午後、家のあるQuerim（ケリム）村へと帰る前に、マーケットで少し買い物をした。
“Good Day, Sunshine。”真昼の熱い太陽の陽射しを浴びていると、朝のうちに感じていたクリスマス・ムードが、一気にどこかへ吹き飛んでいってしまうようだ…。

最初に訪れたのは、Panaji（パナジ）の町外れにある場内市場。色とりどりの野菜や果物の他、地元で採れた新鮮な魚介類などが所狭しと並んでいる。目移りしたが、ここではひと際美味しそうに並んでいたブドウを1房だけ買う事にした。他にも色々買いたかったけれど、こっから家までまだ長い移動が待ってるから…かさばるしね、果物類は。

…その後、すぐにMapsa（マプサ）へと移動。ここがGoaの“数あるビーチ”への基点となる町で、2人の乗り込む「ケリム・ビーチ行」のバスも、30分に1本くらいの頻度で運行されているようである。

バスターミナルの裏側にはかなり楽しげな屋外市場が広がっており、最初は「家でチャイを作る為の小さな手鍋と茶漉し」だけを購入するつもりで歩いていたのだが、気付いた時には、果物（オレンジ）やら、数種類のお茶やら、“クリスマス用”のケーキやら、その他色んなものを両手いっぱいにぶら下げてた。

「暮らすって、もの要りね。」…なんて、“魔女の宅急便”のキキのセリフを言い訳にしつつ、空になった財布をひっくり返す。どうにか帰りの運賃くらいはあるようで、とりあえずはまぁ、ホッとしましたが…。