07 March, 11

「Gypsy。」

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朝から冷たい雨が降る月曜日。持ってきた洋服を全て、Marimekoのカーキ色の古いトートBAGに詰め込んで、銚子駅の近くにある小さなバス停へと向かう。「東京では雪になるかもしれないなぁ。」と呟くお義父さんの声を聞きながら、窓の外のしっとりと濡れた景色を眺めていると、少し感傷的な気分になってしまった。旅をしている時は2人でずっと一緒にいたから、こうして離れて暮らすってのは、かなり久しぶりのことだ。すぐにまた会うのだから「寂しい」ってことじゃないんだけど、なんていうか、不思議な感じ…。


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…どちらにせよ、しばらくはこうしてそれぞれの実家に頼りながら仕事探しをすることになるのだろうけど、出来れば少しでも早く『2人の場所』を見つけたいと思う。旅が好きな気持ちと同じくらいに、『自分たちの巣』を作ることに対する憧れもまた、強いのである。

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帰るところ(巣)を求めてるからには、2人は本質的に『Gypsy(ジプシー)』的な旅好きというわけではないんじゃないかと思います。だから本当は、行ったり、帰ったり…特定の『巣』を拠点としての、そんな生活を実現できたら、本当に最高なんだけどなぁ。

コメント

おかえりなさい!でも心配です。
バタバタしてるうちにまた地震でバタバタで、空気読めてないコメントになってたらすいません。

そのがしら ひろのり さんへ

ついに、帰国しちゃいました。
いつもブログで旅を応援してくれて、
ホントにありがとうございました。

まだ、地震&原発で落ち着かない日々ですが、
早く日本が良い方に向かうこと祈っている
毎日です。

お互い、気をつけましょう!!

こんにちわっ
カメラについてのお返事ありがとうございます!またまたコメントしてしまいます!

私も日本に帰ってきてから旦那さんと別々暮らししていました。
お互いに親元にお世話になり、父には結婚してるのに何で一緒にいないんだと言われ、新居を決めるのに焦る日々・・・
一度はマンスリーマンションにでも住もうかと話もしました。
でも二人の巣を見つけました!今では、HAPPYに暮らしています。

お二人も素敵な巣が見つかることを願っています♪

ゆかさんへ。

やっぱり、NEST(巣)は大事ですよね。

新居探し、頑張ります!
その前にまず…仕事探しかな(笑)。

まぁ、何にせよ焦らず、じっくり。
…まだ『旅時間』が抜けなくて…(笑)。

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