18 February, 11

「Express。」

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直通急行列車に乗って、香港から上海へ。この前またいだばかりの『Border』を逆から越えて、再び中国本土に“復帰”することになる。1つの都会から、別の都会へ。印象深かった香港の大人な“都会っぷり”に比べて、“バブルCITY”上海のそれは、一体どんなものなのだろうか…。

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列車はPM3:15発だったから、午前中は比較的ゆっくりと『香港最後の朝』を楽しむことが出来た。いつもの食堂で、いつものラーメンを。硬い“エビ麺”とでもいう様な細麺が、妙にクセになる美味しさである。

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その食堂には宿をチェックアウトした後に行ったから、「フロントで預かってもらった荷物、大丈夫かなぁ…。」と不安を感じていたりもしたが、かなりオープンな造りの宿ながら、廊下の片隅に置かれた荷物一式はどうやら無事に残っているようだ。

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この宿も、偶然見つけたわりにはなかなか快適で、過ごしやすかった。TV版の『深夜特急』に出てくる『快楽招待所』という宿(やはり、重慶マンションにある)も気にはなったけれど、ある人から「南京虫がいる。」という話を事前に聞いていたもんだから、今回は見に行きもしなかった。Jの南京虫恐怖症は、もう相当なモノなのです…。

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荷物を背負ってメトロで移動して、到着した香港の出発駅○○(名前忘れた)にて、出国手続き(というようなもの)を済ませ、パスポートに“香港EXIT”のスタンプを押してもらった。同じ国の中でこういう作業が必要になるというのは変な気もするけど、パスポートにスタンプが増えるという意味では、2人にとってはまぁ、楽しい作業でもある。

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走りだした列車の中で中国本土との“Border”を越えた途端、周囲でガヤガヤ騒いでいる乗客たちがいかにも「中国人」という風にみえてくるから不思議である。実際、この列車の中にいるのは香港人よりも「上海人」の方が多い気がする。理由は、見た目。中国本土と香港の人々では、ファッションが全く違うのである。言ってみれば、「高級ファッションが板に付いた都会的な」香港人と、「田舎から出て来て、見よう見まねで結局はバラバラなコーディネートになってる」風な、バブル的中国人、という感じか(怒られる!?)。
まだまだ、オシャレな中国人というのは少ない。スタイルのイイ人とかはイッパイいるけど。…まぁ、とにかくそんな中国本土へ。到着は明日のAM11:00頃予定です。

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