19 January, 11

「Lhasaの生活。」

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夕方、Lhasa(ラサ)に到着した。宿は旧市街の伝統建築的な建物で、内部の装飾などは寺院建築と似た雰囲気。部屋も素敵で、何よりベッドに“電気毛布”が敷かれているのが、とっても嬉しい。ここまで、チベットにおける最大の敵は、何と言ってもこの泣きたくなるような“寒さ”なのだから…。

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今日は既に時刻も遅い為、全体行動としての「観光」は、なし。荷物を下ろして服を着込むと、早速Lhasa(ラサ)の旧市街をうろつき始めた。

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通りを歩き出してすぐに、「あっ、ここは今までの町(村)とは規模の違う都会なんだ。」ってことを、何となく肌で感じさせられた。通りを行き交う人々の間に漂う活気と無関心感、それに、生活の匂いが直に伝わってくるような“汚れ”や“人間臭さ”。そして、実際に町や路上を埋め尽くす人の“密度”が全然違うのである。
旧市街の細い路地を歩きながら、勘に任せていくつかの角を曲がり、ふと気が付くと上野のアメ横のような活気が漂う、スゴイ人混みの中に紛れ込んでいた。ただ、アメ横と違うところがあるとすれば、周囲にごったがえす人々の大半が“祈りを捧げる仏教徒”であるということだろう。どうやら、2人が迷い込んだこの環状の狭い通り自体が「祈りの場」となっているようで、みな一定方向のみに進んでいて、環状通りの中央に坐する寺の周りを歩き続けながら、同時にまた祈り続けているようなのである。寺の正面玄関前では、もの凄い数の人々が並んで「五体投地」を繰り返している。腰の曲がった老人もいれば、まだ小学生じゃないかというような子供の姿も見る事が出来る。独特の雰囲気と、その場から発散される凄み。ここはチベットなんだ。…そして、これがLhasa(ラサ)、か…。

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