“儀式”を見たあとは再びタクシーでの移動を開始し、Kathmandu（カトマンドゥ）に戻る途中にある村々をいくつか見て廻ることとなった…。

キルティプルという村にある寺院の境内からは、カトマンドゥの街並みを眼下に見下ろすことが出来た。ゴチャゴチャと小さな建物が密集した町の風景は、質こそ違えど、やはりどこか日本を思い出させる雰囲気がある。周囲にそびえる山並みが“山岳国”日本のイメージと繋がったからなのか、やはり都市の造りそのものに「アジア的な共通点」があるからなのか…。どこに行っても、何をやってても、自分たちの心が今までになく落ち着いているのを感じのは、この国が“アジア”というくくりの中で、遠く日本とどこか繋がっている気分を感じるから…なのかもしれないですね。