02 April, 11

「アメリカの風景。」

0402%20usa00.jpg


DVDで映画を見た。『Million Dollar Baby』と『Gran Torino』。どちらも、クリント・イーストウッドの監督した作品である。

0402%20usa01.jpg

それぞれ設定は違っているが、共通して『生と死』を見つめたシリアスな内容である。…が、個人的には断然、『Gran Torino』の方が好き。結末は複雑な要素を孕んでいるが、それでいてその先に「希望」が持てる。良い作品だったなぁ。

0402%20usa02.jpg

さて、そんな『イーストウッド映画』を立て続けに見て思ったのは、彼が撮る映画の時代背景や設定、画の作り方などがとても素敵であるということ。1つ1つの場面それぞれが、写真のようにばっちり“キマッて”いる。

0402%20usa03.jpg

たとえば、『グラントリノ』の中の一場面で、主人公のイーストウッドが風呂に入って煙草を吸う場面。傍に寄って来たラブラドール(犬)との絡みの撮り方(アングル)なんか、とても良かった。あくまで個人的な趣味だけど。

0402%20usa04.jpg

そして、改めて思い知らされたのは、自分が「アメリカの郊外都市の風景が好き。」ってこと。もしかしたら、ヨーロッパ的なものよりも、そっちの方が好きかも知れない。

0402%20usa05.jpg

古き良きアメリカ。…その名残を探しながら、車で旅が出来たりなんかしたら、とても素敵だろうなぁと、しばし空想。写真もいっぱい撮りたい。砂っぽくて色あせたような、古臭い風景の写真…。

0402%20usa06.jpg

ちなみに、ここでの写真はすべて2008年に撮影したものです。この頃と“旅の終盤”では写真の撮り方が多少違うけど、見返してみるとどっちもそれぞれに面白い。それにしてもこんな車、一体どんな輩が運転してるんだろう…。

0402%20usa07.jpg

0402%20usa08.jpg

0402%20usa09.jpg

0402%20usa10.jpg

0402%20usa11.jpg

0402%20usa12.jpg

0402%20usa13.jpg

0402%20usa14.jpg

0402%20usa15.jpg

0402%20usa16.jpg

コメントを投稿





コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。