09 October, 10

「Same as yesterday…。」

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スークを抜けた先の広場の、中央にどっかりと腰を据えて建つアレッポ城は、2人が事前に考えていたよりも随分と巨大で迫力があった…。

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今日は朝から曇り空に覆われていたアレッポの町も、この頃から次第に青空が広がり始めていて、太陽が顔を出すたび、気温も少しづつ上昇しているようだ。

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アレッポ城への入場料金は通常、1人150SP(≒300円)なのだが、ここで国際学生証を見せると、一気に10SP(≒20円)にまで割引きされることになる。

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2人はどういうわけか、こちら(国際学生証保持)側の人間なので…(笑)。非常に得した気分になりました。アレッポ、素晴らしい(笑)。

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曇りから晴れへの移り変わりの中、空に浮かんでいる雲がとても良いカタチをしていて、写真を撮るのが楽しかった。雲の白色と、空の青色と、城の“城色”とのコントラスト。

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迷路のように入り組んだ城内の通路を歩いた先の、高台の上にはカフェが設置されていたりなんかして、感じのよいシチュエーションでティータイムを楽しむことも出来ます。

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2人は、値段も確認してないけど(笑)。どうせ、高いし、こういうとこのチャイ(Tea)なんて。でも、ティータイムなしでもスゴく気持ちの良い時間を過ごすことができました。

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城から降りてスークに戻ると、その先で出くわしたモスクにも入場してみる事にした。こちらは入場料金1人25SPで、学生割引はありません(笑)。

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シリアのモスクでは、どこでもとにかく子供たちに囲まれがちで…。写真をせがまれるがまま、次から次に何枚も撮っているうち、いつのまにか充電がなくなってしまう。

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今日は、この2グループのKidsたちによる「レンズの奪い合い」に右往左往しながらの、やけに忙しないモスク見学となってしまいました。普通はモスクって、とても静かで心が落ち着く場所なんだけどね。

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モスクを出ると、夕方の気配が漂う町の通りの、人ごみの中へと紛れていく。モスクからは夕方のアザーン(お祈りの時間を知らせる“呪文”のような…町内放送!?)が流れ始めていて、いつもと同じように“イスラム世界の1日”が暮れていこうとしている。毎日、同じ時間帯に流れるこのアザーンの、歌うように語られるイスラムの言葉を耳にするたび、自分たちが今、旅している世界の“肌触り”を確認することが出来るような気がしている。あとどれくらい、この肌触りの世界にいられるのか分からないけれど、2人にとってこの声の響きは、とても心地よくて心が落ち着くものだから…なんていうか、幸せです、こういう風に旅が出来て(笑)。

コメント

はじめまして。
お二人の旅と素敵なお写真をいつもこっそり拝見しています。
私も、アザーンを耳にすると一気に時空を超えてしまうような感覚になって、好きです。
これからインドに向かうとのこと、私もインドが好きなので、お写真楽しみにしています。
ではでは、よい旅を!

チヘさんへ。

初めてのコメント、ありがとうございます。

アザーンって、旅行者にとっては、本当に素敵な響きですよね。

今は、トルコのイスタンブールにて、やはりあの声が響きわたる町の中で、楽しく快適な日々を過ごしています。

次は、まずネパールに飛んで、そこからインドへと向かう予定。

また、楽しんで写真を撮って、ブログにもたくさん載っけたいと思います!

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