「Chai。」
町角のチャイ屋で、暖かく穏やかな秋の日の午後を楽しむ。
夏でもないし、まだ冬と言う感じでもなさそうだから、きっと今は“秋”なのでしょう。
サロンには、イスラム的装束に身を包んだ地元のオヤジたちが昼間から何をするでもなく、ただチャイを飲みながら退屈そうに“たむろ”している。水タバコをやっている人の姿も多く見かけるが、水タバコの容器のカタチは、エジプトやヨルダンで観たものとはまた違っているようである。“世界統一規格”ではないんだね、こういうのって。
それにしても、今までシリアではチャイをお金払って飲んだことがなかったんだけど(たいてい、宿ではタダで飲めたし。)、いざこうして外のお店で飲んでみると、1杯の値段が思っていたよりも以外に高くて、驚いた。…といっても今日のお店で20SPだから日本円で約40円くらいのものだったけれど、メシ1食が50SPくらいで食べられることを考えると…。まわりに座っているあのオヤジたちも、本当に同じ値段払ってるのかなぁ…!?