金沢21世紀美術館へ、『art-ZINE展』を観に行ってきました。
横浜から郵送している時には「本当にこれ、展示されてるのかなぁ…！？？」
…なんて、疑ったりすることもありましたが、実際に足を運んでみて、
「あ、本当に展示されてるんだ。」と、無事に確認することができました（笑）。
良かった、よかった。

横浜から、福富書房Ｈ氏の運転する車に乗って行く、気ままな小旅行（社員旅行）。
途中に死ぬほど苦しい渋滞があったり、大雨が降ったり、色々ありましたが、
夕方前に金沢に到着するとそこには雲ひとつない青空が広がっていて、
そうしたら沈んでた心が浮き上がって、いっぺんに楽しい気分になってしまった。
おひさまの力って素晴らしい！

宿に荷物を置いた後、急いで目当ての美術館へ。

9月25日まで開催中（もう終わっちゃいましたね）の『art-ZINE』展。
無料展示スペースで開催されているので、
誰もが気軽に閲覧できるのが良いです。

そして、早速 『travel zine』を発見しました。
本当は何枚か写真を撮ろうと思っていたのに、この1枚を撮影している時に後ろから声をかけられて、
「あの、申し訳ありませんがここは撮影禁止になっておりますので…。」と静かなトーンで怒られてしまったのです。一応、「ここで作品を展示して頂いている者なのですが、それでもやっぱりだめ…ですかね？」　と、食い下がってみたのですが、「じゃぁ、先程の1枚だけ、見なかったことに。」　と、やはりそれ以上の撮影は認めてもらえず。…ちぇ、ケチだなぁ…。（笑）

こうして『自分以外の人が作ったジン』を見るのは、今回が初めてだったのですが、思った以上にみな荒削りというか、初期衝動に偏っているというか…ジンというものの『あり方』について、再認識することが出来たような気がします。ほとんどのジンが見た目は安っぽくて、簡単な作りですが、作り手の趣味が自分の趣味に合えば、アート作品として「これ、ほしいかも。」…みたいな気になるわけで、結局は金の掛かり方云々ではなく、問題なのは「センス」なんだな、と。
個人的には、自分の作ったジンが展示されているのを見て、「頭で考えていたような『見え方』にはならないもんだなぁ…。」なんて、自分の表現能力の未熟さを思ってみたり。
頭の中の「こうしたい！」を、そのままカタチにするチカラをつけるには、もう少し時間が掛かるのかもしれないですねぇ。…勿論、今まで作ったものには愛着があるし、それぞれの良さもあると思うけど。

今日は金沢到着自体が遅めの時間だったから、『観光』はここまで。
夜は近江市場市場付近の『井ノ弥』というお店で海鮮料理を。
刺身やてんぷらはどれもボリューム満点で美味しかった。ビールも美味し（笑）。