20 January, 11

「Potara Palace。」

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Lhasa(ラサ)の象徴、そして、チベットの象徴ともいえる巨大建造物『ポタラ宮』。
宿から歩いても30分ほどの距離を、一行はTourバスに揺られて移動してきたのだが…窓の外にその威容が姿を現したとき、ふと身体が震えるのを感じた。写真でしか見た事のなかった風景。ウソみたいに晴れ渡った空の青さに、この場所の持つ不思議な力を感じた…。

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正面右手の駐車場でバスを降り、そこから宮殿の前を横切るようにして、右手側の入場口へと向かう。

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その間、何度カメラのレンズを向けたか分からない。ポタラ宮の後ろに広がる空が青すぎて、目を凝らすほど“黒っぽく”みえてくる。

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ジグザグと折れながら上へと延びる階段を登り、いよいよ、その宮殿の内部へ…。

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ポタラ宮は、かつてはダライ・ラマが暮らした場所であり、チベットの政治と宗教の中心であった。日本のガイドブックを読むと「部屋の総数は1000を超えるともいわれる…」などと書かれていたが、テンジン(Tourガイド)の話では『全999室』ということである。もちろん、全てが観れるわけではなく、観光客は決められたコースのみを見学してまわることになる。内部空間の造りは以外と“小さく”て、狭い通路にはたくさんの訪問客がごったがえしている。今の時期は“外国人観光客”よりも、地方から祈りの為にやってきたチベット人仏教徒たちの姿の方が多いようだ。因みに、内部は写真撮影不可。

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ダライ・ラマ用の寝室や会議室、歴代ダライ・ラマが眠る数々の霊塔など、確かにそこにはたくさんの興味深いものが公開されていたが、やはり2人の心を揺さぶったのは、この、外観の持つインパクトと、力強さ。まったく、本当に“いいカタチ”しているなぁ…。

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