出来たものらしい。
メデジンは上から見ると瓦の茶色も美しく、イタリアやスペインあたりの風景を思わせるヨーロッパテイストな町並みを持っており、こういう展望スポットに来るとその魅力を十分に堪能することができる。
しかし、実際に郊外の、つまりは山の高い辺りに建つ家々を近くに寄って見てみると、そのボロさというか、簡易的な造りというか、貧しさのようなものがひしひしと感じられてしまうのである。セントロ地区の発展ぶりと見比べてしまうと、そのあまりの“格差”に愕然としてしまう。火山が多く、地震もたくさんあるはずのこの国のこの地域で、こんな造りの家々なんか、あっという間に崩れてしまいそうだけれど…。
頂上まで到達すると、駅で一度ケーブルを降りて、その場から周囲の風景を撮影させてくれる。そして、そのまま駅を出ずに帰りのケーブルに乗ってしまえば、チケットを買い足す必要もなく、更なる節約になってしまうのです。
なんて素晴らしいシステムなんだろう。メトロケーブル、万歳です。
今日はこれくらいの外出にしておこうということで、夕方、日が落ちてしまう前に宿の方へと帰り始めることにした。
Jも病み上がりで、急に無理はしない方がいいだろうと。
近所のスーパーマーケット「EXITO」でインスタントヌードルを購入して帰宅。
コロンビアではAJINOMOTOのインスタント麺が主流みたいで、何度か食べたけど、Carne（牛）味、なかなかいけます。卵を溶いて、すこしリッチな気分を出したり。