03 December, 10

「印度山日本寺。」

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午前中、町の外れにある「印度山日本寺」に行ってきた。

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朝食は、近所の雑貨屋で買ったビスケットと、あとは露店のチャイを1杯づつ。ホテルの傍の道路脇。昨日見つけたここのチャイが、またとても美味しいのです。

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コルカタではあまり見なかった“牛”の姿も、ここに来てようやく見かけるようになってきた。聖なる動物が、のら犬と競ってゴミの山を漁る姿…これでこそ、インド、である。

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そんな通りを行った先、見えてきたこの門が「印度山日本寺」への正面入口。門の周囲では子供たちが楽しげに遊び、塀に小便をひっかけていた。

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まずは、寺の本堂へ…。

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ここでは毎日、早朝と夕方に「読経」および「座禅」の“お勤め”が行われており、部外者でも自由に参加することができるようになっている。

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そして…。ここが、2人にとっての大本命。「日本寺図書館」である。活字。本。新聞…。

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内部はとても落ち着く造りで、係りのインド人のオジサンも日本語流暢で物腰柔らか。美味しい食事処の情報を教えてくれたりなんかもして、何だかんだとお世話になりました。何より、笑顔がとても素晴らしい。町に徘徊する日本語達者な物売りや怪しい人々とは、全く違う種類の“スマイル”で、そういうのを見せられると、グッと心に差さってくる。どこの国にも、悪いヤツがいれば良いヤツもまた、たくさんいるのです。そういう意味じゃ、聞いていたほどにはインドが“厄介な国”だとは、2人とも今のところ感じていない。まぁ、カルカッタとブッダガヤを見ただけの1週間で、「インド」が分かってしまうハズもないんだけど。
夕方、本堂の方で「読経と座禅」を体験してきました。心休まる、良い時間です。…ただひとつ、猛烈な“蚊”の襲撃さえ、頑張って気にしなければ…。

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