04 March, 11

「銚子。」

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昨日の午後、Mの実家である『銚子』に移動してきた。今となってみれば、『被災前』の、穏やかな港町の風景である。着いた時は多少風が強く、横浜と同じような寒さを感じたが、一夜明けて今日の朝になると、窓の外には気持ちの良い青空が広がっていた…。

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Mの両親への『帰国報告』を行い、無事に帰ってきたことに対しては「ラッキーだったねぇ。」というお言葉も(笑)。確かに、2人が通って来た道筋で今、色々な混乱が起こっていたりもするから、何事もなく無事に旅を終えることが出来たのは、『ラッキー』であったのかも、しれない。

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ちなみにその後、「…で、これからどうするの?」とお義父さんから問われた時には、正直ちょっと答えに困ってしまいました。色々考えるところはあるけど、どれも確かなことじゃないからねぇ…。スイマセン、もう少しお待ちください。

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晴れた銚子はとても暖かくて、ご両親やお義兄さんたちは「寒いねぇ。」と言っていたけれど、2人にとってはとても過ごしやすい気候である。今日はお昼ご飯を食べた後、近所に出来ていたShopping Center『イオン』を訪れ、靴下など日用品を少しだけ購入した。旅の間に使っていた衣服は、日本で見るとどれも土っぽく染まってしまっているように感じる。洗濯機とか、ほとんど使ってなかったしね。

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日本のような先進国での生活って、例えどんなに田んぼや畑が廻りにあったとしても、十分に『土から遠ざけられた』生活なんだなぁって、改めて感じた。インドも、中国も、中東もアフリカも、毎日通りを歩いているだけで服が土っぽく汚れていくのに、日本ではいくら外出しても、服がいつまでもキレイなままなのである。まったく、まったく。

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…終いにはこんな風に、お肌までしっとり清潔に出来ちゃったり…(笑)。隣りでJは、こたつの中に足を突っ込んで、ミカンを食べながらTVを見る。まさに、典型的な『日本の冬の正しい過ごし方』ですね。春は、どこまで来ていることやら…。


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