01 January, 11

「Dream。」

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朝起きてみると、見たはずの“初夢”の内容を、全て忘れてしまっていた。
AM10:00。ゆっくりとした目覚めにも関わらず、未だに頭がボンヤリとしているのは、昨日の夜中に教会で参加した“ミサ”の影響だろうか。2間向うにあるキッチンの流しで顔を洗うと、傍にある裏口の扉を開けて、やわらかな朝日の降り注ぐ「小さな庭」へ…。

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…夢と言えば、毎日のようにその日の夢の話を聞かせてくれるMとは反対に、Jの方は、最近起きた後にも覚えている様な夢ってのが、とても少ない気がする。まさか、こういうのまで「物忘れが激しくなった」とかいう“老化”の一環ではないだろうけど。

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ちなみに、この旅に出るまえ、東京で働いていた時分、かなり頻繁に見る夢があった。
その夢の中ではたいてい何か、例えばサッカーとか、バスケとか、そういうスポーツをしているんだけど、ボールを持ってドリブルしようとすると、何故かどうしても身体が宙に浮いてしまって、思うように前に進む事ができない…。

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まさに、“地に足が付かない”状態。思うように動けない苛立ちだけが募っていき、その状況が解消されるようなこともないまま、最後は息苦しいような気分で目が覚めるのである。

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だけど、ふと思い出してみると、旅に出てからのこの4年弱の間はその夢を見る事がほとんどなかった気がするのである。あれはやはり、その時点で抱いていた精神的・もしくは肉体的な状況がもたらした“何か”だったのかもしれないなぁ。…でも、こんな“浮き草生活”の日々がその状況を“打破”したってのも、何だか不思議な話だけど。

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さて、元旦の今日は2人とも長い外出はせず、ほとんどの時間を家と、庭と、その周辺で過ごしていました。昼過ぎ、数日前に買ってきて冷蔵庫で冷やしておいた「スイカ」を食べた。Goaのスイカは、何だか果実に弾力性がある。ライチの様な歯触り、というか。(この前食べたブドウもそうだった。)でも、汁が多くて甘みもあり、なかなか美味し。さすが南国です。

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夕方、少しだけ海の方へと散歩をして、帰ってきたら、近所の食堂で2011年の“初カレー”を。家の近所には食事で来るトコロってここぐらいしかないんだけど、この食堂で食べる「Butter Chicken(バターチキン)」は、最高に美味い。辛いけど、少し甘みのある「Butter Nan(バターナン)を合わせると、甘さと辛さが絶妙に混じり合い、あとをひくような「ハーモニー」が生まれます。1プレートとナン2つで、120Rs(≒240円)なり。

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新しい年を迎え、この旅(…というか、旅予算)も残り少なくなってきましたが…、まぁ、出来るところまで頑張ります。今年もよろしく。

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