夜行列車で、成都（チャンドゥー）から昆明（クンミン）へ。車両の種類は前回のラサからの移動時と同じ『Hard Sleeper Class（硬臥）』だが、列車そのものは随分古い『時代モノ』ようで、クオリティーが少しインド時代へと戻った様な印象…。

…まぁ、実際には車両がそれ程ヒドイというワケでもないのだが、今回は同席した中国人家族がやたらと元気というか、まぁ単純にウルサくて、それが2人にインドの列車を思い出させた原因だったかもしれない。さらには、2人の寝台チケットが同じブースのベッド番号じゃなく、隣りのブースに配分されており（多分、今が中国の正月（春節）間近なため、席がいっぱいだったのだろう）、元気な家族がハシャギ廻る中、それぞれに孤独な睡眠時間を過ごすことになったのである。…それでも、やっぱり中国の寝台ベッドの寝心地自体は、とても快適。夜に移動すれば宿代も浮くし、これは全く、やめられません（笑）。