『本の会議。』
毎週水曜日は、北鎌倉の某所にて『本を作るための会議』を開いています。
…相談に乗ってもらっているのは、Mの『ロンドン留学中の友人』であり、2人のブログ“Traveling the World”を立ち上げてくれた恩人であるWebデザイナー(フリーランス)の『ヒロシさん』と、そのヒロシさんの元上司である“面白オジさん”『フクトミさん』。フクトミさんは、長く雑誌の仕事に関わっていた『広告業界の人』であるから、2人にとっては何とも頼もしい“味方”であり、長(おさ)である(笑)。
最初は、「とりあえず出版社なんかにプレゼンできるような『サンプル本』を作ってみよう。」という『とりあえず的』な始まり方だったのですが、“会議”の中で最近の出版業界の不況や本の性質を鑑みたとき、「すぐにイイ話は来ないだろうなぁ。」と、後ろ向きな展望を抱いたりもして…。少なくとも、自分らが“思ったまま”の出版物を「はい、どうぞ。」なんて、出してくれることは、まず無いだろう。(妙な“こだわり”があるからなぁ、2人とも…。)
最近では、「出版社から“思ったような”本を出すのは簡単じゃないだろうから、だったら別の平行案として、自分らでも出版社作っちゃおうか?」…と、会長の福々しい名前由来の『福富書房(フクトミ書房)』をスタートさせてみたり。ネットのドメインも取得しちゃったし(笑)。とはいえ自費出版をするには蓄えが無いのが致命的だし、ネットで資金を募る『キックスターター』的なサイトの存在も視野に入れたりしながら、暗中模索している感じです。
一方、本そのものに関して言えば、写真や文章がすぐにカタチになるほど簡単な「ボリューム」でもないから、日々、コツコツと『写真整理』や『執筆作業』をしている状況で、終わりはまだまだ、見えておりません…。まぁ、あせらず、ゆっくりと。気持ちを切らさずにジックリ取り組んでいきたいですね。
ちなみに、写真は少し前に撮った『ある夏の日の鎌倉』です。