03 January, 11

「Vasco da Gama。」

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Goaからの脱出は、Vasco da Gama駅発の列車に乗って、2泊3日の長い移動になる。目指すのは、インドの首都、悪名高きDelhi(デリー)である。

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朝、AM7:30の始発バスに乗ってQuerim(ケリム)を出てきた。2人の乗込む列車の出発予定時刻はPM3;00。出際に、大家のダンステンさんから「何でこんなに早く出るんだ。少なくともAM8:30のバスに乗れば、十分列車に間に合うのに…!?」…なんて言われるくらいに早起きをしたのは、「インドでは、何が起こるか分からない…。」という、疑心暗鬼な気分があったからなのだが、さすがにやっぱりこれは早すぎたようだ。
Mapsa(マプサ)経由のバス移動は結局2時間ちょっとしか掛からず、目的地の町「Vasco(バスコ)」に着いた時点で、まだAM10:00にもなっていなかったのである。仕方がないから荷物を駅のクロークに預け、あてもなくブラブラと通りを歩き始めた…。

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Vascoの町は、全体的にどこか寂びれた「過去の町」という雰囲気を持っており、通りや市場に漂う朝の活気すら、どこか弾け切れていないというような印象。でも、その“落ち着き”は、案外わるくない。滞在すれば、ゆったりした気分で快適に生活出来る場所なのかもしれない。安食堂で食べた朝飯と昼飯も美味かった。それぞれ別の食堂だったけど、値段も安く、店員の感じも良い。何もない町だけど、半端な待ち時間を十分に楽しく過ごすことができた。

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定時通りに出発した列車で、一路、極寒の北インドへ。新聞を読んでいる限りでは、北部の町、特にDelhi(デリー)などは、相当に冷え込んできているうようだ。南インドの暖かい日々が終わる事を思い、少し憂鬱な気分になった。

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2等寝台の窮屈な6人席に、何故か8人くらいの乗客がいる。彼らは正規の座席券を持っていないハズだが、時おり見回りに来る車掌はいったい、何をチェックしているのだろう。短距離の移動ならまぁいいんだけど、なにせ42時間の移動だから…。せめてもう少し広く、快適に過ごしたいんだけどなぁ…。

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