05 January, 11

「駅。」

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AM9:30、列車はDelhi(デリー)の町外れにある駅「○○(…名前忘れた)」に到着した。予定到着時刻から、3時間近く遅れたことになる。早朝だからだろうか、空は薄灰色のモヤに包まれ、空気が肌に突き刺さるほど冷たい。時間帯にしては人出が少ないように感じるが、時おり通り抜けていくローカル列車の中の混雑具合を見ると、やはりここが大都会であることをひしひしと感じさせられるのである。

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Delhi(デリー)の有名な安宿街は、New Delhi駅の西側に広がっているらしい。ガイドブックを広げてみると、ここからNew Delhi駅まではローカル列車で3駅の距離である。ホームの階段を登り、踊り場にあるオフィスで2枚のチケットを購入した。1人4Rs(≒8円)。

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そうして、新たなホームに向かいながら、思わず「これ、ちょっと寒すぎるんじゃないの?」と、切実な弱音がこぼれてしまうのである。噂の“寒波”は、やはり本物らしい。それとも、GOAの生温かい風の中で、2人の身体がなまってしまっただけだろうか…。

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駅の雰囲気を眺めまわしただけでも、“常夏の楽園”と“北の寒空の下”では、同じインドなのに漂っている生活臭が全く違うような気がした。何か、殺伐とした空気を感じる。都会特有の、人々の“他人への無関心”によるものだろうか。…とはいえ同じ都会でも、南のMumbai(ムンバイ)ではそういう気持ちにはならなかったのだが。

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それにしても、なかなか列車が来ない。ホーム、ここで本当に合ってるのかなぁ…。

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