06 March, 11

「家。」

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Mの実家。ここで『旅人』が育ったということですね(笑)。

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良く晴れた日曜日の朝。朝食は、トーストと目玉焼きに、トマトも少し。コーヒーの湯気が、陽の光の中をゆっくりと立ち昇っていく。

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食事を終えて、皿を洗い始めたMの姿を写真に撮りながら、「同じことを旅でしていても、こういう“生活の素敵さ”は出ないなぁ。」…と、不思議に感心してしまった。

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この家には小さな“中庭空間”があり、『半平屋』だから屋根が低くて、ダイニングにとても良い光が入ってくる。…ただ、広いリビングとダイニングがひと続きになっている分、暖房器具が非常に“効きにくい”から、普段はその隣の小さな『TV部屋(畳に炬燵)』に引きこもってしまうというところが、少し勿体ない感じである。

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とても良い雰囲気の、生活が見える冷蔵庫の側面(笑)。

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玄関先の下駄箱に乗っかってる…天狗!?

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玄関の脇で、釣竿を撮影中のJ。

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かつての面影…。

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庭も広くて、とても気持ちがい。

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…でも、Mにとっては、小さい頃からこの庭にいる『毛虫軍団』が常に悩みの種だったらしい。毛虫・芋虫類については、絵本すら見れないMですからねぇ。

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木洩れ日。

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真っ白でフワフワのニャコ、ウィルソン。飼い主(Mの両親と兄)にはとても良く懐いているものの、ほとんど実家にいないMや、新参者のJには全く近づいてきてくれない。つれないなぁ。

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昨日、Jが風呂に入っている時、ドアの外で『ニャァ、ニャァ。』と鳴く声が聴こえたから、「お、何だ、甘えにきたのか?」と思ってドアを開けてみた所、Jの顔を見るや否や、『んっ?…こいつじゃないや。』…みたいな表情をして、そのまま向うに歩き去ってしまった。

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やっぱり、つれないのである、彼は(笑)。でもカワイイ。何せ、フワフワだから。

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大学入学以来、ほとんどの時間を東京や外の世界で過ごしてきたMだが、彼女の好きなモノや好きな世界観の一部を、ここではしっかりと感じとることが出来る。家族の記憶や価値観は、その家の“表情”からうかがい知ることができるのだと思った。

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今日は天気がとてもいいから、これから少し遊びに行ってきます。日曜日だし、遊んでいても別に悪くはないでしょう(笑)。

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