01 March, 11

「“Macdonald’s” as Somewhere Else…。」

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早朝、AM6:00前にバスは横浜駅西口に到着した。外は薄暗く、人影もまばら。まだ動き始めたばかりの街を、バカでかいBackpackを担いで歩く…。

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昨夜の長距離バス移動では、バスのシートの座り心地が「非常に良い。」ということに感激して、「やっぱり日本だなぁ。」などと言い合っている内、次の瞬間には2人とも深い眠りに落ちていた。だから、気づいたら横浜に着いていたというか、本当にあっという間の『ワープのような』移動であった。

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朝の冷たい空気の中、身体を揺すりながら電車を待ちつつ、スーツ姿のサラリーマンたちを目で追う。出来れば、スーツを着る仕事にはもう戻りたくないけど…どうなることやら。

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15分くらいで電車が来た。この時間帯はまだ通勤客も少なくて、デカイ荷物を持っていても余裕を持って席に座れるのが、2人にとっては非常に嬉しい。

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「ハガキ、届いたかなぁ。」「ってか、届いてなくて、みんな出掛けちゃってたりして。」
…色々と考えながらも、あっという間に実家の最寄り駅に到着。この時点でまだ、AM6:30である。予告なしでいきなり帰るには、ちょっと早すぎるような気がするなぁ…。

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…なので、駅前のマクドナルドに立ち寄り、少し“時間調整”をすることにした。ちょっとコーヒーを頼むつもりが、結局は空腹感に負けて、注文が『ソーセージエッグマフィン・セット』に化けてしまった。節約しなきゃって、分かってるつもりが…。

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しかし、こうしてマックの席に座っていると、自分たちが今何処にいるのか、分からなくなるような、何とも不思議な感じがしてくる。マックの内装って大抵何処の国でもほぼ同じだから、その無国籍な空間性質が、逆に、「何処のマックとも、言える。」という多国籍な印象を与えているようなのだ。気持ち次第で、「中国にいる。」とも思えてくるし、「インドにいる。」もしくは「エジプトにいる。」とも、解釈は無限に広げられてしまうのである。(特に早朝は、他のお客さんが少なかったから。)これはちょっと面白い発見であった。色んな国々で『マック』に通った経験が、こんなところで実を結ぶ(!?)とは。

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とにかく、そんな“nowhere(or somewhere)”なマックで何だかんだと時間を潰し、AM9:00過ぎに実家に到着。ハガキは昨日の夜に届いたようで、母親があきれたように笑いながら、それでも暖かく2人を迎え入れてくれました。やっぱり、家は良いモノですね。近々には、Mの実家である銚子にも行くから、一応それ用に荷物を作っておかないと。…って、なんかまだ旅が終わってないような!?…きっと、そういうもんなんです、旅と人生は(笑)。

追伸。
ガンバレ、東北。
頑張ろう、日本。  ~ 14.03.2011 from Yokohama ~

コメント

JさんMさんおかえりなさい。
私も2007年6月29日から旅していたので、
なんだかお二人のこと気になってました。
と言っても旅してる間はお二人のブログを
発見できず、昨年3月に帰国してこのブログを
見つけたときはなんだか嬉しくなり、
それからはよく見させて頂きました。
お二人の文章や写真も大好きです。
何処が好きなのか、言い始めたらきりがないので言いませんが。

東北の方々を想い切なくなる中、お二人の帰国の報告でちょっと気持ちが温かくなったので思わずコメントしてしまいました。

また日本での活動楽しみにしています。
おつかれさまでした。

はじめてコメントします。
おかえりなさい。
2009年夏に南米に新婚旅行に行くための資料を探していてこのサイトをみつけました。2ヶ月の短い旅行は終わり、いつか長い旅を(旅好きのあいことば・・)
と思いつつ子供も生まれ、このサイトをみることを楽しみにしていました。
最近日本に近いなあ・・と思っていたらなんと帰国されたのですね!
しかも京都月光荘は近所です。
いつか、どこかで旅行中にお会いできたらうれしいなあ・・
(あまりにファンすぎて、変な文章ですみません)
いつも楽しませてくれてどうもありがとうございました。

お帰りなさい♪
メキシコで一度ご一緒したの覚えてますか?
今自分も世界一周する為にお金ためてます(笑)
お二人の写真素敵でしたしすごい楽しくブログ見てました。
銚子行くなら途中の船橋とかで一度再会したいですが可能ですか?

連絡待ってます!!

みなさん、長い間2人の取りとめのない旅路を見守っていただいて、
本当にありがとうございました。

旅の中で少づつ撮りためた(書きためた)写真や文章を気に入ってもらい、
下手なブログを楽しんでもらえていたことは、
2人が旅を続けていくうえで、本当に大きな励みになりました。

そして、長い旅の最後までこのブログを続けてこられたこと自体が、2人にとってとても大きな財産になったんじゃないかと思っています。

こういう旅ができたことは、僕らにとって本当に『幸せ』なことでした。

そうして日本に帰国してくるや否や、
とても大きな『災害』に遭遇し(実家は関東なので、『直撃』ではないです)、
今後の人生を進めていく、そのスタートのタイミングを一時的に失っているような状態ですが、
2人のあたまの中にある“たくさんの可能性”を
これから少しづつ実現していけたらなぁと、
想像に顔をほころばせている感じ(笑)。

旅は、ここからが本番、なんて。

ブログも引き続き『継続予定』なので、
たまに見にきてもらえたら、とても嬉しいです。

お帰りなさい。
アメリカのフェニックスのYHで出会ったKeiです。
いつもブログを拝見していたせいか、二人との出会いがつい最近のように感じられます。
本当に二人の旅を楽しませてもらいました、感謝です。
沖縄へ遊びに来る機会があれば是非ご連絡下さい。

おかえりなさい☆
お二人のブログいつも見させていただいてました。とても素敵な新婚旅行ですね(^^)
どうたどりついたのかは覚えていませんが、
はじめは素敵な写真に引き寄せられてみはじめました!

うまく言えませんが、自分の知らない世界がたくさんで、お二人の写真や文章をみて、今、たくさんのモノや、あわただしさの中で、忘れている事を思い出させてもらったような気がしました。

『なーんかいいことないかなぁ~』なんて口癖はやめにして、お二人のようにおっきい事はできないかもしれませんが、ちゃんと自分で動こう!と思いました☆

写真も、文章もすきです(^^)
まだ昔ので読めてないところもあるので、
ゆっくり読んでいこうと思います。
これからも楽しみにしていますので更新してくださいねー!!

お帰りなさいっ(&初めまして)!!

先日帰国したのですが、南部アフリカに行く際に、情報を求めてココに辿り着いたモノです。以来、素敵な写真とマッチした文章に惹かれて、時折、覗きに来てました。

ハラレの宿の情報ノートでお2人の記述を見た時、LaPazで作られたハンコが押印されていたので、すぐに分かりました。
Maunのモコロツアーも、ココの情報のみを参考に行かせて貰って、大満足。
ホント、有難うございました。

震災後で、のんびり出来ないかも知れませんが、身体、休めて下さいね。
Blogは継続されるみたいなので、また遊びに来ます。

あ、京都月光荘、寄られていたんですね。
愛一郎や大ちゃんは元気でしたか?
観光客が少ない時期ならば、吉田山の茂庵さんもCafeとしては良い感じですよ。あと月光荘を出て左に行った所のcafeも何気に好き…

長々、失礼しました。

はじめまして。
お二人がヨーロッパ(後半かな?)を旅されていた時にブログを見つけて以来、本当にほとんど毎日覗いておりました。どの記事も何度繰り返し読んだことかわかりません。大ファンです。
お二人の旅を綴られた素敵な写真と文章は、いつしか私の「憧れ」になり、世界一周が私の「夢」となりました。
なんとか彼を説得してその気にさせることができましたので(笑)、来年春に出発を予定しています。

世界を旅をしながら、このブログで見たお二人の影を各国で見つけられたらいいなと思っています。と言っても、私たちは語学力も資金もお二人の足元にも及びませんが・・・。
沖縄にゲストハウスを開かれた際は必ず行きたいと思いますので、がんばってください!!!

お二人が帰国されてこのブログが終わってしまうのでは?と勝手に寂しく残念に思っていましたが、これからもお二人の「旅」は終わらないのですね。楽しみにしています。

中澤さん、新村さん、コマさん、Kazuさん、ひかりさん、コメント本当にありがとうございます!
そして、旅の途中で出会ったやす君とケイ君、お久しぶりです。
そして…、みなさん、ただいま(笑)。

とても幸せな旅路の末に、ようやく日本へと辿りつきました。帰国直前は「まだやりきってない。」というような後ろ髪を引かれる思いが強くあったものの、帰ってくればそこはやはり『母国』。
暖かくて心地よい“住みなれた世界”の良さを、再確認しながら暮らす毎日を楽しんでいます。

大地震の影響が世間に暗い影を落とし続けている中、関東地方の片隅で一時的な『主夫(主婦)』生活を送りながらスーパー通いをしたりしていると、それはそれで色々な発見があり、何かと考えさせられることも多い…。

でも、良しにつけ悪しにつけ、『ここ』こそが自分たちの国なんだと、それだけは確実に思い知らされています。そして、やっぱり日本が好きなんだなぁって。

でも、旅に対する興味も意欲も、それはそれでまだ持ち続けているし、『やってみたい旅』のカタチも、次から次へと湧きあがってくる。

今度の旅はいったん終了してしまったけど、再び旅立つ日っていうのは、それほど遠い未来のことじゃないかも…!?…なんて、それは難しいか(笑)。

でも、そういう『次の旅』のどこかしらで、皆さんと繋がる様な事があったら、それもまた素敵な事ですよね。

やす君、ケイ君、是非是非、また会いましょう。

ブログは、今後も続けていきます。『生活』の中から“旅を感じさせられる写真や文章”を送り出せるのかどうか…分からないけど、ずっと旅が続いているような、そういう気分で作っていくつもりでは、あります。なので、よかったらこれからも、たまに覗いてみてください。

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