21 April, 10

「Mokoro Trip。」

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AM8:00過ぎに宿の前の川辺を出発し、1泊2日の「Mokoro Trip(モコロ・トリップ)」へと出掛けてきました。

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Mokoro(モコロ)とは、このあたりで湿地帯を移動するのにつかわれる細長い丸木舟のことで、今回2人が参加したTourではこのモコロに乗って湿地の美しさを堪能することになるのです。

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料金は1人770プーラ(≒10500円)で、2泊の場合は950プーラくらいと、更に割安になる仕組み。因みに日帰りは650プーラ前後だったと思う。

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宿の前からは小型のモーター付きボートでガンガン飛ばして上流へ40分ほど移動していき、そこからいよいよモコロに乗換え、湿原地へと出発。ツアーといっても今日出発したのはJとMの2人だけだから、気分はより一層と高まってきます(笑)。

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それにしてもこのモコロ・トリップ、想像していた以上に素敵です。写真だけだと、上手く伝わらないんじゃないかと思う。なんというか、静かな湿地の細い水路を小さな丸木舟で進んでいく感じが、何とも言えずイイんです。旅で疲れた心を奥の方から癒してくれる感じ。上の写真は、本日の野営場所となる湿地の中の小さな島にて。テント設営もすっかり板についてきました(笑)。持参のテントがなければ、宿で貸してもらう事も可です。

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テント周辺で昼食(材料は自前)を食べ、河で泳いで遊んだりしながら午後の暑い時間帯を過ごす。そして夕方になってから、再びモコロに乗って細く入り組んで伸びる水路の中へと入っていく。

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1日目の夕方は湿地中に広がる緑の大地にて“Walking Safari”をすることになります。運が良ければゾウやライオン、バッファローに出会えるということなのですが…。

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この日は結局2人に運は巡って来ず、全く動物と接触することが出来ませんでした。今の時期は水が豊富だから動物たちが四方に散らばって生息しているため、遭遇するのがとても難しいらしい。Safariは明日の朝にもあるから、そっちに期待するしかないかな。

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日が沈みかけた夕方の湿地帯の中を、またまたモコロに乗ってキャンプ地へと戻っていく。とにかく、このモコロに乗っている時間がイチバン楽しくて、やっぱり癒される。

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サファリで動物に出会えなくても、このモコロだけでツアーに参加する価値は十分あります。頼めば、自分で操縦させてもくれるけど、これが結構難しかった。やっぱり、こいでいる人たちはああ見えてちゃんと“プロ”なんだなぁ(笑)。

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そういえば、夜、キャンプでメシを食っていたらどこかの島から歌声が聴こえて来て、ちょっと気になるなぁなんて話してたらガイドのJoがモコロでその島へと連れて行ってくれました。そこではオーストラリア人の団体さんと数人の地元ガイドがBotswanaの歌と踊りを楽しんでいて、2人も途中から参加することに。その場自体もすごく楽しかったんだけど、もっと良かったのは、夜のオカバンゴをモコロで移動していく時の方だったかも。あたり一面で“ベルフロッグ”と呼ばれるカエルが合唱しているのだが、これが名前通りに鈴の様なキレイな鳴き声をしていて、「カラン、コロン」というその鳴き声を聴きながら月夜のデルタを進んでいく、その雰囲気といったら…。文句なく、おススメです。

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